次女「ルリ姉! あたしのパンツに勝手に名前書いたでしょ!」
長女「夏はプールの授業があるもの。落としたり混ざったりして、他の人のと間違ったら大変だわ」
日向「パンツが混ざるかー! やめてよ! ほんとやめてよ! 学校ですっごい笑われたんだから!」
瑠璃「珠希が貰ってきた保護者だよりにも『持ち物には名前を書いてください』とあるわ。
あなたはがさつで、だらしがないのだから、尚更ちゃんと書かないと駄目よ」
地味「一年生と一緒にしないでよぉ……。おかげで今日は一日中、『パンツに名前を書く女』ってからかわれるし……。
前から言おうと思ってたけど、あたしのハンカチとかにも勝手に名前書くのやめてよ」
黒猫「あら、その件は家庭訪問で『几帳面でしっかしりたお子さんです』って褒められたわよ?
ふふっ、あなたの功績じゃないし、むしろ実際は正反対なのにね」
地味「『良い事してあげたわ』みたいなドヤ顔で得意ぶんな! その先生が、何気ない気持ちで
『五更も鉛筆や消しゴムには名前を書かないんだな?』って言った時も、クラスのみんなにからかわれたんだから!」
黒猫「そんなに厭なら、自分の洗濯物くらい自分でたたみなさい。そう言う所がだらしがないから心配なのよ
あなたは放っておくと、すぐ何か失くしたり、落としたりするのだから。物の扱いがなってないのよ」
地味「……書いてやる」
黒猫「何かしら?」
地味「ルリ姉のおでこにも、マジックで『高坂京介』って書いてやるぅ~!」
黒猫「な、何をするの。意味のわからない事はやめなさい」
地味「高坂君もヘタレで女の子の扱いがなってなさそうだもんね! 失くさないように書いておいてあげないと!
前に『瑠璃が一人で勝手にいなくなった時はショックだった』って言ってたしね!」
瑠璃「い、意味が違うでしょう、それは! な、その手に持っているのは油性じゃないの。放しなさい、ちょっと……!」
日向「ルリ姉もあたしの恥ずかしさを味わえ~~!」
長女「夏はプールの授業があるもの。落としたり混ざったりして、他の人のと間違ったら大変だわ」
日向「パンツが混ざるかー! やめてよ! ほんとやめてよ! 学校ですっごい笑われたんだから!」
瑠璃「珠希が貰ってきた保護者だよりにも『持ち物には名前を書いてください』とあるわ。
あなたはがさつで、だらしがないのだから、尚更ちゃんと書かないと駄目よ」
地味「一年生と一緒にしないでよぉ……。おかげで今日は一日中、『パンツに名前を書く女』ってからかわれるし……。
前から言おうと思ってたけど、あたしのハンカチとかにも勝手に名前書くのやめてよ」
黒猫「あら、その件は家庭訪問で『几帳面でしっかしりたお子さんです』って褒められたわよ?
ふふっ、あなたの功績じゃないし、むしろ実際は正反対なのにね」
地味「『良い事してあげたわ』みたいなドヤ顔で得意ぶんな! その先生が、何気ない気持ちで
『五更も鉛筆や消しゴムには名前を書かないんだな?』って言った時も、クラスのみんなにからかわれたんだから!」
黒猫「そんなに厭なら、自分の洗濯物くらい自分でたたみなさい。そう言う所がだらしがないから心配なのよ
あなたは放っておくと、すぐ何か失くしたり、落としたりするのだから。物の扱いがなってないのよ」
地味「……書いてやる」
黒猫「何かしら?」
地味「ルリ姉のおでこにも、マジックで『高坂京介』って書いてやるぅ~!」
黒猫「な、何をするの。意味のわからない事はやめなさい」
地味「高坂君もヘタレで女の子の扱いがなってなさそうだもんね! 失くさないように書いておいてあげないと!
前に『瑠璃が一人で勝手にいなくなった時はショックだった』って言ってたしね!」
瑠璃「い、意味が違うでしょう、それは! な、その手に持っているのは油性じゃないの。放しなさい、ちょっと……!」
日向「ルリ姉もあたしの恥ずかしさを味わえ~~!」