2ch黒猫スレまとめwiki

無題:8スレ目431-432(短編)

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kuroneko_2ch

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>>409の絵を見て思った質問を少しss気味に

「もう、マジ最悪~!!」

そう言いながら桐乃は出て行った。なんでもメルルのフォトブックの初回限定版
の発売日を忘れたらしく、それは親の敵のような形相で飛び出して行った。
俺はそんな妹をリビングのソファーでチラリと見ながらあくびを一つこぼしていた。
さて、桐乃が出て行ったこの瞬間から俺の時間だ。徹夜でエロゲーに付き合わされていた
俺はもう一度あくびをしながら昼寝の体制に入った。
ピンポ~~ン。 ん?なんだ?まさか沙織がまた何か問題になりそうな物を送りつけてきたのか?
そう思いながら玄関を開けてみると、そこにはネコ耳装着の黒猫が立っていた。

「わざわざ遊びに来てあげたわ、光栄に思いなさい」
「遊びにって、桐乃は5分ほど前に出て行ったぞ」
「それはどういう事? 説明して頂戴」

そんなやり取りで桐乃が出て行った事情を説明すると黒猫はハァ~と小さなため息
をこぼしながら首を左右に振った。

「私との約束を何だと思っているのかしら? 本当に無礼極まりない妹さんね」

どうやら黒猫の話から桐乃と黒猫は同人活動の制作をする予定だったらしい。
とにかくメルル本を手にしたら戻ってくるだろう、そう言いながら黒猫を家に入れた。

「しかたないわね、お邪魔するわ」

靴を揃えると勝手知ったる何とやら、黒猫はまっすぐ階段を上り俺の部屋へと
消えていった。お~い、黒猫さん。またまた桐乃に誤解されそうな行動を…
俺は少し嬉しさ混じりのため息を出しながら部屋に入った。
ほら、その行動が思いっきり誤解を招くんだよ!!
黒猫は当たり前のようにベッドでゴロリと横になりノートパソコンで早速なにやら小説
のプロットなのか書いていた。

「うわッ!!」

思わず声が出てしまう。見た目はいつもの私服ゴスロリなのだが、バージョンアップした夏用ゴスロリ
服はこれまでよりもスカートの丈が短い。いや、短過ぎる。
黒いパンスト越しにも分かる白いふくらはぎから太ももの曲線は丸みを帯びてスラリと伸びている。
その先には黒猫の地肌に負けないほどの白いパンティーがふっくらしたヒップの膨らみを形取っている。
ようするに見えているのだ。まさに禁断の領域。

「な、なに?……ハッ!! あなた、私のどこを見ているのッ!!」

俺の視線とその先にある自身の姿を理解した黒猫は耳まで真っ赤になりながら服装を整えると俺に強烈な平手打ちを
出そうとしたが、不安定なベッドの上。そのまま黒猫は俺におおい被さる形で崩れ落ちた。
近い、黒猫の唇が俺の唇の5mm先にある。赤い瞳には俺の顔を映っている。
突然の出来事に俺と黒猫の時間は静かに止まっていった。

こんな状況になったらお前らはどういう行動をとりますか?

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