【2スレめ】

 
 
 一部レス番号が入れ替わっている部分がありますが、これは補足・場面の同時進行として複数のレスが採用されたためです。
 

 

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 13:41:46.67 ID:FiSBbZH20

ほむら「とりあえずまどかは、荒縄で亀甲縛りしておいたわ」

まどか「アウアー」ジタバタ

杏子(最早何も訊くまい)

ほむら「それで、今まどかを操っているのは幽霊だっていうの?」

QB「状況を省みるに、そう考えるのが一番自然ってことさ」

杏子「おばけなんて…どうすりゃいいんだよ?いくらあたしが教会育ちでも悪魔祓いなんてできないぞ」

ほむら「難しく考える必要はないわ。幽霊だのなんだの言ったところで、とどのつまり魔女の仕業なんでしょ?」

QB「まあ、幽霊を使役しているのは魔女だからね。つまり…」

ほむら「『除草は根から』ってことよ」



さやか「いくつかの事実から導き出される答えが、いかにも“それらしい”ってだけで、人間とんでもない勘違いをしたりするのよね」

さやか「例えば、幽霊と友達になれるのはお盆の魔女以外に存在しない、だとか…ウフッ」

さやか「さあ、私のお友達、今度はあの子を連れてきて――」


マミ「う~ん、むにゃむにゃ…」

 

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 15:32:24.99 ID:jj4/qLvv0

杏子「まあ、魔女を倒せば万々歳ってんなら話は早ぇ」

まどか(In お盆の魔女側の幽霊)「モガモガ」(違うの!倒すんじゃなくて助けてあげ―――)

まどか「ふごぉ!」(!この気配・・・私と同じ幽霊?・・・でも違う・・・)

まどか「モゴォ!」(まさか!あの『魔法少女』の魔女も幽霊を操れるの!?)

まどか「フホォ!」(そうか!あの魔法少女の願いは“『お盆』の魔女の全てが欲しい”!)

まどか「ふぉふぉぉ!」(なら、『魔法少女』の魔女も幽霊を操れることになる!)

まどか「ひひょぉ!」(いけない!あの子は―――私の友達はそのことを知らないはず!)

まどか「もんびょぅぉ!」(こんなとこにいる場合じゃ・・・ちょっと!これほどきなさい!)

杏子「なんか・・・かなり素っ頓狂な声あげてるけど大丈夫か?こいつ?」

ほむら「ふん!まどかの声でまどか以外の言葉を話すなんて、そんなもの聴きたくないわ」

QB「かなり重要なことを言おうとしている気がするんだけどね」


マミ(In 魔法少女の魔女側の幽霊)『ん、あ、あ―――』

マミ『のっとったはいいが・・・なんかフラフラするな、この体。風邪でもひいてんのか?』

 

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 17:51:15.61 ID:QEV4WY2EO

マミin幽霊「さてと……こいつを使って他の魔法少女達を地下に誘導すればいいわけだが……どうやろうか」

マミin幽霊「モノマネが1番やりやすいんだが……こいつの一人称やら口調やらがわからんと辛いな。外見から判断できねぇかな?鏡鏡……」

マミin幽霊「金髪縦ロール垂れ目の巨乳……か」

マミin幽霊「大人しめ先輩お姉さんキャラだろうな。一人称は私、口調は丁寧、呼びかける時は……あなたで大丈夫だろ」

マミin幽霊「よっしやるか!」

------------------------------------------------------

まどかin幽霊「あんばさだー!(ほんとにまずいのよ!早く解きなさい!)」

ほむら「いいかげんにしないと精神的にくるタイプの拷問をするわよ?」

まどかin幽霊(話を聞いてくれない……なら)

まどかin幽霊「ほふらひゃん……」

ほむら「!?」

まどかin幽霊「ほふらひゃん……わはひね……はなたのほほが……らいすきなの……ははらほふらひゃん……わはひのことを……むひゃふh『パァン!』」

ほむら「しまった!続きが聞きたいがためにさるぐつわを撃ち抜いてしまったぁ!」

杏子「えー」

まどかin幽霊「敵が来てるの!すぐそこに!」ギィ

マミin幽霊「皆さんどうかしたの?」

 

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 18:56:50.52 ID:ctheBXkx0

まどか「そっ、その子!幽霊に乗っ取られてる!」

マミ「なっなんd!―――によ、それ!」(何でばれてんだ!?)

杏子「…見た目は普通にマミだけどな」

マミ「そっそうよ!どこからどうみても、私そのものじゃない!」(こいつの名前はマミってんだな)

ほむら「くっ、いつものまどかの言葉なら無条件で信じるのに…」

杏子「それもどうなんだ?」

マミ「あなたたち、一体何を言っているの?」(よく見たらあいつも幽霊憑きじゃねえか!)

マミ「何が何だか…私にはさっぱり…」(ならそこんとこを疑心暗鬼に突けば、仲間割れを引き起こせる!)

ほむら「ところで巴マミ―――“風邪のほうはもういいの?”」

マミ「ええ、かなりよくなったみたいね」(名字は巴ね…)

マミ「…あら?」

杏子「……」

ほむら「……」

マミ「ど、どうしたのかしら?ふたりとm―――」

ほむら「悪いけど、あなたも縛らせてもらうわ」カチッ(時間停止

 

118 ::2011/08/16(火) 20:33:19.26 ID:ayy5jenc0

杏子「で、これからどうすんの?」

ほむら「そうね。まずは知っていることを洗いざらい吐いてもらいましょうか。」

マミ「言うわけないでしょ!」

ほむら「それはどうかしらね」

マミ「それってどういう――ひゃあっ!?」

ほむら「白状するまでたっぷり可愛がってあげるわ」



さやか『まいったな。予定が大分狂ってしまう……』

「何をする気!?」

さやか『今日の所はひとまず引き上げることにするわ。安心して。すぐに迎えに来てあげる」

「待っ……行っちゃった……」

 

132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 21:21:46.20 ID:hKOeq0GmO

ほむら「巴マミに憑いた霊を(性的な意味で)締め上げて洗いざらい吐かせた私達は地下へやってきたわ!」

QB「(性的な意味で)締め上げたシーンはカットさせてもらうよ!見せられないのが本当に残念だよ!」


杏子「本当にこの辺なのか?」

QB「間違いない、移動してなければこの先で戦ってるはずだよ」

ほむら「それにしては、静かすぎるわね…」

『…………』

QB「あ、彼女だ、彼女がお盆の魔女だよ!」トテトテ

杏子「でも1人だぞ?さやかはどこ行ったんだよ」

『遅すぎるわ!』ドゴスッ

QB「キュベッ」

ほむら「お盆の魔女、美樹さやかに取り憑いた魔女はどこに行ったの?

『逃げたわよ!アンタ達が遅いから!」ゲシゲシ

QB「痛い!痛い!踏まないで!」

 

157 ::2011/08/16(火) 22:45:00.43 ID:ayy5jenc0

「またッ!!助けられなかったッ!!私はッ!!何もできなかった…ッ!!」グスッ

ほむら「落ち着きなさい」

「落ち着けるわけ…ないじゃない!!友達を…大切な友達を…!!救えなかったのよ!?
 それも二度も!!この気持ちがわかる!?」

ほむら「ええ、わかるわ。私も、味わったことがあるから」

「……え?」

ほむら「それも、一度や二度じゃない。数えるのを諦めるぐらい、私は体験してきた。
    その気持ちは、よくわかってるつもりよ」

「なら……」

ほむら「だからこそ、今は落ち着いてと言ってるの。嘆いていても、何も変わらないわ。
    それよりも、これからどうするのかを考えましょう。」

「……」

ほむら「あなたの友達を助けるんでしょう?私たちも協力するわ」

「……ありがとう」

ほむら「気にしないで」

杏子・まどか(入り込む余地が無い……)

QB「そろそろ足をどけてくれるかい?もう限界寸前だよ」

 

175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 23:32:15.30 ID:S0DdR2ZZ0

―――綺麗なかんざしでしょう……?きっと貴女に似合うと思ったら、欲しくなっちゃって

―――でもね、お金持ってなかったんだ。それでも欲しくてたまらなくなって

―――だってまさかあんな……、抵抗してくるなんて思わなかったから……

―――私……、そんなつもりじゃなかったのに!私、私……っ、人を、殺……っ!

―――こんなの貴女にあげても喜ぶはずなんて無いなんてわかってるのに……、こんなもの……!

―――私、貴女のことを傷つけたくなんてない!でも、もうだめなの!

―――貴女の全てが欲しいってどす黒い感情が消えないの!!

―――嫌っ!!違うっ!!私はそんなこと望んでない!!

―――こんな……っ、こんな願い事……、叶えるんじゃなかった!魔法少女になんてなるんじゃ無かった!

―――ああ、私は……、なんて……、馬鹿だったんだろう……

パリンッ!

『……そうして彼女は私の目の前で魔女になったわ』

杏子「あたしも全力で協力してやる!!」ガシッ!

『え?うん、ありがとう』

ほむら(別の時間軸の記憶は無くても、何かしら感じるものがあるのかしら?)

 

178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 23:44:57.55 ID:FiSBbZH20

魔女と魔法少女、相容れぬハズのモノ達の――


ほむら「それじゃあ、とりあえず今晩は様子見ってことね」

『行く場所には心当たりがある。あの子の性格上逃げるって事は無いだろうし…』

まどか「マミさんもゆっくり休んでてもらいたいしね」

マミ「うーんうーん」


様々な想いが交錯する中――


『さて、家に帰るのも久しぶりねぇ~』

さやか(家って…ここ、ひとホームに来る途中に見た…)


一日目の夜は過ぎていくのであった…


杏子「うおー!たぬぽん可愛い!めっちゃかわいい!」モフモフ

たぬぽん「タヌー」モフモフ

QB「何を言っているんだいそんな三角顔より僕のほうが断然圧倒的に可愛い痛い痛い踏まないでやめて!実が出る!」

 

176 :ほぼ再利用:2011/08/16(火) 23:36:15.45 ID:8n26kPr20

~ 翌朝 ~ 

まどか「ほむらちゃーん、マミさんのおでこに貼られたお札は何なのかな・・・?」

マミ「ウップ・・・お札も気になるけど、身体中が痛い上に気分が悪いのだけど・・・ヴッ・・・」

ほむら「簡単に説明すると、巴マミは幽霊に取り憑かれたのよ、あと気分が悪いのは二日酔いよ」

マミ「はい?」

杏子「ネットのお札画像プリントするだけで効果あるんだなぁ・・・」

仁美「それと、隣に居る方は誰ですの?」

お盆の魔女「あ、どうもどうも」

マミ「さっきから気になってたんだけど、その子魔女よね・・・?」

ほむら「この屋敷の地下にね、この子のライバルの魔女が封印されてたんだけど」

杏子「それがさやかに取り憑いちまったらしいのさ」

ほむら「それと昨晩まどかにも幽霊が取り付いたけど、お盆の魔女の仲間だったので抜けてくれたわ」

お盆「あの子達を、助けて欲しいんです・・・」

まどか「解ったよ!さやかちゃんが係わってるなら助けない訳にはいかないよね!」

マミ「ところで何で私、身体中に縄とか鞭とか火傷の痕があるの・・・?」

 
 


 

 その後、>>240にてdatおち

 

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最終更新:2011年08月17日 19:47
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