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「何が殺し合いで願い事が叶ったりだ。ったく、何なんだよあのコスプレ桃女」

赤色エリア、B6内の町。
赤みのかかった茶髪のロングヘアを纏めた後ろ髪を揺らしながら、その住宅街の隅っこでデイパックを漁る女性が居た。
顔つきは美人の部類であるものの、“表情”はそれを崩すかの様に不機嫌そのものであった。

 「お、あったあった……ッてざっけんなよな糞ッ!!」

ようやくデイパックから取り出した奇妙な機械を見た瞬間、女性――レヴィは思いきり、もたれかかっていた家の壁へと『それ』をブン投げた。付属していた説明書なんて人目もくれずに。
勿論『それ』――「全自動卵割り機」は耐えることが出来ず、大きく音を立てて壁へとぶつかって、一瞬にして原型を留めないガラクタへと変化した。
レヴィは勿論、そんなものなんて見たことがない。正直使いどころなんて、料理なんて一切しない彼女にとっては皆無であった。
そもそも卵割りなんて、普通手でするようなものだ。それは有っても無くても大して変わらないのかも知れない。彼女以外でも。

 「ん?全自動卵割り機ィ?」

それをブッ壊した後、レヴィははらりと落ちる紙切れを拾い上げて読んでみる。
何がアッと驚く主婦の味方、だ。彼女は笑う以前に呆れてしまった。いや、これはきっと彼女以外にでも通用することだろう。
そしてその役立たずなガラクタが入ったデイパックをもう一度漁りだす。
すると。

 「……ストライプI&II?」

先に説明書の方を見つけ、目を通す。
その紙切れに付いていたのは、青と黒のストライプ柄のストッキングであった。


 『ストライプI&II@Panty & Stocking with Garterbelt
  アナーキー・ストッキングが武器として使用する天界兵器。
  二振りの剣に変成させて使用する。
  その切れ味はセミトレーラーを両断するほどに凄まじい。』


……嘘臭ェ。と、そう思いつつも適当にそのストッキングを構えてみる。
正直とても格好が悪い。だらんと垂れ下がったそれで剣を持つ構えをしたところで、ミスマッチでこの上ない。
やっぱりガセだったじゃねーか、とレヴィが口に零そうとした瞬間――

 「ッ!?」



――ストライプI&IIは突如青白く光だし、みるみる形を変えていった。
  そして大きな光は消え、ストッキングは――



 「……おいおい、マジかよ」 

……仄かな光を放つ、二振りの剣へと姿を変えた。









【場所・時間帯】赤色エリア・B6・町・朝

【名前・出展者】レヴィ@BLACK LAGOON
【状態】健康
【装備】ストライプI&II@Panty & Stocking with Garterbelt
【所持品】全自動卵割り機@サザエさん(破壊済)、不明支給品二品
【思考】基本:乗り気ではないが、面倒な相手はブッ殺す
1:頭狂っちまったかな……
2:銃火器系統が欲しい


【ストライプI&II@Panty & Stocking with Garterbelt】
アナーキー・ストッキングが武器として使用する天界兵器。
二振りの剣に変成させて使用する。
その切れ味はセミトレーラーを両断するほどに凄まじい。

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