Lib UTAU ヘルプ
クラスリファレンス
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目次
- TUtauData
- Lib UTAU の中心となるクラス。パイプファイルの内容全体を管理する。
- 1 つの TUtauSectionVersion クラスインスタンスを保持する。
- 1 つの TUtauSectionSettings クラスインスタンスを保持する。
- 複数個の TUtauSectionNote クラスインスタンスを保持する。
- TUtauSectionVersion
- [#VERSION] セクションの内容を管理するクラス。
- パイプファイルのバージョン間差異を吸収するための機能も持つ。
- TUtauSection から派生している。
- TUtauSectionSettings
- [#SETTING] セクションの内容を管理するクラス。
- 原音設定を統括している。
- TUtauSection から派生している。
- 1 つの TOtoIni クラスインスタンスを保持する。
- TUtauSectionNote
- 音符セクション([#0001] など)の内容を管理するクラス。
- TUtauSection から派生している。
- TUtauSection
- セクション管理の基礎的な機能を提供する基底クラス。
- TOtoIni
- oto.ini に記載されている原音設定全体のデータを保持するクラス。
- 複数個の TGenonSettings クラスインスタンスを保持する。
- TGenonSettings
- oto.ini に記載されている原音設定 1 行分のデータを保持するクラス。
- TPointD
- 二次元座標(X, Y)を浮動小数点で保持するクラス。
- TWaveData
- WAVE ファイルの内容を管理するクラス。
- 関数
- Lib UTAU で使用しているユーティリティー関数。
- 定数
- Lib UTAU で定義している定数。
命名規則
クラス名
- クラス名は大文字の T から始まります。単語の先頭は大文字、それ以外は小文字です。
- 例:TUtauData
関数名
- クラスメンバ関数
- 大文字で始まり、単語の先頭は大文字、それ以外は小文字です。
- 例:TUtauData::AddSectionNote()
- 必ず成功する単純な Getter(変数の取得関数)は、取得したい変数の名前が関数名になります。返値で取得したい変数の値(または変数へのポインタ)を返します。
- 例:TUtauSection::Parent()
- 失敗する可能性がある Getter は、GetXXX(XXX は取得したい変数の名前)という関数名になります。返値は status_t 型で、引数に取得したい変数の値(または変数へのポインタ)を格納します。
- 例:TUtauSection::GetValue()
- Settter(変数の設定関数)は、SetXXX(XXX は設定したい変数の名前)という関数名になります。返値は status_t 型で、引数で設定したい変数の値を渡します。
- 例:TUtauSection::SetValue()
- 大文字で始まり、単語の先頭は大文字、それ以外は小文字です。
- グローバル関数
- すべて小文字、単語と単語の間はアンダースコアで連結します。
- 例:string_to_vector_string()
- すべて小文字、単語と単語の間はアンダースコアで連結します。
定数
- 定数はすべて大文字で、単語と単語の間はアンダースコアで連結します。
- 例:KEY_NAME_TEMPO