放射能測定法

ガイガーカウンター(サーベイメーター))購入ガイド
RADEXはハードベータ線遮断用のアルミ板が入っていない
TERRA-Pは標準でアルミ板遮蔽がされていてGM管の裏蓋を外すとベータ線も測定(でも遮蔽は完璧ではない)
堀場のはシンチレーションカウンタ CsI(TI) 。線源の種類に対する感度がGM管とは異なる。

1. 自分のまわりの空間の放射線量を知りたい、自分が今どのくらい外部被曝しているか知りたい。常に持ち歩きたい。
→ 携帯型の空間線量計(Radiation Dosimeter)で、累積被曝量が表示できるものをオススメ。
このタイプはほとんどがγ線を測定しています。
α、β線対応の製品は、検出部に測定窓、又は取り外し式のカバーが必ずあります。
もしなければγ線、X線しか測定できません。(α、β線は透過力が弱く、樹脂ケースでも大幅に減衰しまともに測定できません)
測定窓がないのにα線まで計測できると謳われているものは虚偽広告の可能性大です。注意してください。

2. 食品の表面や、飲料水の放射線量を知りたい。
→ 大口径のGM計数管、又はシンチレーション検出器をもつサーベイメーターで簡易的に放射線量の計測は可能ですが、核種の特定はできません。
α線にはZnS(Ag)、β線にはプラスチック、γ(X)線用ではNaI(Tl),CsI(Tl)等のシンチレータが用いられます。
GM計数管より、シンチレーション検出器のほうがより低レベルの放射線まで測定が可能です。

3. 食品や飲料水にどんな放射性物質がついているか、混ざっているか知りたい。
→ エネルギーレベル(keV)を調べられるシンチレーション検出器か、ゲルマニウム半導体検出器を使用します。
かなり高額なので個人での購入は難しいです。また、個人には販売していないメーカー、販売店がほとんどです。

4. 内部被曝量を測定したい。
→ 放射線医療の整った病院に行ってください。
おおざっぱに甲状腺に蓄積されたヨウ素の放射線量を測定するなら、シンチレーション検出器をもつサーベイモーターで簡易計測可能。
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/2_4_1.html

参考リンク
社団法人日本分析センター 放射能測定法シリーズ
http://www.jcac.or.jp/series.html
緊急時における食品の放射能測定マニュアル
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r98520000015cfn.pdf
放射能測定法
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/series/pdf_series_index.html

情報:放射性核種(セシウム)の土壌-作物(特に水稲)系での動きに関する基礎的知見
http://jssspn.jp/info/secretariat/post-15.html


食品の測定はこれがわかりやすい

968 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?) [sage] 投稿日:2011/04/08(金) 21:06:29.62 ID:GWrfd8oo0
バックグラウンドに比べて、基準値の野菜から出る放射線はごく微量なので、
あまり意味が無いです。
(基準値を遙かに上回る偽装品とかが流通していなければ)

こちらに具体的な測定値の例がありますよ。
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/series/lib/No15.pdf

これによると、飲料水・牛乳の280Bq/L(基準値300Bq/L)なら、0.009~0.023μSv/hくらい、
葉菜の1860Bq/L(基準値2000Bq/L)で0.017~0.050μSv/hくらい。
この差が測定できないと駄目なようです。

985 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(埼玉県) [sage] 投稿日:2011/04/08(金) 21:34:19.51 ID:muFGXG2Y0
982
ttp://www.horiba.com/jp/scientific/products-jp/scintillation-detectors/details/pa-1000-3124/#specifications

ここら辺なら、簡易測定は可能では?

991 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?) [sage] 投稿日:2011/04/08(金) 21:44:58.77 ID:GWrfd8oo0
985

その商品の説明を見ると、感度が137Csで0.01μSv/hに対して毎分10カウント以上とあるので、
比較しやすいように単位を直すと、1μSv/hあたり毎分1000カウント=毎秒17カウント。
つまり 17cps/μSv/h になります。


ででてくるアロカのTCS-171/172については調べられなかったのですが、
同一サイズの検出器を持った


の機種で、300,000 CPM/mR/h です。
単位をあわせると、
=300 CPM/μR/h=5cps/μR/h=500cps/μSv/h

になるので、1ケタ以上感度が違います。

NaIシンチレーション1x1インチで基準値ギリギリかどうかの
判別がようやくできるレベルですので、基準値満たしているかの
簡易測定は難しいと思います。

11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?) [sage] 投稿日:2011/04/08(金) 22:08:04.47 ID:uQonDwn30
前スレ>>991
300,000CPM/mR/hで食品基準値をギリギリ判別可能

Inspector:3,500CPM/mR/h→基準値の86倍をギリギリ判別可能
Radalert100・ガンマスカウト:1,000CPM/mR/h→基準値の300倍をギリギリ判別可能

ガイガーマジ役に立たんな…orz

放射線測定器の種類と一覧

最終更新:2011年04月27日 12:14
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