セルフコンパイル環境の構築

参考記事
http://pandorawiki.org/Compile_directly_on_the_Pandora
注:本家に書いてあることを端折って書いているだけです。

■必要なもの
8GB以上のSDカード(開発環境インストール用)
データ用SDカード(PNDやtarを入れる用)

  • まずは本家サイトからPandoraのファームウェアtarを入手する。

  • 続いてSD Installerもダウンロードする。

ダウンロードしたら両者をデータ用SDカードに入れたら、
Pandoraの左スロットに8GBのSDを、右スロットにデータ用SDを入れる。

PandoraでSD Installerを起動して、ダウンロードしたtarを指定し、インストールするスロットでleftを選択。
続いてVFAT領域、SWAP領域を指定する。
OSのインストール領域は5GBと少し程度なので、もしFAT領域が欲しいなら2GB程度なら取れる。
SWAPはお好みで。当方は念のために512MBを確保している。
あとは自動的に指定したSDカード上へ環境が構築される。

  • 一度SDカードから立ち上げる。
作成されたSDカードを入れたまま再起動すると、自動的にSDカードからOSが立ち上がる。
(自動でVFAT領域に作成されるautoboot.txtを読み込んでくれる)
この際、初期設定をしながら立ち上がるため、起動に時間がかかる。途中で電源を切らない様に。
立ち上がると初めてPandoraを起動した時と同様にタイムゾーンやログイン名を聞かれる。
一通り終わったら、日本語環境の手順を行ってからDDなどでバックアップしておくとSDブートのノーマル環境が出来上がる。
http://www.si-linux.co.jp/wiki/silinux/index.php?DDforWindows

  • 開発環境を上書きする。
データ用SDカードに
http://kimu.usenet-verwaltung.de/devel-pandora-native-20110411.tar.bz2
をダウンロードする。

SDカードから起動した状態で、rootに解凍する。
cd /
sudo tar -xjf /データ用SDカード/devel-pandora-native-20110411.tar.bz2

  • 必要なライブラリ等を入れる。
sudo bash
opkg update
opkg install libncurses5
opkg install gcc gcc-symlinks make-dev binutils-dev cpp cpp-symlinks g++ g++-symlinks libstdc++-dev
opkg remove libpng --force-depends #libpngを入れるなら、これをやらないとログインできなくなる
opkg install libpng-dev
opkg install libgles-omap3-dev
opkg install libsdl-1.2-dev libsdl-gfx-dev libsdl-image-1.2-dev libsdl-mixer-1.2-dev libsdl-net-1.2-dev libsdl-ttf-2.0-dev
exit
 
これで一通り開発環境の構築は終了。再起動すればセルフビルドが可能になっているはず。


  • 個人的に入れているもの
glibc-charmap-utf-8
glibc-charmap-shift-jis
glibc-gconv-cp932
glibc-gconv-euc-jp
glibc-gconv-euc-jp-ms
glibc-gconv-iso-2022-jp
glibc-gconv-unicode
glibc-charmap-euc-jp-ms
glibc-utils
gtk+-locale-ja
libglib-2.0-locale-ja
libxt6
glibc-utils
libstdc++6

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2011年06月22日 14:58