2ch黒猫スレまとめwiki

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匿名ユーザー

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日向「……ルリ姉、何してるの?」

黒猫「ビクッ!……な、何でもないわ! と、とにかく、用がないなら向こうへ行っていなさい!」

日向(今絶対ブラにパッド仕込んでたよね……。 ルリ姉には悪いけど、あんな風にはなりたくないな~……)



――数日後。

日向「……ってことで、あたしを沙織さんの弟子にしてください!」

沙織「ふむ……拙者に弟子入りしたいと申されるか……。 しかし拙者はまだ修行中の身、本来弟子をとるような身分では……」

日向「そこを何とかお願いします! あ、あたし、将来彼氏が出来てからあんな苦労すんの絶対ヤなの!」

沙織「う~む……おっしゃっておられる意味はよくわかりませぬが、他ならぬ黒猫氏の妹殿の頼みですからなぁ……。
   ……よし、承知した! この沙織バジーナ、日向氏の師匠役を快く引き受けましょうぞ!」

日向「やった! ありがと~! あたし、沙織さんみたい(な胸)になれるなら何でもするからね!」

沙織「よくぞ言った! そうと決まれば日向氏、今日から拙者にしっかりついてくるのですぞ!!」



――数週間後。

日向「いざ、出陣でござる!」

黒猫「待ちなさい。どこに行くつもりなの?」

日向「おお姉上! 今日はアキバで新作のガンプラを漁りに行く予定なのでござるよ~!」

黒猫「ア、アキバ!? ガンプラ!?
   それに……そ、その話し方はどうしたの? か、格好も何かおかしいわよ?」

日向「姉上、拙者は駅で師匠を待たせております故、他に用事がなければもう行ってもよろしいですかな? 」

黒猫「し、師匠ですって!? それってまさか…………あ、こら! 待ちなさい! 話はまだ終わっていないのよ!
   今すぐ戻って来なければ、あなたの今晩のおかずは闇に消え――」

日向「まあまあ姉上、そんな殺生なこと言わずに堪忍してくだされ。 ではさらばでござる! ニンニン!」

黒猫「ちょ、ちょっと!………………ど、どうしてこうなったのかしら……」



――数年後。

日向「燃え上が~れ♪燃え上が~れ♪燃え上が………………って! 歌ってる場合じゃないよ~!
   せっかく沙織さんに弟子入りしたのに、結局ぜんっぜん胸育ってないじゃん!
   明日は彼氏との初デートなのに、こんな貧相な身体じゃ嫌われちゃうかも…………orz」

黒猫「……どうやら、困っているみたいね?」

日向「ル、ルリ姉!」

黒猫「ふふ……。日向、あなたのその悩みを一瞬で取り除いてあげてもいいわよ?」

日向「ほ、ほんと!? お願いルリ姉! 何とかして!!」

黒猫「わかったわ、私に任せなさい。 ……でもまさか、あなたに“コレ”を継承する日が来るなんてね…………」

日向「……え? そ、それって、ま、まさか――」

黒猫「……“聖天使の衣”よ」

日向「いやぁぁぁぁぁ~!!!」


(終わり)

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