対象について
対象とは
- 特殊能力の「対象」とは、その効果が誰に影響を与えられるかを表す要素です
- 対象は、どのくらいの射程を持ち(範囲)、どんなキャラクターに(種別)、同時に何人まで影響を及ぼすか(人数)で決まります
- 複数の効果を持つ能力の場合、特定の条件の効果どうしは同じ対象しか選べません
◆ 範囲
- 特殊能力の射程距離のことです。基本的に広いほど発動率は低下します
- 大別して「同マス」「隣接」「半径」「周囲」「MAP全体」があります
- 特に設計していない限り全ての範囲は同マスを含みます
- 対象を選べない設計(敵全員など)の場合、範囲を狭めて能力を使うことは出来ません
範囲の種類
★ 一般的な範囲
+ | 同マス |
+ | 隣接nマス |
+ | 斜めnマス |
+ | 半径nマス |
+ | 周囲nマス |
+ | MAP全体 |
★特殊な範囲
+ | 隣接nマスのnマス目 |
+ | 隣接nマス(任意一方向)/(固定一方向) |
+ | ベンチ |
範囲に掛かる補正
- 効果が常時働くフィールドの形態をとるよう能力を設計した場合、範囲に特殊な補正が掛かります
- 上記に該当するものは対象一覧の対象(フィールド)の数値とフィールド補正を合わせて使用してください
- それ以外のものは対象(標準)の数値を参照してください
◆ 種別
- 効果を与えられる相手の種類です
- 「敵」もしくは「味方」、どちらでも選べる「任意」、敵も味方も等しく影響を受ける「無差別」など
- 特殊能力の対象(種別)は発動時の術者からみた敵/味方で固定されます
- あとで術者の陣営が変わっても変更されません
- また、その効果が敵に影響を与えるものだった場合、術者には効果が及びません(制約敵味方無差別が付いている場合は除く)
- 例1)ダメージフィールドを作った術者の陣営が変わっても、ダメージを受けるのは発動時の「敵」陣営のキャラクターのまま。術者も陣営変更によって発動時の「敵」陣営になっているが、被害は受けない。
- 例2)バリケードを張った術者の陣営が変わっても、もともとの敵はバリケードを突破できないし、術者は影響を受けずに通れる
- 効果によっては「フィールド」(構造物の設置など)、「ルール」、「陣営全体」といった種別になるものもあります
◆ 人数
- 効果を与えられるキャラクターの数です
- 範囲内「1人」または範囲内「全員」が一般的です
- 「全員」の場合、行動指定で対象を指定する必要はありませんし、できません(任意の相手だけ除外したりできない)
- 「全員」の場合、効果は同時に適用されます(順番ではない)