kuroneko_daten: こんばんは
kirino_kousaka: こんばんわ。みんな、「俺の妹」フィギュアでどれが好きか、答えてくれてありがとう。
kirino_kousaka: みんなに大切にしてもらえて、あたしたちのフィギュアも喜んでいると思うよ。
kirino_kousaka: さて！ 今日はアニメ『俺の妹。』の第２話最速放送日だよ！ みんな、絶対観てよね！
kuroneko_daten: ということは、そろそろ第１話の解説をしてもいい頃合いかしら。
kirino_kousaka: 解説って？
kuroneko_daten: そうね、例えば……兄からの電話にワンコールで出る妹についてとか、さらっと流し見してしまった人が、いるかもしれないでしょう？
kirino_kousaka: ちょ！ 別にあんなシーンに意味なんか――
kuroneko_daten: もちろんあるわ。
kuroneko_daten: それと、もしかしたらこちらは解説するまでもないかもしれないけれど――妹が兄に手渡したゲームパッケージの裏面に、妹キャラの台詞が記されていたのに気付いた人はいるかしら？
kuroneko_daten: 果たして、そこにはなんと書かれていたのか……
kirino_kousaka: この話はやめよう。ハイ！！ やめやめ！
kuroneko_daten: はいはい。まぁ、このあたりの遠回しなデレ方は、桐乃の基本形だから、覚えておくといいわ。今後も何度か出てくるわよ。
kuroneko_daten: 第２期が始まって、主人公は、ヒロインたちとの関係がリセットされてしまったように感じている。でも、本当に……？ というのが第１話のお話だったわね。
kuroneko_daten: 私からも改めて言っておこうかしら……ただいま。
kuroneko_daten: 今後とも、しっかり描写されてはいても、初見ではわかりづらい桐乃のデレについて、皆の楽しみを奪わない程度に解説させていただくわ。
kirino_kousaka: やめーいっ！ デレてないっつーの！
kirino_kousaka: みんな、まだ起きてる？
kuroneko_daten: ……っふ……愚問ね。宵闇は我が存在そのものよ。
kirino_kousaka: 今夜はあたしたちのアニメの放送があるから、がんばって起きていてね。
kuroneko_daten: 「俺の妹。」のアニメを観ていて思うのだけれど、千葉ポートタワーはかっこいい建物ね。
kuroneko_daten: 我が眼には……聖剣の柄のように見えるわ。
