FaceTimeの使い方

FaceTime：フェイスタイム(テレビ電話)の使い方
ここではiPod/iPhoneのFaceTime(テレビ電話)の使い方を紹介します。なお、FaceTime(テレビ電話)を楽しめるのは、フロントカメラを搭載した

iPod touch (2010年発売の第四世代以降)
iPhone (2010年発売の第四世代以降)
iPad (2011年発売の第二世代以降)
Macパソコン (Mac OS X v10.6.4 Snow Leopard以降)

のみです。ご注意下さい。

FaceTimeで受話するためには
FaceTimeで受話するためには、ネットワークに常時接続している必要があります。携帯電話ネットワークに接続しているiPhone/iPad Wi-Fi+3Gモデルは問題ありませんが、 Wi-Fi接続しか持たないiPod touch/iPad Wi-Fiモデルでは、本体がスリープに入るとネットワーク接続も切れてしまいます。これらのモデルでは、スリープ中はFaceTimeの呼び出しを受けることは出来ません。

FaceTimeの初期設定
携帯電話ネットワークに接続できないiPod touch/Macの場合は、FaceTimeの使用を開始する前に、最初に１回初期設定が必要です。メールアドレスとAppleIDをひもづけを行う作業です。
なお、この作業はiPhoneでは必要ありません。

１．		iPodを購入直後に(FaceTime)アイコンをタップすると、左のような画面になります。 FaceTimeを利用するには、無線ＬＡＮ接続とＥメール、そして連絡先(電話帳)の設定が必要です。 FaceTimeを開始する前に、まずこれらを設定しておいてください。 (ただしＥメールについては、iPodでなくてもパソコンに受信環境があるだけでもＯＫです。) iPod/iPhone/iPadの無線ＬＡＮ(Wi-Fi)の使い方 iPod/iPhone/iPadのＥメールの使い方
２．		iPodを無線ＬＡＮに接続しましたか？それでは改めて(FaceTime)アイコンをタップしてFaceTimeを起動しましょう。左の画面で「さあ、はじめよう！」をタップします。
３．		Apple IDの入力最初にApple IDの入力が必要です。 iTunes Store等で登録した、あなたのApple ID(=メールアドレス)とそのパスワードを入力します。そして「サインイン」をタップしてください。まだApple IDの登録を行っていない人は「新規アカウントを作成」をタップして登録してください。なお、Apple IDの登録は、パソコンで、iTunes経由でも行うことが出来ます。詳しくはiTunes StoreへのApple ID登録、iTunes Music Cardの登録のページをご覧ください。 iTunes StoreへのApple ID登録、iTunes Music Cardの登録
４．		Apple IDにひもづけるメールアドレスの登録つづいてさきほどのApple IDにひもづけるメールアドレスの登録を行います。「アドレス」欄には、Apple IDが入力されています。通常はApple ID=メールアドレスなので、このメールアドレスをそのまま利用するときは、画面右上の「次へ」をタップするだけでＯＫです。するとFaceTimeの「連絡先」画面に切り替わります。 FaceTime通話の開始の画面に進んでください。もし今までにApple IDに登録したメールアドレスの「確認」操作を一度もやっていないと、左下図のように「メールをチェック」のボタンが現われます。これをタップするとメールアプリが起動します。あとは下の「５．Apple IDの連絡先メールアドレスの登録」の説明に従って手続きを進めてください。 Apple IDとして利用しているメールアドレスが古くて今は使っていないとか、iPad/iPhone/iPodの受信用にはGmailなど別のメールアドレスを使っている場合は、ここで「アドレス」欄に、新たにApple IDにひもづけたいメールアドレスを入力した上で、画面右上の「次へ」をタップします。なお、Apple IDにひもづけるメールアドレスの設定と確認は、ブラウザでアップル社の提供する My Apple IDのページにログインして実施することも可能です。 My Apple ID(アップル)
５．		Apple IDの連絡先メールアドレスの登録 Apple IDとして利用しているメールアドレスを新たに設定し直したときは、そのアドレスにアップルから左上図のようなメールが届きます。このメールのなかの「今すぐ確認」をクリックします。するとブラウザが開いて、左中図の様なMy Apple IDのページのログイン画面になります。ここで、再度Apple IDと、そのバスワードを入力し、右下の「アドレスの確認」ボタンをタップします。すると左下図の様な画面になり、メールアドレスの登録は完了します。 My Apple ID(アップル)

自分が持っている複数のiPad/iPhone/iPod/Macの間でFaceTime通話をしたい
iPhoneはその電話番号でデバイスを判別するので、そのままで個別に呼び出しが可能です。一方、iPad/iPod/Macでは、メールアドレスでデバイスを判別します。自分が持っている複数のiPad/iPod/MacのFaceTimeすべてに同じメールアドレスを登録すると、すべてのデバイスが一斉に呼び出されます。このため自分が持っているデバイスの間ではFaceTime通話を行うことができません。
しかし、FaceTimeで登録するメールアドレスは、かならずしもApple IDと一致している必要がありません。確認のためのＥメールが受信できる、生きているメールアドレスであれば、何を設定してもかまいません。もしあなたが複数のメールアドレスを持っているなら、これらを個別のiPad/iPod/MacのFaceTimeに設定することで、お互いの間での通話を行うことができます。多くのプロバイダでは、ひとりで複数のメールアドレスが使用できるようなオプションサービスを準備しています。このようなオプションを使って複数のメールアドレスを準備するのも良いと思います。

FaceTime通話の開始

１．		FaceTime通話相手の選択 iPhoneの場合 (電話)アイコンをタップし、「連絡先」または「よく使う項目」からFaceTime通話相手を選択します。 iPod touchの場合 FaceTimeの初期設定が完了した上で(FaceTime)アイコンをタップすると、左図のように「連絡先」の画面になります。この中「連絡先」または「よく使う項目」からFaceTime通話相手を選択します。注意：FaceTime通話を行うには、そのときに自分も相手も無線ＬＡＮに繋がっている必要があります。 iPod/iPhone/iPadの無線ＬＡＮ(Wi-Fi)の使い方
２．		iPhoneの場合通話相手の詳細画面をスクロールすると、右下にボタンがあります。これをタップします。 iPod touchの場合通話相手の詳細画面をスクロールすると、左下にボタンがあります。これをタップします。
３．		その人の連絡先にたった一つのiPhone/iPodの電話番号／メールアドレスが登録されている場合は、すぐに相手の呼び出しが始まります。その人の連絡先に複数の電話番号／メールアドレスが登録されていたときは、左図のような画面になります。 (上:iPhone/下:iPod touch) iPhoneの場合は、FaceTimeが使用できるメールアドレスにはマークがついています。相手がiPhoneの所有者の場合は、そのiPhoneの電話番号をタップします。メールアドレスをタップしても通話はできません。相手がiPad/iPod touchの所有者の場合は、そのiPad/iPod touchのFaceTimeに登録したメールアドレスをタップします。
４．		相手の呼び出しすると画面が左図のようになり、相手の呼び出しが始まります。画面の中心にはiPad/iPhone/iPodの前面カメラで撮影されたあなたの姿（左右反転）が表示されています。画面の上部には、呼び出し中の相手の名前が表示されています。注意: 常時携帯電話ネットワークに繋がっているiPhoneの場合は、本体がスリープ状態でもFaceTimeの呼び出しを受けることが出来ます。一方、iPod touchの場合は、本体がスリープ状態の場合はFaceTimeの呼び出しを受けることが出来ません。さらにスリープ状態だと、着信履歴も残りません。 iPod touchユーザーを呼び出すには、事前に他の連絡手段で、相手にスリープから復帰してもらっておく必要があります。
５．		通話の開始相手が呼び出しに答えてくれると、左図のような画面になります。画面の中心にはiPad/iPhone/iPodの前面カメラで撮影された相手の姿が表示されています。画面の右上には、前面カメラで撮影されたあなたの姿（相手のiPad/iPhone/iPodに写っている映像）が表示されています。
６．		画面の回転、カメラの切り替え iPad/iPhone/iPodを回転して横長に持つと、カメラの撮影方向も横長になります。画面の左上には、相手に送信している横長の画像が見えています。また、マークをタップする度に、送信に使うカメラが、前面カメラ／背面カメラに切り替わります。自分の姿だけでなく、周りの景色などを相手に伝えるのに便利です。「終了」をタップすれば通話が終わります。
７．		相手不在もし相手が「応答」しない場合、「拒否」した場合は、２分半の呼び出しの後、左図のような画面になります。この場合、相手の履歴には「不在着信」の記録が残ります。また、相手が無線ＬＡＮに接続していない場合、あるいは相手がipod touchで、スリープに入っている場合も左図のような画面になります。この場合は、相手の履歴に「不在着信」の記録も残りません。

FaceTime通話の受話

１．		相手からの呼び出し誰かからFaceTime通話がかかってくると、呼び出し音が鳴り、左図のような画面になります。画面の中心にはiPad/iPhone/iPodの前面カメラで撮影されたあなたの姿（左右反転）が表示されています。画面の上部には、呼び出し元の相手の名前が表示されています。画面下の「応答」と書かれたスライドバーをスライドさせると、受話出来ます。なお、FaceTimeの着信音は、手持ちの音楽ファイルから、簡単に自分で作ることができます。好きな音楽から無料でiPhoneの着信音/着メロを作る
２．		不在着信 FaceTimeの呼び出しに応えられなかった場合は、左図のように待ち受け画面にメッセージが残ります。また (電話)アイコン(iPhone)、 (FaceTime)アイコン(iPod touch)に不在着信の数が表示されます。