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(城……城ねえ)
左之助は、目の前の少女が出した提案を自分の中で考えた。
(いいんじゃねえのかなあ)
そして、少女の案に賛同することを決めた。
「分かった。付いてく」
「この位置なら歩けばわりとすぐ着くから」
「そう?」
城の方角は北。二人は北へ、北へと歩き出した。
途中まあ大体何事もなく平穏な道のりだったのでここでは割愛させていただく。


あと少しで城へ着くと安心した二人に、暗い影が忍び寄っているのを、まだ彼らは知らない。


「城はまだかよ?」
「あと少し」
「だって道のりに何もなくて暇「いいから行くわよ」
ああっ俺の台詞を遮りやがってと叫ぶ左之助を尻目に、シェルヴィはどんどん進もうとする。



――と。



二人の目の前に、一人の男が現れた。
そいつは暑くもないのにアロハシャツを着て、体はまるで悪魔。
また、わりと大きめな体。そして、頭にある赤い棘。どう考えても悪魔だと、左之助もシェルヴィも直感した。
「誰?」
正直、見ているのが不快だったが、シェルヴィは平穏を装い彼に聞く。
(おい、構うなって)
左之助のサインも気にせず、相手が答えるのを待つ。
「誰? 黙ってないで答えてよ」
「おめえらの考えてることなんてお見通しなんだよ」
突然口を開かれ、驚く二人。構わず男は続ける。
「オレっちはゴーヤ。ゴーヤってんだ。……最初に会ったのがオレっちだということを後悔しながら死ぬんだな!!」


二人とも、ハァ? といった表情だったが、ゴーヤがこちらを何かの棒で殴ってこようとしたところで、彼らの表情は一変した。


「お、おい!! こいつまじで俺達殺す気だよ!?」
「ど、どうするのよ! あなた私のパンツ見たんだから倒しなさいよ!」
「関係ない!!」

ゴーヤは猛攻をやめようとしない。
それどころかむしろ激しくなったように思える。
「これは……おい! この棒多分むっちゃ重いぞ!! しかも両手に持ってるし!」
「嘘!?」
「人間がオレっちに勝てるわけないな! せいぜい後悔しながら死んでいけ!!」
「……やるしか、ないの?」
「……」



こうして、




悪魔と、前途多難な二人の戦いの幕は切って落とされた。


【場所・時間帯】B2・田舎っぽい町(水色エリア)・昼前

【名前・出展者】シェルヴィ=トートス@HA
【状態】健康、未だ根に持ってる
【装備】なし
【所持品】基本支給品一式、大根@現実、がんもどき@現実
【思考】基本:殺し合いには乗らない
1.なによこいつ!?
2.城を目指す
※描写は省略しましたが、HAのメンバーと合流したげです

【名前・出展者】相楽左之助@るろうに剣心
【状態】健康
【装備】なし
【所持品】基本支給品一式、圧力釜炊飯器@現実、大量の鉄玉@現実、火薬@現実
【思考】基本:殺し合いには乗らない
1.おいおい、まじで殺す気かよ
2.簡易クレイモアの威力が気になる

【名前・出展者】ゴーヤ@コロッケ!3
【状態】健康
【装備】かなり重い金棒(両手)
【所持品】基本支給品一式、金棒(装備中)、不明支給品1つ
【思考】基本:殺そう
1.こいつらを殺す
2.それからはまだどうしようか決めていない

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