教員の問題関心「2」:補足説明

※学部生を対象とした、上記問題関心に対する補足説明

 「2」については、「教員紹介」の「職歴」の欄にも記しましたが、母校の大学院経済学研究科・商学研究科が採択された21世紀COEプログラムにおいて、歴史分析班に属して3年4ヶ月、研究員を務めた経験が大きく影響しています。
 エネルギー資源を獲得して、経済成長に関わる原料資源に充てるにとどまらず、支配を及ぼしていた「植民地」で、従来のエネルギー市場に、自らが獲得したエネルギー資源(※この場合は石炭)を供給し、かつ、エネルギー市場を石炭市場へと新たに「塗り替え」ようとすることで(=再編成しようとすることで)、さらなる利潤の獲得を目論もうとした軌跡、というのは、同時代の世界史的観点から考えても、比較的珍しい事例であったと思います。広義には、「1」の問題関心に含まれるかもしれませんが、敢えて、別個の問題関心として掲げてみました。


最終更新:2011年05月27日 03:42
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