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**予定通りGPUシェア発表がありました
やはり変化無しですね...
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***まずは出典から
海外の技術系シンクタンクであるJon Peddie Reseach社より四半期ごとのGPUシェアが発表されました。
基礎値の出所は各社の四半期決算書ですので、これ以上正確な数字は無いでしょう。
(もちろん経営陣に違法行為があれば話はべつですが)
[[出典1 (外部サイト) GPU shipments (MarketWatch) Q1 2014 - Charts and Images>>http://jonpeddie.com/news/comments/gpu-shipments-marketwatch-q1-2014-charts-and-images/]]
[[出典2 (外部サイト) Add-in board market down in Q1, Nvidia holds market share>>http://jonpeddie.com/press-releases/details/add-in-board-market-down-in-q1-nvidia-holds-market-share/]]
今回はなかなか面白い結果になっていますので少々取り上げてみたいと思います。
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***結論は出典2の中程に
小さな表がありますが、結果的にはNvidia65%:AMD35%ですので、約2/3がNvidia、約1/3がAMDとなります。
同じ表にはさらに三ヶ月前の集計値と昨年の集計値も記載されていますが、
徐々にNvidiaが差を広げていることがわかります。
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***出典元にはありませんが
出典元が公表している値を元にAMDのシェアをAIB(*1)とAPUなど(*2)に分類しました。
NvidiaとAMD AIBの合計は約25%になりますので、
&b(){全体の1/4はゲームなどヘビーユースで使用されていると考えられます。}
(*1)グラフィクスボード実装用として出荷されたGPU
(*2)APUに内蔵されたグラフィクスコアやマザーボードに実装されたGPU
----
***統計の綾
私に騙されてはいけません。
一つ上の段落にて敢えて太字で書きましたが、
シェアとしては1/4ではなくもっと多くのPCでAIBのGPUが稼働しています。
なぜか?
単純なお話です。
サーバ用XEONを除くとIntel製CPUは出荷台数ベースで99%がGPUコアを内蔵しています。
またAMDについてもCPU単体だけでなくAPUのようにGPUを内蔵したモデルが含まれています。
つまり、
&b(){&color(red){AIBの対象となるPCには既にCPU内蔵のGPUが搭載されており、}}
&b(){&color(red){内蔵GPUは稼働していない可能性が高いと考えられます。}}
実際にこの記事を読まれている皆さんもこのパターンに該当する方が多いのではないでしょうか?
例えば、CPUはIntel i7-4770KのためIntel HD4600も搭載されているが、GPUはRADEONを使用している。
このような場合、使用されていないIntel HDもIntelのシェアに計上されています。
仮にAIBを使用している全てのPCがIntel HDシリーズを搭載しており、
そのIntel HDシリーズをシェアから差し引いて計算すると下記のようになります。
かなり乱暴な前提になりますが、ほぼ1/3がAIB搭載機になりますね。
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***でもリアリティが無いですよね
PC3台に1台がGeForceかRedeonを搭載している。
かなり無理のある数字に感じます。元の数字である約1/4でさえ多過ぎると思います。
日本では任天堂やソニーの努力もあり家庭用ゲーム機が広く普及しているため、
あまり「PCでゲーム」の考え方が一般的では無いと思いますが、
海外(特にヨーロッパ)では比較的「PCでゲーム」な方々が多いのかも知れませんね。
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個人的にはRADEON R7/R9シリーズの影響で
もう少しAMDのシェアが伸びると予想していただけに少々残念な結果となりました。
Battlefield4リリース日にMantleが使えたらもう少し追い風になったと思うのですが...
(リリース日どころか予定日より1ヶ月ほど遅れたような記憶が)
(&Counter())
**予定通りGPUシェア発表がありました
やはり変化無しですね...
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***まずは出典から
海外の技術系シンクタンクであるJon Peddie Reseach社より四半期ごとのGPUシェアが発表されました。
基礎値の出所は各社の四半期決算書ですので、これ以上正確な数字は無いでしょう。
(もちろん経営陣に違法行為があれば話はべつですが)
[[出典1 (外部サイト) GPU shipments (MarketWatch) Q1 2014 - Charts and Images>>http://jonpeddie.com/news/comments/gpu-shipments-marketwatch-q1-2014-charts-and-images/]]
[[出典2 (外部サイト) Add-in board market down in Q1, Nvidia holds market share>>http://jonpeddie.com/press-releases/details/add-in-board-market-down-in-q1-nvidia-holds-market-share/]]
今回はなかなか面白い結果になっていますので少々取り上げてみたいと思います。
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***結論は出典2の中程に
小さな表がありますが、結果的にはNvidia65%:AMD35%ですので、約2/3がNvidia、約1/3がAMDとなります。
同じ表にはさらに三ヶ月前の集計値と昨年の集計値も記載されていますが、
徐々にNvidiaが差を広げていることがわかります。
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***出典元にはありませんが
出典元が公表している値を元にAMDのシェアをAIB(*1)とAPUなど(*2)に分類しました。
&image(GPUShares_20140521_01.png)
NvidiaとAMD AIBの合計は約25%になりますので、
&b(){全体の1/4はゲームなどヘビーユースで使用されていると考えられます。}
(*1)グラフィクスボード実装用として出荷されたGPU
(*2)APUに内蔵されたグラフィクスコアやマザーボードに実装されたGPU
----
***統計の綾
私に騙されてはいけません。
一つ上の段落にて敢えて太字で書きましたが、
シェアとしては1/4ではなくもっと多くのPCでAIBのGPUが稼働しています。
なぜか?
単純なお話です。
サーバ用XEONを除くとIntel製CPUは出荷台数ベースで99%がGPUコアを内蔵しています。
またAMDについてもCPU単体だけでなくAPUのようにGPUを内蔵したモデルが含まれています。
つまり、
&b(){&color(red){AIBを搭載するPCには既にCPU内蔵のGPUが搭載されており、}}
&b(){&color(red){内蔵GPUは稼働していない可能性が高いと考えられます。}}
実際にこの記事を読まれている皆さんもこのパターンに該当する方が多いのではないでしょうか?
例えば、CPUはIntel i7-4770KのためIntel HD4600も搭載されているが、GPUはRADEONを使用している。
このような場合、使用されていないIntel HDもIntelのシェアに計上されています。
仮にAIBを使用している全てのPCがIntel HDシリーズを搭載しており、
そのIntel HDシリーズをシェアから差し引いて計算すると下記のようになります。
&image(GPUShares_20140521_02.png)
かなり乱暴な前提になりますが、計算上はほぼ1/3がAIB搭載機になりますね。
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***でもリアリティが無いですよね
PC3台に1台がGeForceかRedeonを搭載している。
かなり無理のある数字に感じます。元の数字である約1/4でさえ多過ぎると思います。
日本では任天堂やソニーの努力もあり家庭用ゲーム機が広く普及しているため、
あまり「PCでゲーム」の考え方が一般的では無いと思いますが、
海外(特にヨーロッパ)では比較的「PCでゲーム」な方々が多いのかも知れません。
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個人的にはRADEON R7/R9シリーズの影響で
もう少しAMDのシェアが伸びると予想していただけに少々残念な結果となりました。
Battlefield4リリース日にMantleが使えたらもう少し追い風になったと思うのですが...
(リリース日どころか予定日より1ヶ月ほど遅れたような記憶が)
(&Counter())
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