大石侑香

在学期間
修士(2007-2009), 博士(2009-)

関心テーマ

漁撈-牧畜論, 極北の人類-環境史,開発と北方諸族, 人類学的ポリティカル・エコノミー, ポスト社会主義社会研究, 毛皮の生産・流通, 過疎研究

関心地域

ロシア(西シベリア、ヤクーチヤ), 極北地域、日本(中山間地域)

所属学会

  • 2007年~ 社会人類学会
  • 2008年~ 日本文化人類学会
  • 2012年~ ヒトと動物の関係学会
  • 2013年~ 生態人類学会
  • 2014年~ International Arctic Social Sciences Association
  • 2014年~ ロシア史研究会

現地調査

2007年8月-12月 東京都多摩市
2010年1月-2月 モスクワ, ハンティ-マンシ自治管区において文献調査・予備的調査(ロシア)
2010年7月-12月 ロシア科学アカデミー考古学・民族学研究所シベリア支部にて文献調査(ロシア: ノヴォシビルスク), アルタイ共和国(ロシア)
2011年9月-2012年4月 ハンティ-マンシ自治管区においてハンティ人・森林ネネツ人を対象としたフィールドワーク(ロシア)
2013年11月-12月 ノボシビルスクにおいて文献調査

職歴など

2009.4-2012.3 日本学術振興会特別研究員(DC1)
2010.6     聖心女子大学 埼玉県岩槻市人形職人街の調査アシスタント(RA)
2011.9-2011.10 国立『自然と人』博物館においてエトノグラフィカ研修員(ロシア)
2013年度  総合地球環境学研究所「温暖化するシベリアの自然と人」プロジェクトメンバー
2013.9.2-9.17 北海道大学スラブ研究センター 鈴川・中村基金奨励研究員
2014.4-2015.7 首都大学東京社会人類学事務室臨時職員
2014.4-2018.3 科学研究費補助金基盤研究(A)海外学術調査「乳文化の視座からの牧畜論考―全地球的地域間比較による新しい牧畜論の創生」・研究協力者。
2014.11.9-11.15 Attending a PhD course within the UArctic Thematic Network "Arctic Extractive Industries" within the frame of COLD LAND workshop in M.K. Ammosov North Eastern Federal University(Russia), held in Neryungri.
2015.4-2016.3 国立民族学博物館特別共同利用研究員
2015.4-8 法政大学ティーチング・アシスタント(TA)
2015.5- 北極研究コンソーシアム(JCAR)人材育成WG準メンバー

受賞

2013年10月 銀色有功賞(日本赤十字社・献血70回)

研究業績

論文等

  • 2015 「トナカイ牧畜民の日常生活における水」檜山哲哉・藤原潤子(編著)『環境人間学と地域 シベリア 温暖化する極北の水環境と社会』京都大学学術出版会、pp.354-357、2015年3月30日。
  • 2015 「西シベリアの石油採掘と環境変化に対するハンティの反応」北海道立北方民族博物館『環境変化と先住民の生業文化:開発と適応(第29回北方民族文化シンポジウム 網走 報告)』一般財団法人北方文化振興協会、pp.41-46、2015年3月20日。
  • 2014 「西シベリア・タイガ地帯北部におけるトナカイ飼育の脱集団化過程と複合的生業の現在」『北海道立北方民族博物館研究紀要』23: 1-21、2014年3月20日。
  • 2014 "Reindeer Herding of Northern Khanty and Forest Nenets in the Post- soviet Era." in Proceedings of 2nd International Conference on "Global Warming and the Human-Nature Dimension in Siberia: Social Adaptation to the Changes of the Terrestrial Ecosystem, with an Emphasis on Water Environments" and the 7th Annual International Workshop "C/H2O/Energy balance and climate over boreal and arctic regions with special emphasis on eastern Eurasia" in Yakutsk: Russia, on 9th Oct. 2013. pp. 59-62.
  • 2014 「魚を食べるトナカイ:冬季追集作業における魚の給餌とその技術継承」『生態人類学会ニュースレター』19: 36-37、ウェブ上発行http://ecoanth.main.jp/nl.html、2014年3月。
  • 2012 「西シベリア・ハンティ―マンシ自治管区における石油開発とトナカイ牧畜民:ヌムトのハンティと森林ネネツ」中部大大学(編)『アリーナ』2012(14)、風媒社、pp.228-232。

書評

  • 2009 「十時厳周『産業人類学序説:工業化と文化変容』世界書院、1966年」中部大学(編)『アリーナ』2009(7)、風媒社、pp. 679-681。

報告書

  • 2015 「シベリア先住民の飲酒文化に関する社会人類学的研究」『平成25-26年度嗜好品文化研究会研究奨励事業[研究助成]報告書』pp.59-79、2015年4月。
  • 2014 「ハンティのテリトリー観念の変遷:ポスト社会主義時代の環境利用テリトリー」『高梨学術奨励基金年報:平成25年度研究成果概要報告』公益財団法人高梨学術奨励基金、2014年11月1日、pp.379-386。
  • 2008 「高齢者の集まる場:多摩老人福祉センターの事例に」『高齢社会から熟年社会へⅡ:都市形成過程における高齢者の多様化とそのセーフティネットワークの構築:平成19年度傾斜的研究費(都市形成に関わる研究)研究成果報告書』研究代表者・伊藤眞、pp. 98-113、千崎香澄と共著。

学位論文

  • 2009 「ポリティカル・エコノミーへの試論:20世紀における毛皮をめぐる政治経済と社会主義計画経済下のシベリア少数諸民族の毛皮生産」首都大学東京提出修士論文。
  • 2007 「日本の毛皮産業の展開:軍需・洋装化・毛皮獣飼育から」愛知大学提出卒業論文。

エッセイ

  • 2015 「トナカイと駆ける」北方道立北方民族博物館友の会・季刊誌『Arctic Circle』94: 10-11、2015年3月20日。
  • 2014 「暗闇の物語」北方道立北方民族博物館友の会・季刊誌『Arctic Circle』93: 10-11、2014年12月19日。
  • 2014 「はぐれたトナカイを迎えに」北方道立北方民族博物館友の会・季刊誌『Arctic Circle』92: 10-11、2014年9月26日。
  • 2014 「女性と針仕事」北海道立北方民族博物館友の会・季刊誌『Arctic Circle』91: 10-11、2014年6月27日。
  • 2014 「ハンティがトナカイ牧畜をやめるとき:周辺的社会をとらえる視点」北海道立北方民族博物館友の会・季刊誌『Arctic Circle』90: 14-17、2014年3月。

学会・口頭発表

  • 2015 「『毛皮の世界システム』以後の毛皮産業とシベリア少数民族」『ワークショップ アジアにおけるグローバリゼーション:衣食住から社会史を記述する』(科学研究費(若手B)平成23年度~平成26年度「生産現場における人とモノの関係性にみる社会主義経験の多様性と普遍性」研究代表者:風戸真理)、北星学園大学、2015年3月20日。
  • 2015 「牧夫が見張らない放牧?:西シベリア・トナカイ牧畜民の追集作業」『第54回 麻布大学野生動物学セミナー』麻布大学、2015年2月18日。
  • 2015 「シベリアのトナカイ牧畜から考える」『ヒトと動物の関係学会 関西シンポジウム:野生動物から家畜への道』大阪:あべのハルカス、2015年1月24日。
  • 2014 「西シベリアの石油開発と環境変化に関するハンティの反応」『第29回北方民族文化シンポジウム:環境変化と先住民の正業文化―開発と適応―』網走、2014年10月5日-6日。
  • 2014 “Marginal Decision System of Oil Development in North-western Siberia” in the Panel 'Extractive Industries in Areas of Indigenous and Local People: Comparing Strategies for Long-Term Viability.’ in 8th International Congress of Arctic Social Sciences, University of Northern British Columbia. 23th. May. 2014.
  • 2014 “The changes of the notion of land of Khanty in oil development in north-western Siberia” in the Panel ‘Development and pastoralists (Commission on Nomadic Peoples/NME panel)’ in Conference of International Union of Anthropological and Ethnological Sciences with 50th Anniversary Conference of Japanese Society of Cultural Anthropology, Makuhari Messe, 15th. May. 2014.
  • 2014 「シベリア先住民の飲酒文化」『第12回嗜好品文化フォーラム』京都新聞文化ホール、2014年5月10日。
  • 2013 "Reindeer Herding of Northern Khanty and Forest Nenets in the Post- soviet Era." in 2nd International Conference on "Global Warming and the Human-Nature Dimension in Siberia: Social Adaptation to the Changes of the Terrestrial Ecosystem, with an Emphasis on Water Environments" and the 7th Annual International Workshop "C/H2O/Energy balance and climate over boreal and arctic regions with special emphasis on eastern Eurasia" in Yakutsk: Russia, on 9th Oct. 2013.
  • 2013 「職業牧夫から個人経営へ:西シベリア、ヌムト湖周辺地域の脱集団化と複合的生業の現在」『鈴川・中村基金奨励研究員研究報告会』北海道大学スラブ研究センター、2013年9月9日。
  • 2013 「西シベリア・タイガ地帯の原油開発とトナカイ飼育民社会」『北海道中央ユーラシア研究会 第109回例会』北海道大学、2013年9月3日。http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/casia/pdf/No109.pdf
  • 2013 「小規模トナカイ飼育のテリトリー:西シベリア、タイガ地帯の森林ネネツとハンティの環境利用と隣人関係」『日本文化人類学会 第47回研究大会』2013年、6月8日、慶應義塾大学三田キャンパス。
  • 2013 「西シベリア・ハンティ‐マンシ自治管区の森林ネネツとハンティの現在」『「温暖化するシベリアの自然と人」プロジェクト平成24年度 第2回全体ワークショップ 公開セミナー「シベリア牧畜民研究のフロンティア」』3月22日、総合地球環境学研究所。
  • 2013 「魚を食べるトナカイ」『第18回生態人類学会』3月17日、徳島県勝浦郡。
  • 2013 「ヒトの居住範囲を越えるトナカイ」『第18回ヒトと動物の関係学会』3月9日、東京大学本郷キャンパス。
  • 2013 「民族スポーツ大会『トナカイ牧夫の日』にみる現代ロシアと北方諸族の諸関係」『スポーツ文化研究会2012』1月27日、一橋大学。
  • 2011 “Hierarchy and Vertically-Structured Society” Международной юбилейной научно-практической конференции»Шестой технологийческий уклад: мехонизмы и перспективы развития» , ЮГУ(『ヒエラルヒーとタテ社会』国際記念学術-実践会議第六回科学技術構造:発展のメカニズムと展望、国立ユグラ大学)、2011年10月14日。
  • 2010 «Представление и ностальгия о периоде социализма.» 08.12.2010г, Гумфак НГУ: Новосибирск.(『社会主義時代のイメージとノスタルジア』2010年12月8日、ノヴォシビルスク国立大学。)
  • 2010 «Историческое прекращение экономической системы у северных народов в Сибири.»27.11.2010г, Сибирский университет межднародных связей: Новосибирск.(『シベリア北方諸民族における経済システムの歴史的断絶』2010年11月27日、シベリア国際関係大学。
  • 2009 「シベリアの地下資源開発と少数民族の土地利用:中間アクターの考察から」『東アジア人類学研究会』11月例会・『仙人の会』共同開催、11月14日、慶應義塾大学三田キャンパス。
  • 2009 「毛皮生産のポリティカル・エコノミー―社会主義計画経済下のシベリア少数民族とその生業システムの変遷」『文化人類学会関東地区研究懇談会 博士論文・修士論文発表会』3月21日、立教大学新座キャンパス。
  • 2009 「ポリティカル・エコノミーへの試論:20世紀の毛皮をめぐる政治経済と社会主義経済体制下のシベリア少数諸民族の毛皮の生産」『東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会第750回定例会』1月23日、首都大学東京。
  • 2007 「日本の毛皮産業の展開:軍需・洋装化・毛皮獣飼育から」『東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会第718回定例会』4月27日、首都大学東京。
  • 2007 「地場産業としての毛皮獣飼育:新潟県ミンク飼育場の現場から」『愛知大学三遠南信地域連携センター地域づくりサポーター個人研究報告会』3月17日、愛知大学。

ポスター発表・その他

  • 2013(ポスター発表)「トナカイの生態と牧畜技術」『社会人類学研究室オープンラボ」、2013年7月15日、首都大学東京南大沢キャンパス。
  • 2010(ポスター発表)「ポスト社会主義を生きる」『社会人類学研究室オープンラボ』、2010年8月20日、首都大学東京南大沢キャンパス。
  • 2008 (ポスター発表)「高齢者の集まる場;多摩老人福祉センターの事例に」『高齢社会から熟年社会へⅡ:都市形成過程における高齢者の多様化とそのセーフティネットワークの構築:平成19年度傾斜的研究費(都市形成に関わる研究)研究成果報告書』研究代表者・伊藤眞、10月21日、首都大学東京。

ゲストスピーカー

  • 2015 「人と動物の共生を考える」帝京科学大学「アニマルサイエンストピックス」2015年7月13日。
  • 2015 「マイナス40度のフィールドワーク」東京経済大学深山ゼミ、2015年6月18日。
  • 2015 「トナカイ牧畜と極北適応」中央大学「民族と文化」講義、2015年5月29日。
  • 2015 「極北適応とは?」青山学院大学「文化人類学」講義、2015年5月18日。
  • 2014 「はぐれトナカイをさがせ!―西シベリア低地のトナカイ牧畜民・ハンティとネネツの冬の暮らし」東京経済大学深山ゼミ、2014年6月19日。
  • 2013 「社会人類学」講義、成城大学、2013年10月21日。

競争的資金等の研究課題

2014年11月~2016年3月 「西シベリア・石油採掘における先住民社会の意思決定メカニズムに関する環境人類学研究」住友財団: 環境研究助成。
2014年5月 「Marginal Decision System for Oil Development in North-western Siberia」公益信託澁澤民族学振興基金: 平成26年度年度国際研究集会参加旅費助成。
2014年4月~2015年3月 「石油開発における西シベリア北方諸族のテリトリー・コンフリクトに関する人類学的ポリティカル・エコノミー研究」公益信託澁澤民族学振興基金: 平成26年度(西暦2014年度)大学院生等に対する研究活動助成。
2013年4月~2014年8月 「シベリア先住民の飲酒文化に関する社会人類学的研究」嗜好品文化研究会: 2013年度研究助成。
2013年4月~2014年3月 「ハンティの家族領地観念の変遷」公益財団法人髙梨学術奨励基金: 2013年度若手研究助成。
2009年4月~2012年3月 「人類学的ポリティカル・エコノミー視座の再構築」日本学術振興会: 特別研究員奨励費。
2008年4月~2009年3月  財団法人中村積善会: 2007年度給付奨学生。

アウトリーチ活動

  • 2011 9月 ハンティ‐マンシイイスクの芸術学校において日本文化の紹介講義をする。
  • 2011 9月 ロシア、ハンティ‐マンシイイスクの『Югра(ユグラ)』国立放送局の生放送テレビ番組「с 7 до 9(7時から9時まで)」に出演し、日本文化の紹介をする。
  • 2010 11月「ノヴォシビルスク北海道センター」で日本文化の紹介を行う。