被災地域の皆様へ


 このたびの大震災に際しましては、その災害の甚大さと被災地の皆様がなお直面しておられる被害の大きさに、おかけする言葉がございません。月並みな言葉ですが、心よりお見舞いを申し上げます。

 地震発生直後より、生命や生活に関わる一次的な支援に携わることが出来ないことに、もどかしい思いを募らせておりますが、自身の専門とする領域で何かお役に立てることはないかと考え、子どもと本に関わるものとして取り組みを始めました。

 2011年4月20日現在、文部科学省子どもの学び支援ポータルサイトに支援情報を掲載しておりますが、同じ内容を以下に記します。支援先のご要望がございましたら、上記サイトからお問い合わせいただくか、本ウィキの上部メニュー「ツール」から「このwikiの管理者へ連絡」を選びご連絡ください。

受付ID: 472
都道府県: 東京都
団体名: SLLS(学びの場としての学校図書館)研究会
担当部署: 研究会有志
担当者氏名: 河西由美子
支援の内容: 教職員等
(1)職種、派遣人数 ①学校図書館および子どもの読書活動関係者(教員・司書・司書教諭・研究者・読書活動実践者・大学生等)数名。②ボランティア(要請に応じて50名程度まで)
(2)派遣可能期間: 随時。ニーズがあれば相談に応じます。
(3)支援可能地域: 被災地域全般
(4)業務内容、資格の有無: 学校図書館実務者(司書教諭・学校司書)・研究者・子どもの読書活動実践者を派遣。読み聞かせなど読書活動支援・学校図書館復旧作業支援
(5)その他の特記事項 ①交通費の支給は不要。②食料や燃料は持参。③滞在期間中は宿泊場所の提供を希望(1件あたり1泊程度)。
(6)物品の種類、数量: 被災地の子ども向けに選書した図書(1式20冊から30冊程度を1カ所につき1式まで。ニーズに応じて新品を揃えます)
(7)提供可能期間: 随時

メッセージ: 新潟中越地震で避難所になっていた学校の図書館復旧の経験があります。
このときの経験は以下の特集号に掲載されています(SLLSメンバーの執筆分のみ記事原文へのリンクを貼っています)。



『学校図書館』2005年5月号 No.655 特集 災害と学校図書館

(目次)
学校図書館の施設面における災害対策----- 植松貞夫 p.15-17
災害時に子どもたちの心をどう支えるか-----前川あさ美 p.18-20
阪神・淡路大震災後10年の歩み-----葦原孝義、盛岡芳樹 p.23-24
学校図書館ボランティアを組織する-----庭井史絵 p.25-26
大学生のボランティア体験を通して-----河西由美子 p.27-28
組織的学校図書館支援を日常的に-----高桑弥須子 p.29-30
兵庫県の児童生徒による被災地激励-----葦原孝義 p.33-34



 このサイトの管理は、河西由美子とSLLS(学びの場としての学校図書館)研究会有志が担当しています。

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最終更新:2011年09月13日 13:54