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04-05
最終更新:
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BF4DB
数日前に極軽く触れましたBattlefield4のStatisticsサイトのお話。
文字通りBF4のDBでございます。
元々はBF3DBなるサイトを開設していた方がBattlefield4対応を機に
かなり内容の濃くなったサイトを提供しているようです。
かなり内容の濃くなったサイトを提供しているようです。
なぜこのサイトを御紹介しているのかと申し上げますと、
裏のカラクリがStatsNow!!にそっくりだから。
裏のカラクリがStatsNow!!にそっくりだから。
また裏は似ていても表が全く違うのも面白いところ。
同じサーバ管理者視点であるにも関わらず目的が根本的に異なることが原因でしょう。
同じサーバ管理者視点であるにも関わらず目的が根本的に異なることが原因でしょう。
サイト内を一巡すれば誰でも理解出来る通り、
アンチチートを目的に開発されたことは明らかです。
アンチチートを目的に開発されたことは明らかです。
StatsNow!!同様、ラウンド事の戦績情報を重視しており、
Battlelogのようなプレイ開始からのトータルでの実績はあまり重視していません。
Battlelogのようなプレイ開始からのトータルでの実績はあまり重視していません。
ラウンド事の戦績情報を使用しないと最近の傾向を把握出来ないため、
能力評価の精度に難があります。
能力評価の精度に難があります。
アンチチート目的とは言え、副産物も色々とあり
エンブレムが一覧で見られる機能などは他のサイトでは見かけない機能もあります。
エンブレムが一覧で見られる機能などは他のサイトでは見かけない機能もあります。
またサーバを起点にデータ取得をしている関係上、
サーバ関連の統計情報も多く格納されているのは有用です。
サーバ関連の統計情報も多く格納されているのは有用です。
特に面白かったのは「お気に入り登録ランキング」(私が勝手に名前を付けました)で、
各サーバごとに何名の方がお気に入り登録しているかがわかります。
各サーバごとに何名の方がお気に入り登録しているかがわかります。
サーバの評判を上げたい方は一つの目安として使えるでしょう。
ちなみに上位はピストルやナイフ専用のサーバとロッカー専用サーバが目立ちました。
日本のサーバがランキング上位では
ほとんど見かけなかったところは少々残念なところです。
ほとんど見かけなかったところは少々残念なところです。
さて肝心のアンチチート機能はと言えば当然のことながらかなり充実しています。
様々な指標を元に自動計算し閾値は自己学習により動的に変化などなど...
(現在実装されているアルゴリズムはベータ版であるとの記載があります)
(現在実装されているアルゴリズムはベータ版であるとの記載があります)
プレイヤーごとの情報として、DMGなるパラメータが存在しており、
これは各武器ごとに1命中あたりの平均ダメージを算出しています。
これは各武器ごとに1命中あたりの平均ダメージを算出しています。
Battlelogには存在しない統計情報でありゲームサーバ内にも存在しておらず、
推計値として算出可能ですが相応の統計学的な知識が必要となります。
推計値として算出可能ですが相応の統計学的な知識が必要となります。
ちなみにBFBC2ではゲームサーバから得られる情報が格段に詳細であったため、
ほぼ正確な平均ダメージが算出可能でした。
(但し、当該サーバの管理者しか詳細情報は取得出来ないため、
他のサーバに於ける平均ダメージ計算はBFBC2でも出来ない)
ほぼ正確な平均ダメージが算出可能でした。
(但し、当該サーバの管理者しか詳細情報は取得出来ないため、
他のサーバに於ける平均ダメージ計算はBFBC2でも出来ない)
現時点のアルゴリズムによるチート判定の精度ですが、
平均からの乖離(平均偏差)に強く依存しているように感じられます。
平均からの乖離(平均偏差)に強く依存しているように感じられます。
これは高校の数学で習った方も多いと思いますが、
サンプルが標準正規分布に基づいた分布状況となっていることが大前提となります。
サンプルが標準正規分布に基づいた分布状況となっていることが大前提となります。
しかし、現実にはそのような美しい分布状態にはなっていません。
(参考)Battlefield3にて収集したKPMの分布状態
(参考)Battlefield3にて収集したKPMの分布状態
リンク先のグラフはあくまでも一例ですが標準正規分布にはほど遠く、
ほぼ全ての統計情報がこのような形状のグラフになります。
ほぼ全ての統計情報がこのような形状のグラフになります。
大学などで統計学を専攻されていた方でしたら一目瞭然ですが、
カイ二乗分布と呼ばれる分布状態であり標準正規分布とは異なる仮説検証方が用いられます。
カイ二乗分布と呼ばれる分布状態であり標準正規分布とは異なる仮説検証方が用いられます。
自己学習機能にてこのあたりが自動的に調整されるとすばらしいですね。
また、最終的なチート判定では考慮されていると思いますが、
サンプルが極少ない場合でも赤色のアラートが表示されるところは気になります。
サンプルが極少ない場合でも赤色のアラートが表示されるところは気になります。
例えば、ある武器でのキル数が1キルのみであり、そのキルがHSだった場合、
HSKR=100%なのは事実ですがこれを持ってチートの疑いがあるとはいえないでしょう。
でも表示は赤くなるようです。
HSKR=100%なのは事実ですがこれを持ってチートの疑いがあるとはいえないでしょう。
でも表示は赤くなるようです。
Loginすると他にも使える機能があるのかもしれませんが、
Register後に送付されるらしい認証情報をまだ受け取っていないため未確認です。
Register後に送付されるらしい認証情報をまだ受け取っていないため未確認です。
尚、サーバ管理者視点かつアンチチート目的であるため、
ゲーム機については完全に対象外のようです。
ゲーム機については完全に対象外のようです。
FPSの本場ドイツ製のサイト、今後に期待します。
皆さんも是非実力で自分のStatisticsを赤くしてみて下さい。
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