11話Q&Aと小ネタ

11話Q&Aと小ネタ



11話Q&A

公式サイトにも以下の用語集と、次回予告があります → http://steinsgate.tv/story/story11.html
【用語1】 42型ブラウン管
【用語2】 側頭葉に蓄積された記憶に関する神経パルス信号の解析
【用語3】 パルス信号
【用語4】 タイムリープ
【用語5】 現在を司る女神作戦(オペレーションベルダンディ)
【用語6】 レイヤー
【用語7】 コミマ
【用語8】 「ぬるぽ」「ガッ」
【用語9】 VIPで安価
【用語10】 おまえは知りすぎた 


Q:鈴羽の「色仕掛け」とは何だったのか

A:服を脱ぐところまでは良かったが、次に鈴羽は脱いだジャージでミスターブラウンの視界を奪う作戦に出た。
これは鈴羽が常識知らずな事の現れなのか、脱ぎたての服を嗅がせて注意を引くという高度な色仕掛けだったのかは不明。
原作では、ミスターブラウンの顔をジャージで締め付けることに成功。
結果、ブラウン氏は高度の色仕掛けで非常に機嫌がよくなり、鈴羽からキモがられた。

Q:リフターって何?

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
A:リフターについては以前05話のQ&A登場した時に詳しく書いてあるのでそちらを参照。

簡単に言えば、SERNがLHCによって発生させたカー・ブラックホールをタイムトラベルに利用するために使用している装置。
紅莉栖は電話レンジ(仮)の中では小型のLHCと同じ現象が起きていると推測したが、
カー・ブラックホールは電話レンジ(仮)の中で発生しているとしても
リフターに相当する装置が電話レンジ(仮)のどこにも存在しないのが今まで謎だった。

原作では、リフターはカー・ブラックホールに電子を注入して重力場を制御するための装置とされている。
LHCにはこのリフターが設置してあるが、注入する電子は多すぎても少なすぎても失敗して完全な効果が得られない為にSERNは調整に苦労し、タイムマシンは今まで不完全なままとなっている。
ラボでは偶然に42型テレビがリフターの代替物として働いている。


ブラウン管テレビがリフターとの関連性
A:上記のようにリフターとはブラックホールに電子を注入して重力場制御をするための装置だが、
  1. ブラウン管内では電子銃から電子が発射され、電子が蛍光面に衝突して光を発し画像を映している。
    この、ブラウン管が電子を発射するための機構を備えているのが一つ目。
  2. 一般に実際に知られているリフターとはイオンクラフトの事だが(05話のQ&A参照)、
    そのリフター(実際はイオンクラフト)は以前、謎の仕組みで物体が浮遊するために反重力で浮遊していると主張する人もいた。
    この、反重力というのが劇中のブラックホールの「重力場制御」に関係するというのが二つ目。
  3. イオンクラフトを作成するには数万ボルトの電源が必要で、それにはしばしばブラウン管テレビが分解されて内部の装置が利用される。
    この、リフター(イオンクラフト)作成自体にブラウン管が必要であるというのが三つ目。


Q:タイムリープって何?

A:時間と場所を一気に跳躍して、現在とは別の時間、場所に行く能力。
『時をかける少女』が有名。

シュタインズ・ゲートでは、大まかには以下の3段階の技術を使って、記憶だけの時間跳躍が行われる。
1)脳の記憶のデータ化
2)ブラックホールを使ったタイムマシンでの過去へのデータ送信
3)過去でのデータ受信および脳への記憶の復元


Q:ほんとに記憶をデータ化とかできるの?

A:
+ 原作の要約※ネタバレ
人間の記憶に関する神経パルスパターンをすべて解析したというのが、牧瀬紅莉栖とその研究チームの成果だった。
また、紅莉栖の通う「ヴィクトル・コンドリア大学」の精神生理学研究所が「ヴィジュアル・リビルディング(VR)」技術を数年前に開発している。
(VR技術は、シリーズ前作『カオス・ヘッド』にも登場)
これは簡単に言えば、ビデオカメラなどの映像機器に映したの風景の映像信号を、神経パルス信号に変換する技術。逆に、神経パルス信号を機械の電気信号に変換することも可能。
目の見えない人でも、風景映像を神経パルスにコンバートすると視覚が得られる、など。
この2つを組み合わせると、脳の記憶に関する神経パルスをデータ化する事ができる。

この技術を悪用すれば電磁波によって、他人の思考を盗撮したり、五感・感情・記憶などを遠隔操作することが可能になる
危険きまわりない技術で、1998年にクリントン米大統領が他人をコントロールする方面への研究に規制をかけたというのが
『カオス・ヘッド』で登場した設定。
原作ゲームではSERNをハッキングした際のZプログラム(タイムマシン研究)の資料の中で、
Zプログラムと並ぶプロジェクトとしてこの電磁波研究の存在が挙げられている。

※作品内のVR技術とは異なるが、実際に下記のような技術は存在する
(実例1)盲目を救う「人工の目」 http://magicbook.e-maga.jp/topic/2865
(実例2)盲目の人が再び光を取り戻すことができるカメラ http://digimaga.net/2009/03/bionic-eye-gives-blind-man-sight



Q:タイムリープの記憶データを受信する側はどうなるの?

A:
+ 原作の要約※ネタバレ
Dメールと違い、ポケベルの時と同様に電話として発信する。その際にデータの他にプログラムが付与される。
過去の自分が着信してケータイに出るとデコードされ、神経パルス信号がケータイ送話口から0.02アンペア程度の微弱な放電現象として発せられ、電話を耳にあてている受信者のコメカミ(側頭葉)付近に放射される。
側頭葉には海馬傍回という記憶を貯蓄する場所があるが、そこへ神経パルス信号を送信すると同時に、ケータイからは前頭葉を刺激する神経パルス信号も発射し、前頭葉から側頭葉への“トップダウン記憶検索信号”という記憶を思い出すときに発生する信号を意図的に発生させる。
これにより過去の自分は、受信した未来の自分の全記憶を強制的に“思い出す”事になる。
未来の記憶を思い出すのに必要な時間は1秒未満。

※過去の自分が電話に出ない場合はタイムリープに失敗するが、記憶のコピーを送っているだけなので過去の自分に届かなくても現在の自分がおかしくなるわけではなく、何の影響もない。もう一度送り直せば良いだけ。
※現在保存したデータを次の日の自分に直接使ったりもできるが、現在の記憶というのは未来の自分も当然持っている記憶で、むしろ保存時以降の記憶を喪失する危険性もある。
※送信者と受信者が異なる場合は、記憶や人格に重大な障害が出る可能性が高いので自分以外へは発信しない事。自分の携帯が他人が使う事態にも注意が必要になる。
※2日以上前への送信は脳構造の差異が大き過ぎて、過去の自分に記憶や人格に重大な障害が出る可能性が高いので一度のタイムリープは48時間が限界。もっと戻るには複数回の連続使用をする。


Q:電話レンジ(仮)では記憶を圧縮するには力不足って、意味わからないんだけど

電話レンジ(仮)ではDメール実験の結果、36バイト+αを超えたデータは過去に送られずに消滅してしまう事がわかっている。
人間の全記憶の神経パルス信号をデジタルデータに変換すると、当然36バイトには収まらないのでデータを圧縮しなければならないが、
紅莉栖は電話レンジ(仮)ではそれは不可能だと思っているらしい。しかし今のところ代案はない。

+ 非可逆圧縮という言葉の意味が分かる方
突っ込まないのが優しさ
+ 設定資料集では
『科学ADVシリーズ マニアックス』によると、宇宙全体に現実とは異なるデジタル的な法則が働いているということを暗に示しているとの事。
世界観が繋がっている科学ADVシリーズ前作『カオス・ヘッドでは世界の開発者を名乗る存在がチートコードを作るなど、
どうやらメタフィクション的な世界観である可能性を節々で匂わせている様子。


Q:秋葉原って消えて無くなったんじゃないの?

A:10年前から萌えが秋葉原から消えた(萌え聖地が中野に移動した?)世界線になっただけで、秋葉原自体は消えていない。
パソコンやパーツショップなどはこの世界線でも栄えているらしく、リープマシンの機材も秋葉原で揃えた。
また、UPXや大ビルなどのような新しく大きな商用ビルなども同じように存在するので街の規模としては10年前から同じように発達しているらしい。


Q:萌郁はどうしてタイムマシンの事を知っていたか

A:萌郁がDメールをした後の世界線(ダイバージェンス0.571015)では、まゆりは萌郁の事を知らないと言ったが、
るかがDメールをした後の世界線(ダイバージェンス0.523299)で、まゆりは萌郁は岡部に連れられてラボに来たことがある、と証言していた。また、萌郁は相変わらずIBN5100を捜索している様子だった。
その時や、フェイリスがDメールを送った後の世界線、また岡部がDメールを送った世界線、の3つの世界線では萌郁がラボメンなのかどうかははっきりしていなかった。

11話の世界線では萌郁がラボメンになっておりタイムマシンの存在を知っている事が判明した。
おそらくタイムマシンの存在を知られてしまい、秘密を守らせるために岡部が無理矢理ラボメンに指名したという以前の世界線と同じ流れだと思われる。
となると、Dメール実験にも参加させたかもしれない(内容は違うかも知れない)。


Q:レイヤーのフブキちゃんって?

A:まゆりがコスプレ衣装を提供しているコスプレイヤー友達。(まゆり自身はコスプレはしない)
原作では、まゆりと同い年でボーイッシュ、去年は星来コスプレをしてセクシーだったという設定。
その他、カエデちゃんという戦国時代にはまっていてスタイル抜群の女子大生の友達もいる。


Q:なぜ紅莉栖は自分が@ちゃんねらーと認めたがらないのか

A:元ネタの「2ちゃんねる」は、テレビなどで攻撃の的にされる事が多かったり
メディアに登場する識者()曰く「便所の落書き」と呼ばれたり
攻撃的な口調や内容が日常的に使われる環境のため、世間での印象は悪い。
このような場所の常連だと知られれば、どのような偏見を持たれるかは容易に想像出来る。


Q:荷物を持ったまゆりに話しかけてきた人は誰?

A:さんぽの店員。まゆりは岡部やダルと同じくさんぽの常連である。


Q:岡部はなぜシャワーの水音がする、どうみても人が入ってるシャワー室を開けたの?

A:不安と焦りで正常な判断ができていなかったと思われる。
原作では、アニメと違いラボのドアの鍵が開けっ放しであり、侵入者による拉致や殺害を疑ったときに水音が聞こえてきて、ヒッチコックの「サイコ」でシャワールームの女性が滅多刺しにされる有名なシーンを連想してつい反射的に開けてしまった。


Q:岡部はなぜ謎の脅迫メールが来たことを秘密にしたの?

A:ラボの女子2人を不安にさせる訳にはいかないので。



(END)

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最終更新:2011年08月19日 19:03
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