2ch黒猫スレまとめwiki

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zeppelin

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『女王の円卓』


「き・・京介」
 「な、なに?」
「よ、呼んでみただけよ」
 「そ、そか・・」

 「る・・瑠璃」
「は、はい!な・・なにかしら?」
 「呼んでみただけー」
「そ・・そう・・」

  「・・ねえ、あんたたち、さっきから何回同じ事してんの?」

「き、桐乃!」x2
「い、いたの?」
 「い、いつからいたんだ?」

  「何回もノックして、何回も声かけて、その後目の前通ったでしょ?
   気づいてなかったの?」

「全然」x2

  「あっきれた、新婚旅行から帰ってきてから
   あんたたちずっとそうよね?」

「あら、その新婚旅行について来たのは誰だったかしら?
 妹同伴の新婚旅行なんて聞いたことないわよ」

  「・・じゃあ瑠璃姉に質問、妹同伴で楽しかった?」
「・・かわいい妹と愛しい人と一緒だもの楽しかったわ、それは否定しないわ」

  「兄貴に質問、妹同伴で楽しかった?」
 「・・そりゃ・・かわいい妹と愛しい嫁さんと一緒だしな
  楽しかったよ」

  「あたしも超楽しかった!だからそれでいいじゃん?」

「まったく・・あなたには一生勝てる気がしないわね」
  「あたしも負ける気がしないよ?」

「やれやれだわ、まったく」


「さ、そろそろ夕食にしましよう
 桐乃、沙織呼んできてくれるかしら?」
  「OK!」

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私と京介が手を取り合うことで儀式を想像以上に早く進めることができた
もちろん簡単にではなかったけれど・・・

そして私達の結婚が決まると
沙織は松戸に別宅を用意し引っ越してきてくれた
そして格安で部屋を借してくれた
桐乃も半ば強引に口実を作って家を出て部屋を借りた
そして私達4人は今一つ屋根の下で暮らしている

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 「なあ、理想の世界ってこれで良かったのか?」

「もちろんよ、まさか沙織まで加わるなんて思わなかったわ
 京介あなたのおかげよ、やっぱりあなたは運命の人だったわ」

 「瑠璃・・・」
「京介・・・」


   「ごちそうになりに来ましたでござるよ~」
  「沙織連れてきたよー」

  「・・あ!もしかして・・・おじゃまだった?」
   「・・・お、おじゃまだったでござるか?」

「な・な・な・何言ってるのよ、もう///」


「さ、さあさあ席について、お腹すいたでしょ?夕食にしましよう」

そして4人は笑顔あふれる食卓についた・・・


おわり

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