最近の研究

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最近の研究

2012年度研究テーマ


2011年度研究テーマ

 1.紙をインタフェースディバイスとしたシステムのデザイン研究
 2.影をインタフェースディバイスとしたシステムのデザイン研究
 3.3Dインタラクティブ・プロジェクションマッピングのデザイン研究
 4.インタラクティブ・モーションダイヤグラムのデザイン研究
 5.親と子のコミュニケーションを支援するツールのデザイン研究
 6.震災被災者を支援する情報システムのデザイン研究

2011年度卒業研究

  • 研究テーマ 紙の特性を活かしたタンジブルインタフェースの研究(仮) /久保島
研究の目的:紙の特性と物理的質感を活かしたインタラクティブなインタフェースの実現。背景・狙い・効果:グラフィックUIではインタラクティブな実体感のある情報のフィードバックがない。形のない情報を直接触れることができるUIにより、操作のリアルさと直感性、物理的なフィードバックを得ることができる。提案のシステム:ショッピングモールなどの案内リーフレットにプロジェクターで最新の情報を追加。またユーザの操作に反応する。紙に限定せず他のものも検討中。ソースコード

  • 研究テーマ 影による人の気配(仮) /西本
ものに光が当たると影があらわれる。その「もの」が人の場合、それは「人の気配」となり人の存在を知らせるものとなりうる。その「影による人の気配」を有効に利用したデジタルツールの開発をする。情報を直接アウトプットするのではなく「気配」という曖昧な方法で間接的に伝えることに奥ゆかしさや和の心、美しさを伴うデジタルツールの実現を目標とする。上の画像は影の行列に自分の影を並ばせる影行列のデジタルサイネージのアイデアである。自分の影の動きに応じた反応インタラクションと、偽の影と自分の影が重なったところにそのお店のショッピング情報を表示する。現段階では「人の気配」と情報のアウトプット方法が上記の目標と異なっているため、さらに有効なアイデアを検討中。

  • 研究テーマ 帰宅困難者に安全な帰宅を促すアプリケーション開発 /筒井
私自身が3月11日に帰宅困難者となり、情報がいかに重要なものかを痛感した。これを機に帰宅困難になった人にアンケート調査を行った。特に気になったのは以下の2点である。1点目は、自分の身の回りの情報を得ることが難しかったことだ。テレビやラジオでは被災地の報道が主で、首都圏の被害の情報は詳しく報道されなかったため、帰宅困難者の不安を大きくした。2点目は、帰宅しようと判断する時に様々な要素を検討しなければならないことである。安全な帰宅のためには正確かつ膨大な情報が必要になってくる。これらを踏まえ、帰宅困難者が帰宅に踏み切る際、各々の判断の1つの指標となるデジタルコンテンツを開発する。自分の状況や居所を入力すると、安全帰宅可能性がパーセンテージで表示され、帰宅ルートが提示される、またはその場に留まるように忠告されるといった概要で、システムやインターフェース等を検討中である。

  • 研究テーマ 3Dプロジェクションマッピングを用いたインタラクティブな情報スポット /葛西
テクノロジーは常に進化を続けている。これは、映像表現にも大きな可能性をもたらしている。3Dプロジェクションマッピングも、そんな次世代の映像方法である。私は、この技術にインタラクティブな演出を加えた情報スポットを創ることにした。導入場所は空港である。その理由は、空港の数・利用者数が多く、また旅客の集配拠点であるからだ。従って影響力が大きいと考えた。さらに、利用者の目的が様々で多くの情報が存在しており、それを一元化する意義があると考えたからである。情報を欲する人が、必要な情報のみを引き出す。そういったシステムを構築していく。

  • 研究テーマ 父親と子供のコミュニケーションを支援するツールのデザイン研究 /小柴
親子のコミュニケーションの中で「父親と子供のコミュニケーション」について研究をしている。具体的には「一緒に学ぶ」ことを考えている。父親のコミュニケーションは2つの要素に分けられると考えている。「会話」と「行動」だ。父親は母親と違い、威厳を保つことが大切である。その為、母親よりも会話は少ないが、行動によって信頼関係を示す傾向がある。その特製を活かして「肩車で一緒に学ぶ」ことを目標としている。力強さを子供にアピールでき、威厳を保てる。また、子供との距離が近い為、密なコミュニケーションをとれるからだ。ソースコード

  • 研究テーマ ショッピングモールでのスマートフォンと連動したデジタルサイネージの提案 /池田
ショッピングモールの来場者には目的もなく、『休日だし、暇つぶしにでも行こうか』という人々が多い。そういった人々は場内で、どの店に行くかどうかを決定している。つまり買う行為そのものより、その過程を重視している人々が多いということになる。そこで私はこの『次の店を決める』事を楽しくするデジタルサイネージを提案したい。具体的にはショッピングモール内の各地にデジタルカーペットを設置する。そのデジタルカーペットにスマートフォンを持って近づくと、近くのユーザーに合った店に誘導してくれると行った物を考えている。技術としてはスポットごとに設置した無線LANで個人認証をすることで個人とユーザーがいる場所を判別する予定である。これからの課題として、いかにユーザーに興味を持ってもらえるか、一度だけでなく継続して使ってもらえるかどうかを検討していく必要がある。

  • 研究テーマ 好奇心を刺激し、子供の自立心を育てるツールの研究(仮) /神林
核家族の増加や自然破壊などにより、幼少期のこどもの直接体験が減少し、ほとんどがゲームなどの間接体験の中でしか体験することができなくなっている。このことは、運動能力や感覚能力の成長を妨げ、結果、自立した生活ができない原因となっている。これを解消するためには、「好奇心」を持ち今ある環境の中で直接体験をすることが必要。子どもの自然な好奇心を養うために「のぞく」という行為に着目し、好奇心を習慣化させ、様々なシーンで自発的な行動ができるようにする。今後は具体的なシステムやインターフェースを検討していく。

  • 研究テーマ 公共空間における特定他者への匿名による意思伝達を支援するシステムのデザイン研究 /冨田
公共空間において、見知らぬ特定の人物に対して、文字や画像、音などを用いて匿名でメッセージを表現する「さりげない意思伝達」支援システムを構築する。
これによりまわりにいる見知らぬ人からメッセージを投げかけられた人物の行動にどのような変化が生じるのかを観察し、「さりげない意思伝達」による暗黙的なコミュニケーションや、その場の人間関係の改善、或いは促進、調和の可能性を探る。


2010年度卒業研究

駅構内のインタラクティブ情報フロア 影を使ったデジタルサイネージ 向こうから来る人影による誘導
暖簾(のれん)インタフェース インタラクティブCD視聴機 紙の折り曲げによるインタラクション
山ガール向け情報サイト 「和」さりげない意思表示の研究
ジェスチャー操作で録画するお母さんの料理 頭をなでることで記録する園児の活動記録 空間認識力向上のためのブロック遊具


2009年度卒業研究

ことつぼ-のぞく行為を利用したコミュニケーションツール RFIDタグを用いた園児の行動記録
保育園のインタラクティブ情報掲示板 離れて生活する家族のためのコミュニケーションツール
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