ウリユを脱がしますか?
はい
いいえ
選択肢を作るために主に必要なコマンドは
の3つとなる。
★選択肢の仕組み
選択肢も実は変数を利用している。
つまりは『選択肢』と言う変数に選択肢で選んだ結果を格納して、
『選択肢』の中身によって分岐する条件分岐の一種。
「ウリユを脱がしますか?」
「はい」「いいえ」の二択の選択肢を作るための記述は以下の通り。
@なし
ウリユを脱がしますか?
!選択肢初期化
!選択肢追加 , はい , はい
!選択肢追加 , いいえ , いいえ
!選択肢実行
まずは !選択肢初期化 で変数『選択肢』の中身を空にしておく。
次に選択肢そのものを追加。この場合は「はい」と「いいえ」をそれぞれ追加する。
!選択肢追加 で「はい」が2つあるが、
1個目の「はい」は実際にゲームで表示される文字。
2個目の「はい」は変数『選択肢』に収納される文字と考えていい。
選択肢の追加が終わったら !選択肢実行 を入れて完了。
ちなみに1個目と2個目の「はい」が同じである必要はない。
「はい」と「YES」でもかまわない。
そうすると画面には「はい」が表示され、
変数『選択肢』には「YES」が格納される。
★選んだ選択肢によって分岐させる方法
「はい」「いいえ」を選んだだけでは、
変数『選択肢』に「はい」か「いいえ」が格納されただけに過ぎない。
実際に分岐させるには!条件分岐で分岐させてやらないといけない。
変数『選択肢』に格納されているのが「はい」と同じか、
もしくは「いいえ」と同じかををチェックさせる。
実際の使用例としての記述は以下の通り。
@なし
ウリユを脱がしますか?
!選択肢初期化
!選択肢追加 , はい , はい
!選択肢追加 , いいえ , いいえ
!選択肢実行
!条件分岐 , ${選択肢} , はい , と同じ
@ウリユ@困る
お兄さんって変態なんだね…。
!条件終了
!条件分岐 , ${選択肢} , いいえ , と同じ
@ウリユ
………え?どうかしたの?
!条件終了
上記の記述した場合実際の処理は、
「はい」を選んだなら、
ウリユが困った表情で「お兄さんって変態なんだね…。」と言う。
「いいえ」を選んだなら、
ウリユが無表情で「………え?どうかしたの?」と言う。
選択肢は3つ以上にすることももちろん出来る。
その場合は !選択肢追加 で選択肢を増やして、 !条件分岐 での分岐も増やせばいいだけ。
★他の選択肢の記述方法
他にもラベルを利用した方法もある。
上記の処理とまったく同じだが見た目は同じ選択肢でも飛ぶ場所が異なるといったことが出来る。
@なし
ウリユを脱がしますか?
!選択肢初期化
!選択肢追加 , はい , はいと答えた
!選択肢追加 , いいえ , いいえと答えた
!選択肢実行
!ラベル , はいと答えた
@ウリユ@困る
お兄さんって変態なんだね…。
!ジャンプ , 選択肢終了
!ラベル , いいえと答えた
@ウリユ
………え?どうかしたの?
!ジャンプ , 選択肢終了
!ラベル , 選択肢終了
注意点として「!ジャンプ , 選択肢終了」の処理を忘れると「いいえ」と答えたときの処理まで実行される。
最終更新:2011年05月14日 19:43