(01)477 名無し募集中。。。 (告白)



病室に入るとそこには絵里の手をやさしく握りしめ微笑んでいる新垣がいた

高橋「里沙・・・」
新垣「来る頃だと思っていたわ・・・ここだと絵里が目を覚ましちゃうといけないから場所を移しましょ」

そういって新垣は高橋を病室から連れ出す・・・
新垣「・・・ここらでいいかしら」
高橋「里沙なんでさゆにあんなことを・・・まだ私たちの邪魔をするというの?」
新垣「あなたの能力「精神感応」でさゆの記憶を読み取ったのね・・・そうよ!私はもうこうするしかないの!!あの日・・・あの日から私は・・・」
高橋「あの日・・・ってまさか麻琴が死んだ日のこと?あれはあなたのせいじゃない!!不幸な事故だったのよ」
新垣「違うの!!麻琴は私が・・・私がこの手で殺したのよ!!当時私はダークネスの指令で能力者を探し出し抹殺するよう命令を受けていた」
新垣「そして見つけた能力者が・・・麻琴だった!!!」
高橋「・・・」
新垣「当然ダークネスはすぐに抹殺するように指令を出してきた・・・正直迷ったわ・・・だって大親友であり恩人でもあるあの麻琴なのよ!!」
新垣「・・・でも私はダークネスには逆らえなかった・・・だからあの日事故に見せかけて私は・・・麻琴を抹殺した」
高橋「・・・里沙違うのよ!!あれは本当に不幸な」
新垣「もう遅いのよ!!・・・愛ちゃん私を止めたいのなら・・・私を殺して・・・あなたのその手で」

そういうと新垣は静かに微笑んだ
高橋「・・・」
新垣「・・・もう行くわね・・・そうそう一つだけいい話をしてあげるわダークネスはまもなく「最終計画」を実行する・・・そしてみんなひとつになるのよ・・・楽になれるのよ」

新垣が立ち去った後高橋はしばらく何もいえなかった

そして
高橋「里沙・・・わたしは全て知っていた・・・知っていながらあなたの心を開かせる方法が見つけられなくていつも何もしてあげられなかった!!」
高橋「でも今度は違う・・・きっとあなたを救ってみせる・・・!!」

そういうと高橋はある場所へ向かうべく足早にその場を去るのだった

























最終更新:2012年12月17日 11:23