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2014 > 01 > 04-02


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Intel x Intel (2)


脱線し過ぎたので軌道修正します。

ここからIntelバッシング開始。

■世界最速はおめでたいことですが「売国」と言われないのでしょうか?

現代では合法のようですが、
ココム規制が存在した一昔前なら完全な違法行為です。

スーパコンピュータは戦略物資の典型例。
それを販売した先が何と中国の軍事機関。

誰が聞いても冗談だと思うようなお話ですが...

■でも開発したメーカはIntelになってませんよ?

確かに納入したメーカにはNUDTと記載されています。

聞いたことの無いメーカだと思ったら、
National University of Defense Technologyの略でした。
中国国立防衛技術大学と訳せばよいのでしょうか。

つまり、部品だけIntelのパーツを仕入れて、それを自分たちで組み立てた。

これならIntelがどうこう言われる筋合いはありません。

中国国内で販売すると微妙な話になりそうですが、
米国内など非共産圏で販売したものをディラーやブローカーが中国へ持ち込んだなら仕方無い。

北朝鮮の兵器から日本製の部品がたくさん出てくるのと同じ話ですね。

本当か?

■ここで仕様を見てみましょう

  • Intel Xeon E5-2692
  • Intel Xeon Phi 31S1P

ちなみにXeon PhiとはPCI-Eスロットに追加するタイプの特殊なXeonです。
TitanをGPGPUとして利用するのと似た方式になります。

※物理的に似ているだけで内部アーキテクチャは全く似ていません

PCI-Eのボード一枚の上にCoreアーキテクチャのCPU換算で約70Core分のCPUが乗っているそうです。

しかし、どちらも聞いたことのない型番です。
特にXeon E5については業務にてどれだけ見たり聞いたり使ったりしたかわかりませんが、
E5-2692は全く記憶にありません。

念のため米国Intel社のHPにて検索

E5-2692 (該当0件)

あれ?

似たような別物を検索。

E5-2690 (該当217件)

正しく検索出来ました。どうなってんだこれ?

次にXeon Phiも調べてみましょう。

31S1P (該当1件)

しかもこの1件は輸出時に必要となる各種認証について記載された資料であり、
31S1Pは製品リストには記載されていません。

では類似製品を検索。

5110P (該当66件)

こちらも正しく検索出来る。
怪しすぎます。

Intel社のサイトを使った検索は、件のマシンが世界最速となった昨年6月に一度行っており、
先程再度実施しましたが結果は変わりませんでした。

Googleなどで検索するとそれなりにヒットしますが、
多くはXeon搭載機が世界最速になった話題であり、
このプロセッサに関する詳細な情報を伝えているサイトは極僅かです。

その僅かなサイトも私が見た限り全てのサイトは、
最速のXeon E5-2692は2013/Q3に出荷開始と表記していました。

もう2014年になりましたが、出荷開始どころかIntelの製品リストにも記載されていません。

仮に2013/Q3に出荷されていたとしても、
Q2時点で既にそのプロセッサを搭載したマシンが稼働していたのですから
順序が逆転しています。

つまり、通常ルートでの出荷開始前に
NUDT(中国国立防衛技術大学)はこのプロセッサを
大量に入手していたことになります。

これ、どう考えても専用設計のカスタムプロセッサでしょう。

中国国立防衛技術大学の世界最速スーパコンピュータのために
米国Intel社が専用開発したカスタムプロセッサとしか考えられないのですが...

時代は変わったものです。(苦笑)

既にココム規制は撤廃されましたが...

ヤマハ発動機の社員は中国に農薬散布用無人ヘリコプターを輸出して逮捕されました。

この事件は輸出したもの自体が軍事転用可能である点では
スーパコンピュータとはやや異なりますが輸出先が中国である点で一致しています。

精密測定器の大手メーカであるミツトヨでは
社長以下数名が核兵器開発のための「装置を開発可能な装置」をイラン他へ輸出したとして逮捕されています。

スーパコンピュータは兵器を開発可能な装置だと思いますが...

これらの事件は日本国内法に抵触しており明らかに違法です。

対するIntelの件は米国の法律に抵触することは無いのでしょうから合法だと思いますが、
それにしても節操の無い話だと思います。

なんか偏った思想のサイトみたいになってきました。(苦笑)

■CrayのインターコネクトをIntelが買収

一つ前のページで軽く触れていますが、
現代のスーパコンピュータはPCサーバと同程度の性能のマシンを
大量に接続することによりトータル性能を確保しています。

ここで重要になるのが各ノードをどのように接続するか。

さすがに10GbpsのEthernetではどうにもならず、
そもそも10,000超えるノードを対象にパケットをスイッチ出来るシステムを開発することは
大きな困難が伴います。

※AmazonWebServicesがサービス提供用のインスタンス(サーバ)を1064台接続した、
 ベンチマーク専用のマシンがTOP500にて64位にランクインしていますが、
 このマシンは10GbEを使用しているため不可能な話ではないようですが、
 世界最速のマシンと比較するとその性能は1/100程度にとどまります。

Intel社は今後HPC(High Performance Computing)分野に
注力していくと宣言しており、さらに高性能なマシンが登場することが予想されます。

その布石と考えて良さそうなのが
現在第2位であるTitanのインターコネクト技術の買収。

特許だけでなく人員丸ごと買収したとのことですので本気のほどが伺えます。

しかし、人まで売ってしまったCray社は今後どうするのでしょうか?
別の部隊がもっと高性能なインターコネクトを開発中かもしれませんが...

あまり面白味はありませんがHPC分野でもIntelが独走態勢に入りつつあるようです。

そんな中、日本政府は「京」の後継機開発に1,000億円もの予算を投入。
別の目的で使った方がきっと良い国になります。

何に使うべきかを問われても私は政治家ではございませんので答えを持っておりませんが...

ゲーム作ったらどうでしょう。(笑)

長い割にゲームには全く関係の無いお話でした。

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