ハピナス [#blissey]
No.242 タイプ:ノーマル
通常特性:しぜんかいふく(手持ちに戻ると状態異常が治る)
てんのめぐみ(技の追加効果発生率が2倍になる)
隠れ特性:いやしのこころ(味方の状態異常が毎ターン終了時に1/3の確率で回復。自身には適用されずダブル専用)
体重 :46.8kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
#table_edit2
#table_edit2
第2世代出身の
ノーマルポケモンにして、
ラッキーの進化系。
全ポケモン中トップの特殊耐久が最大の特徴で、無補正D252振りのみで
カプ・テテフの特化フィールドサイコキネシスを乱数4発に抑え込むほど。
ただし、進化前の
ラッキー(しんかのきせき適用)と比べると耐久にひと回りの差があり、上記同条件下では物理耐久約1.35倍・特殊耐久約1.24倍の差をつけられており、確定数にも如実な変化が現れている。
痛手となるのは物理耐久の開きで、
ラッキーなら耐えられる役割破壊に崩されてしまう傾向にあり、単純な特殊受けとしては
ラッキーが好まれる。
こちらは持ち物が自由な点、
ラッキーにはない最低限の攻撃性能を持つ点などを活かして差別化したい。
しばしば「きれいなぬけがら」所持で
メガゲンガー対策をした型が注目され、
ラッキーと同時採用されることもある。
種族値を見ても一目瞭然だが、防御に努力値を振るか否かで物理耐久がガラリと変わる。
無補正B無振り時の物理耐久は補正ありB全振り時の44%しかない。
参考までに無補正無振り時のハピナスの物理耐久(9900)は無振り
アローラライチュウ(9450)より少し高い程度しかない。
そのためどんな型でも努力値配分はまずBに振りきってから考えたい。
&color(dodgerblue){過去の型};は
こちらに、
&color(limegreen){ネタ型やマイナー型};は
こちらにあります。
特性考察 [#ability]
- しぜんかいふく
- サイクル戦に導入されやすく状態異常技を誘いやすいので好相性。
- てんのめぐみ
- 呼ぶ物理ポケモンや高速アタッカーを火傷や麻痺で機能停止させられる確率が上がる。
- VC産のトライアタックは隠れ特性固定のため両立不可。
- いやしのこころ
- 隠れ特性。自身には効果がなく、ダブルバトル専用。
- 相手にはでんじはで麻痺を撒きつつ、味方の状態異常をケアすることができる。
技考察 [#moves]
- #table_edit2
Zワザ考察 [#Z-Move]
Zワザの登場により特攻特化の場合Zサイコキネシスで無振り
メガゲンガーを確1にできるようになった。
ただしメガゲンガー自体が数を減らしたほか、H振り相手だと高乱1となり倒せないことも。
USUMではわるだくみで突破してくるアーゴヨンがいるため奇襲としてありか。地球投げ3回耐えである実数値H151調整がメジャーでメガゲンガーのように耐久に多く割くことも殆ど無いので確実にしとめられる。
無補正252振りでわるだくみ+Zりゅうせいぐんを耐えるため交代読みで積まれても問題ない。
ハピナスと言えばメガゲンガー対策としてもきれいなぬけがらがメジャーなため、
アーゴヨン側に(わるだくみ積みきる前に突破できる)有効打がないと踏むので交代される可能性も低い。
ただ、シーズン7現在
ガブリアスや
メガボーマンダ等もまとめて対策できるコオリZ(21%)がきれいなぬけがら(17%)を採用率で上回っているのが悩みどころか。
ちなみに、Zシャドーボールだと無振りなら同じく確1だがH振りだと低乱数。
またZだいもんじ+通常だいもんじでH振り
ギルガルドを確殺できる。
型考察 [#roles]
特殊受け型 [#j9d97be8]
性格:おだやか/ひかえめ/れいせい
特性:しぜんかいふく
努力値:HP,防御,特攻,特防調整
または、BC252 or BD252 残りH
持ち物:きれいなぬけがら/たつじんのおび/たべのこし
確定技:タマゴうみ
選択技攻撃:ちきゅうなげ/ハイパーボイス/シャドーボール/だいもんじ/かえんほうしゃ/れいとうビーム/10まんボルト
選択補助技:どくどく/でんじは
特性は「特殊受け」としての役割上、致命傷となる猛毒を解除できる自然回復優先。
てんのめぐみは攻撃系特性のため役割上候補外(こだわりメガネ型などの候補)。
ギルガルドより素早さを下げてだいもんじを狙うのも一つの作戦だろう。
特殊耐久は過剰気味なので特防特化することはほぼない。
こだわりメガネ型 [#c378873f]
性格:ひかえめ/ずぶとい/おくびょう
特性:しぜんかいふく/てんのめぐみ
努力値:BC252
持ち物:こだわりメガネ
確定技:れいとうビーム/だいもんじorかえんほうしゃ
選択技:ハイパーボイス/かみなりor10まんボルト/シャドーボール/サイコキネシス
ラッキーより高い特攻を活かし、こだわりメガネで攻める型。
とはいえ特攻種族値は75なので、4倍弱点を狙わないと火力不足か。
いやしのねがい型 [#me5ff16f]
性格:ずぶとい
特性:しぜんかいふく/てんのめぐみ
努力値:HB252 or BC252
持ち物:きれいなぬけがら/ヨプのみ
確定技:いやしのねがい
選択技攻撃:ちきゅうなげ/ハイパーボイス/シャドーボール/だいもんじ/かえんほうしゃ/れいとうビーム/10まんボルト
選択補助技:でんじは/どくどく/タマゴうみ
安定性は低いが選出誘導性能が高い願いクッション。
物理相手にもいやしのねがいを決めざるを得ない場面はあるため努力値は防御振り。
自身が交代することは基本的にないため、特性は消去法でてんのめぐみも候補になる。
カウンター搭載型 [#h2016adf]
性格:ずぶとい/ひかえめ
特性:てんのめぐみ
努力値:防御252 特攻252
持ち物:ヨプのみ
確定技:カウンター
選択攻撃技:ちきゅうなげ/ハイパーボイス/シャドーボール/だいもんじ/かえんほうしゃ/れいとうビーム/10まんボルト/チャージビーム
選択補助技:でんじは/めいそう
物理相手にはカウンターで、特殊相手には高い特殊耐久を活かし殴り合う型。対面構築に導入する。
対特殊限定ながら対面構築にとっては貴重な後出しできる駒となることが個性。
また、特性てんのめぐみによりごまかし性能も高い。カウンターが通りにくい
メガガルーラが重い。
重力型 [#jadef476]
性格:ずぶとい
特性:てんのめぐみ/しぜんかいふく
努力値:BC252 or BD252
持ち物:きれいなぬけがら/ヨプのみ
確定技:じゅうりょく
選択攻撃技:かみなり/ふぶき
選択補助技:いやしのねがい/タマゴうみ
重力催眠構築におけるじゅうりょく始動役。メガゲンガーとの相性補完に優れるノーマルタイプであり、
霊獣
ランドロスのいかく込みでなら物理への後出しもこなせなくはない。
ポリゴン2との差別化が課題。自主退場となるいやしのねがいや、選出誘導が差別点となる。
回避型 [#md81adee]
性格:ずぶとい/おくびょう
特性:てんのめぐみ/しぜんかいふく
努力値:BS252
持ち物:きれいなぬけがら/たべのこし
確定技:ちいさくなる
選択攻撃技:ちきゅうなげ/シャドーボールorかえんほうしゃ
選択補助技:どくどく/タマゴうみ/みがわり/でんじは/めいそう
基本スペックはラッキーのほうが高いが、特殊技を採用することと、きれいなぬけがらやたべのこしなどを持てることで差別化できる。
回復方法を食べ残しに頼ることで、タマゴうみを切ってみがわりを入れることもできる。
ゴースト技を採用すればラッキーが苦手とする
ギルガルドやゲンガーで止まらない。
ただし、ギルガルドは能力変化を無視して弱点を突いてくるせいなるつるぎを持っている可能性があるので注意。
ラッキー率いる50族は数が多く、わずかだが上回る素早さ(55族)なのでハピナスにも活躍の場はある。
第七世代ではヘビーボンバーにも「小さくなる状態の相手に対し、必中かつ威力2倍」が追加され、小さくなる構築に対するメタが強まっている。
特にトップメタの
テッカグヤは、体重をフルに活かすべくヘビーボンバー所有率が高い。
また、新要素のZワザは絶対命中であり、格闘タイプのZワザ「ぜんりょくむそうげきれつけん」にはひとたまりも無いことは留意すること。
てんのめぐみチャージビーム型 [#y0e89208]
性格:ひかえめ/ずぶとい
特性:てんのめぐみ
努力値:防御252 特攻252
持ち物:たべのこし/たつじんのおび/オボンのみ/ラムのみ
確定技:チャージビーム/だいもんじorかえんほうしゃ
選択攻撃技:マジカルシャイン/れいとうビームorふぶき/くさむすび/サイコキネシス/みずのはどう
選択補助技:タマゴうみ
てんのめぐみの効果で100%チャージビームで特攻を上げること活かした型。
この型はメガネ型よりも縛られず、持ち物も選択肢があり受け型よりも火力があることと、
元々耐久が高いのでャージビームが積みやすいことがメリット。
ハピナスを見るとちょうはつをしてくる相手が多いのでそこでも活かせる。
【ダブル】てんのめぐみいわなだれ型 [#d67a5ca3]
性格:調整
特性:てんのめぐみ
努力値:AB252かBS252
持ち物:たべのこし/こだわりスカーフ/こだわりハチマキ/ヨプのみなど
確定技:いわなだれ
優先技:チャージビーム/ふぶき/どくどく/みがわり/タマゴうみ/アロマセラピー/ちいさくなるなど
てんのめぐみ全体怯みにより相手全体の行動を妨害しながら、隣のアタッカーに相手を倒してもらう型。
ラッキーの同型の変形で、耐久が落ちる代わりに特殊火力が大きく上がり、持ち物も変えられるようになるのが特徴。
対ハピナス [#counter]
- 注意すべき点
- 言わずと知れた耐久力。特防はもちろん、防御も特化すればかなりのもの。
- 数値上はしんかのきせきラッキーに劣るが、たべのこしやきれいなぬけがらを持つ事で差別化。
- また特攻はラッキーを大きく上回り、特性&taglink(てんのめぐみ);を活かした特殊アタッカー型も。
- だいもんじやシャドーボールなどを使えるのに加えきれいなぬけがらを持てるのでメガゲンガー、ギルガルドにも対抗手段があるのが厄介。
- 対策方法
- 回復するスキを与えず、高火力の物理技や一撃必殺技で落とすのが手っ取り早いが、
- ヤドランやグライオン、ドヒドイデなどの物理受けと組んでいる事が多い。
- 物理耐久は低いがHPが高いため、反動技が主体のポケモンで安易に攻めると
- 反動ダメージだけで瀕死寸前までこちらのHPが減ることも稀ではないので注意が必要。
- また、一発で落とせないとカウンターで逆に落とされる危険性もある。
- 豊富な補助技にはちょうはつで対抗。みがわりも有効。
- サイコショックを覚え確2に追い込めるカプ・テテフなども調整次第では有効。
覚える技 [#learnset]
レベルアップ [#levelup]
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技マシン [#TMHM]
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過去作技マシン [#oldTMHM]
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タマゴ技 [#eggmove]
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教え技 [#tutoring]
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その他 [#other]
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遺伝 [#breeding]
#table_edit2
遺伝経路 [#chainbreeding]
#table_edit2
#fold
&tag(ポケモン,第二世代,ノーマルタイプ,ようせいグループ,しぜんかいふく,てんのめぐみ,いやしのこころ);
最終更新:2018年02月10日 21:50