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*邪悪寺院、再び
RETURN TO THE TEMPLE OF ELEMENTAL EVIL
ロートミル山脈の東、ナーリー杜の西にクロン丘陵がある。
そしてそのクロン丘陵の中、大きく確固としたヴォーボボンク市の南10リーグに、長く暗い歴史を
持った小さな居住地がある。ホムレットという名前の、その何の変哲もない村は、かつて世界に例が
ないほどに強力な悪の中心地の成長を見届けてきた。そう、元素邪霊の寺院だ。
ホムレットは小さな町だ。ほとんどの人々は”村”と呼んでいたが、実際に人口約100人の小村でしかない。
他の町と異なり、この町を統治しているのは町長でも町議会でもない。
代わりに、ルファスとバーンと呼ばれている2人の元冒険者が、ヴォーボボンク子爵から、ホムレットとその周辺地域の統治を委ねられている。
しかしながら、そのように理解している町民はあまりいない。