2ch黒猫スレまとめwiki

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匿名ユーザー

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 ぴんぽーん

下猫 「いらっしゃいませっ、きょうにぃさま、きりねぇさまっ」

桐乃 「こんにちは~妹ちゃんっ。遊びに来たよぉ~!」

黒猫 「いらっしゃい。よく来たわね」

京介 「うっす。悪いな、いつもうるさいのが一緒で」

黒猫 「それはもう諦めているからいいけれど、先輩こそ大丈夫なのかしら? 仮にも受験生でしょう」

京介 「まぁ、ボチボチやってるよ。一日中根を詰めても能率は上がらないしな。それに……」

中猫 「いらっしゃい~っ、京にぃ、キリ姉ぇ! 待ってたよ~キリ姉ぇ、ゲームしよ、ゲーム! 対戦!」

桐乃 「おっけ!ふふん、このアタシに勝てるかなァ~?」

中猫 「あたしだってあれから腕を上げたんだからっ! 早く、こっちこっち!」

 ぞろぞろ

下猫 「きょうにぃさま、ご本を読んでくださいっ。にこにこ」

京介 「あ、ああ、分かったよ。炬燵のとこで待ってな」

下猫 「はいー!」

 とてとて

黒猫 「下の妹は随分あなたに懐いたわね」

京介 「逆に上の妹ちゃんは桐乃と随分息が合ってるみたいだしな。……精神年齢が近いからか?」

黒猫 「フフッ、あなたの妹が聞いたらまた盛大に蹴られるわね。……それで、続きは?」

京介 「ん?」

黒猫 「さっき、『それに』って」

京介 「あぁ……それに、――今は受験より、お前に会うことのほうが俺にとっては大事だってこと」

黒猫 「………っ。……わ、私を受験が失敗したときの言い訳にしないで頂戴?」

京介 「しないっての!」

黒猫 「ふふっ……でも、……やっぱり嬉しいものね、そう言って貰えるのは」

         ☆

黒猫 「……あら、……下の子は?」

京介 「本読んであげてたら寝ちまって。部屋のほうに寝かせてきた」

黒猫 「……そう」

 ぴとっ

京介 「なっ、ど、どうした急に!? そんなにくっ付いて座ってっ!」

黒猫 「……ふ、うふふ……、どうしたの、そんな声を出して……」

京介 「い、いや、だってな……って、お前、なんか顔赤いぞ!?」

黒猫 「それは、この部屋が暑いからよ……うふふ、ぺろっ」

京介 「!?!? ――な、なんで俺のっ、は、鼻舐めっ、……って、酒くさっ! おま、酒飲んでるの!?」

黒猫 「……お酒じゃにゃいわ……お正月のお屠蘇が残っていたから……勿体にゃいじゃにゃい」

京介 「呂律回ってないし!? ってかそれ立派に酒入ってるからな!?」

黒猫 「ちょっと、少し後ろに下がって……、ん、しょっと。……ふぅ」

京介 「ふぅ、じゃない! なんで俺の膝の上に座ってんのっ!?」

黒猫 「にゃによ、下の子には座らせておいて、彼女である私が座るのはいけないの、“京”っ」

京介 「きょ、京!?」

黒猫 「いちいちうるさいわね、妹たちからは“京にぃ”とか“きょうにぃさま”とか呼ばれてて、
   姉の私が名前で呼んじゃらめなのっ?」

京介 「いや駄目ってことは無いが……、って、体を擦り付けるなっ!?」

黒猫 「んふ……ごろごろ。……うふふ、いい匂いがする……にゃあ……」

京介 「いや、お前のほうがいい匂い……って違ーーーう!? これはヤバいっ、色々と!」

黒猫 「……ねぇ、……撫で撫で、して?」

京介 「な、なでっ!?」

黒猫 「やさしく、頭を……撫でてほしいの……、お願い……にゃん」

京介 「わ、……分かったよ。ほら……なでなで」

黒猫 「んにゃぁ……あったかくて、気持ちいい……」

京介 「……ほんと、お前の髪は綺麗だな」

黒猫 「……ふふ、うれし……、……京……好き………にゃん………。……すぅ」

京介 「………黒猫? ………寝ちまったか。……しかしこいつ、酔っ払うと本当に猫になるんだなぁ……。
   まぁ、しばらくこのまま寝かせておくか……起きた時が少し怖いが」

 なでなで

京介 「……おやすみ、瑠璃」

黒猫 「ん……にゃぁ……」

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