COMの能力について

試合ではCOMが入るクラブがほとんどです。
よく言われるのが、
「COMが変なポジショニングをする」「判断が遅い」
という人がいますが、ある面ではあってますがある面では間違っています。
COMのポジショニングは1人プレイ(1P)の時は全く悪くないのにプロクラブ(PB)の時に変な動きをするようになっているのでしょうか?
当然そんな事はなく、プログラミングで動いているだけです。
COMの動きはすごくオーソドックスでフォーメーションと相手の位置を意識する様にプログラミングされています。
COMの動きはすごく単純なのに変な動きをすると言っている人は
サッカーをよくわかっていないです。
そこでCOMを使えるプレーヤーとするためにCOMの能力を分析してみましょう。

COMの長所・短所について

短所
①足が遅い
②シュート精度が低い
③フィジカルが弱い
長所
①パスは正確
②垂直飛びでのヘッドが強い
③自分の能力を理解した守り方をする。

短所はわかってる人も多いですが長所についてはわかってない人が多いです。

COMの性格

〈基本〉

自分のエリアを意識して味方とかぶらない事を最優先に考え味方が来たら入れ替わろうとする。

〈攻撃時〉

常にゴールにつながるパス(ゴール方向)を考えている。
味方がうまく人を外せばDFからでも正確なロングボールを出す。
キープ力がありパス判断力は早い。
自陣ゴールエリアではクリアを最優先するがパスを出せれば落ち着いて出す。

〈守備時〉

常にディレイを行い抜かれない守備をして守る。
最終ラインに入ると相手に裏を取られる事を嫌いオフサイドにする事は考えず、下がり続ける。
基本的にフォーメーションの形は守り陣形を作ってゾーンディフェンスを行う。
常に攻撃人数を数えながら最低でも同数で対応する。

守備に関してはフォーメーションを守り、数的バランスを保つ事を最優先します。
相手の攻撃人数を見て守備人数が足りていれば必要以上に下がろうとはしません。
例えば2人に攻められていれば2人で対応します。

なんとなくCOMが頼りないからとCOMの守っているゾーンに入ってしまうとCOMは入れ替わろうとします。
その時が一番危ないです。
入れ替わるとCOMは相手選手を外した状態になり、COMのポジショニングの正確さを消して
ゾーンディフェンスをわかってないプレーヤーによってだめプレーヤーにされてしまいます。
COMの人を外さない守備という最大の長所を消してしまいます。
COMに任せて邪魔をしない事を意識しましょう。
フォーメーションを壊さないように、COMに任せると結構防いでくれます。

だから、COMのとなりに自分が配置されたら左右変わらないように気をつけ、
COMが下がれば同列の選手は下がってあげる事が大事です。
一緒に下がらなければラインのギャップができてそこを相手につかれます。


COMの上手な使い方

  • COMのパス能力を生かす

  • COMをポジショニングでコントロールする意識を持つ
ある程度一緒に下がると自然とCOMがボールを取りに行くので
VPは裏のスペースをカバーリングするスイーパーの対応をすれば
リスクが少なくボールが取れます。
間違っても自分が獲りに行ってCOMにスイーパーをさせてはいけません。
自分がボールを取ると言うよりもCOMにボールを取らせる意識を持ちましょう。

COMに対してパス要求しない
攻撃時にはCOMは常にパスコースを探しています。
ボールをとった瞬間にパスコースがあればダイレクトですぐボールを出してくれます。
ある程度キープもするのでパス要求はせずパスコースを作って選択肢の一つになってあげましょう。
COMのパスを出す判断基準は
①守備選手を外している
②ボールより前にいる選手
③サイドよりも中央にいる選手
④前を向いている選手
どれもサッカー選手と同じ判断基準でパスを出します。

COMはパスの優先順位(サイドより中央、横パスより縦パス)を意識して
パスを選択しています。
引き出し方がうまければスルーパスも出してくれますし、
意味のない所にいればパスは全くもらえないでしょう。
自分がフリーと思ってパス要求をする選手がいますが、サッカーの流れを読めていない選手が多いです。
パスの選択は出し手にあり受け手にはありません。
COMにパスの選択肢を作ると考えてポジショニングする事が大事でCOMのパスポイントがわかる人は受け手としても優秀です。

どうしてもわからない人はL1ボタンの自動ポジショニングを使って
COMがどういう位置取りをするのか考えながらやってみましょう。

つまりCOMの能力の活かし方は
守備時は周りの選手がCOMの動きに同調して隣に配置された選手は絶対に入れ替わらず、
COMと一緒にゾーン守備での対応を行います。
攻撃時にはパスを引き出せるように常に気を使いCOMを信頼してパス要求をしない事が大事です。
COMも1選手と認めて一緒にプレーするようにしましょう。

これである程度COMの能力は引き出せますが、精度の高い攻撃はどうしても防ぎようがないのであきらめましょう。
ただCOMと同調することでチームでボールを取るというサッカーの守備をすることができます。

この性格を理解すればポジショニングは結局COM中心ということになり、
COMが近くにいると抜かれない守備をするために引かざるを得ず、獲りに行く守備はできません。
周りの選手が気遣う事が必要になるので
COMがいる時の戦い方というのはある程度限定されてきます。

抜かれない守備をするのでポゼッションには向いていません。
COMが多い時はカウンター狙いで行くしかないでしょう。


COMが多い時のお勧めの戦い方

参加人数2~4人の場合
 少人数でやる時は、戦い方はシンプルです。ひたすらカウンターを狙いましょう。
 フォーメーションは5バックまたは4312など中央に人数のいる4バックにしてVPは前の選手を埋めます。
 攻守分業で守備はCOMに任せて手数少なく、前の選手の連携で攻めていきましょう。

 試合時の考え方としては、ある程度敵に攻め込ませて攻める際のスペースを作り
 COMが守備をしている間はパスを引き出すポジショニングをして味方の配置を見てどうやってカウンターをするかのイメージを持ちましょう。ボールを引き出したら必ずシュートまで持っていくようにしましょう。

 単純なクロスやゴリ押しされて点を決められたりするかもしれませんが、それよりも相手が攻撃に失敗した時に鋭いカウンターを見せて相手にミスができないというプレッシャーを与える事が大事です。

 この戦い方で一番肝心なのは
 ある程度の失点は仕方がないと腹を決めてやられたらやり返すと割り切ってプレイする事です。
 守備時は我慢して待ち攻撃は必ずシュートで終わると決めて戦いましょう。

 カウンター戦術が成立するのは後ろの守備と前の選手の攻撃力です。
 後ろはCOMがある程度守ってくれるので後は前の選手の攻撃力次第です。
 前の選手は常にお互いを見て連携する事を考えながらシュートまでもっていきましょう。

 1、2点取られるのは想定内で3点取れない前の選手の責任というぐらいに考えましょう。 
 サッカーは相手よりも1点でも多くとれば勝てるゲームです。
 2点とられたら3点、3点なら4点とればいいと考え攻撃する事に集中しましょう。

参考動画
 

 2topで崩している動画です。 
 相手もCOMの多い所としかやってませんが能力押しの攻撃だけでなく、
 相手の逆を突くプレーをしているのでVPに対しても効く攻撃が多いです。
 2人が必ず連携する事を意識しているのと縦に早く攻める攻撃を参考にして下さい。
 ある程度スキルが必要ですが、攻撃の連携は楽しめると思います。

 例えば、センスのある人が4人集まればフォメーションは5212または4312でVPが前3人とGKに入れば人数の多いチームにも勝てると思います。
 前3選手はカウンターの攻撃の連携を楽しんでGKはセービングの見せ場を作れると思います。

戦い方はシンプルなので最初はこの戦い方で相手を崩すことを覚えた方がいいでしょう。

サッカーは自由にプレーできるゲームなのでいろんな戦い方を考えましょう。
最終更新:2022年07月25日 11:21