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*サブタイトル
-「未来」という単語が入っており、『未来戦隊タイムレンジャー』を思わせるサブタイトルになっている。
--『タイムレンジャー』Case File 1(第1話)のサブタイトルは「時の逃亡者」。
--この「未来は過去に」というタイトルには、「未来(という名前の少年)は過去に(いる)」「(本来であれば父・ドモンよりも)未来(を生きていくはずの息子)は過去に(いる)」という複数の意味も込められていると思われる。
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*2010年10月2日
-ゴーカイジャーがタイムスリップした2010年10月2日は劇場版『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー』の戦いが起こっている日とされており、総勢12名のゴセイジャーとシンケンジャーが揃い踏みするシーンがある。
-また同時に翌日の10月3日に放送された『ゴセイジャー』epic33(第33話)ではマトリンティスとゴセイジャーが初めて戦っており、今回の出来事が『ゴセイジャー』第33話の直前であることを示唆している。
--今回のエピソードは上記のことから『ゴセイジャーVSシンケンジャー』からの映像・音声の流用が多く、ゴセイジャーとシンケンジャーがそれぞれ分かれてビービ、ナナシと戦うシーンとゴーカイジャーが外道衆の前に現れてから骨のシタリが倒されるまでのシーンは大部分が流用された映像で構成されている。
---ただし、シタリとゴーカイジャーのメンバーの台詞については新規アフレコが行われており、ゴーカイジャーが現れた時のゴーカイレッドの「今回は映画らしいからな」という台詞が、映画ではないためか「わざわざ過去まで来たんだ」に差し替えられている。
---名乗る時のポーズも劇場版0と異なっている。
-『未来戦隊タイムレンジャー』は時間をテーマにした作品のため、事件の起こった日が明確にされており、エンディング前に毎回日付が表示されている。今回、日付まで正確に設定されたのは、その為だと思われる。
-ただし、『海賊戦隊ゴーカイジャー』の舞台は[[第1話>第1話:宇宙海賊現る]]によれば「レジェンド大戦から数年後」とされ、かつ[[劇場版3>劇場版3:海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン]]は「2012年」とされているため、全ての設定を繋げると時系列の矛盾が見られる。
--過去の日付が正確に「2010年10月2日」と表記されたのに対し、40話時点での現在の日付は表示されず単に「現在」とぼかした表記になっていた。
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*冒頭でのジョーと鎧
-冒頭での食事のシーンでジョーが鎧に武術を教えていた。
--『タイムレンジャー』Case File 4(第4話)では、タイムイエロー・ドモンがタイムグリーン・シオンに格闘技を教えるシーンがあり、ドモンは悪の組織・ロンダースファミリーの囚人に技を仕掛けながら、シオンに教えていた。
---『タイムレンジャー』では地球人のドモンが異星人のシオンに教えていたが、『ゴーカイジャー』ではその逆で、異星人のジョーが地球人の鎧に教えている。
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*Tomorrow Research News
-寝隠神社爆発のニュース記事を載せたサイトの名前が「[[Tomorrow Research News>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/17.html#id_2c75dd84]]」となっている。
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*鎧の言動
-「過去ですよ、だってスカイツリーが建設中ですから」
--東京スカイツリーは2008年に着工し、2011年3月に外装建設を終了、以降は内装工事に移行している。
--豪獣ドリルがタイムゲートから出現したシーンでは建設途中のスカイツリーが写っている。このシーンのスカイツリーは第2展望台(450m地点)の下部支柱が建設途中のようだが、実際に支柱建設が開始されたのは2010年10月27日のことであるため、若干のズレが生じている。
-「自分にできることを探して、やってみれば、自分の明日ぐらい変えられる」
--『タイムレンジャー』Case File 2(第2話)で、未来を変えないために現代に残らなければならなくなった未来人のメンバーに、唯一の現代人であるタイムレッド・浅見竜也は「未来は変えられなくたって、自分の明日ぐらい変えようぜ」と言っている。この言葉は、メンバーに大きな影響を与えることになった。
-ゴーカイシルバーのポーズ
--豪獣神を呼び出す際、左手に持ったゴーカイセルラーに対して無線機に呼びかけるような仕草をしているが、これはタイムファイヤーの変身アイテムであるブレスレット・ブイコマンダーが音声入力式になっており、変身時や巨大マシン・ブイレックスを呼び出す際などに音声入力による操作を行っていたため。
-「タイムアップ!」
--タイムレンジャーの巨大戦時の決め台詞。
---ただし鎧の担当になるタイムファイヤーの場合は「ジ・エンド!」となる。
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*巨大戦
-今回はゴーカイガレオンを現代に置いてきたため、豪獣神だけで挑んだ。
--豪獣神が戦ってる間、マーベラスとアイムは観戦、ジョーは片手で腕立て伏せ、ルカはしゃがみ込んで考え事、ハカセは石蹴りをしていた。
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*寝隠神社の壷
-外形は『忍者戦隊カクレンジャー』においてニンジャマンが封印されていた壷に酷似しており、[[第45話>第45話:慌てん坊忍者]]において実際その通りであることが判明する。
-この時点でゴーカイジャーとバスコ双方とも、カクレンジャーの大いなる力は手に入れていない。
-ドモンが「34の大いなる力を揃えるためのチャンス」と言ったのは、第45話での[[鶴姫>第45話・第46話共通ネタ]]の発言とあわせて、彼が関与しなければカクレンジャーの大いなる力を手に入れる機会が失われることを指していたと思われる。
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*外道衆(げどうしゅう)
-[[侍戦隊シンケンジャー]]を参照。
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*機械禦鏖帝国マトリンティス(きかいぎょおうていこく - )
-『ゴセイジャー』における敵(悪しき魂)のひとつ。[[天装戦隊ゴセイジャー]]を参照。
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*登場したレジェンド
**ドモン
-未来戦隊タイムレンジャーのタイムイエローで、30世紀・西暦3000年の世界において歴史の改変を防ぐために活動している組織・時間保護局の局員。元は「グラップ」という総合格闘技の選手であったが、試合への出場を放棄したためグラップ界を追放され、時間保護局にやってきた。
--未来の刑務所・ロンダー刑務所の服役囚(ロンダーズファミリー)を纏めていたドン・ドルネロというマフィアの首領の策略により、ドルネロや時間保護局の仲間たちと共に20世紀・西暦2000年の世界にタイムスリップする。時間保護局からロンダーズファミリーを全員逮捕するまで元の時間に帰還することを禁じられてしまったため、変身システムのプロテクトを外すための人数合わせとして急遽タイムレッドとなった現代人・浅見竜也と共になんでも屋・トゥモローリサーチを開業し、ロンダーズファミリーを追いながら現代で暮らすこととなった。
---スクープを狙ってタイムレンジャーを追い回していた現代人の記者・森山ホナミと恋に落ちるが、『タイムレンジャー』第50話(『タイムレンジャー』は全51話が放送されたが、最終話として放送された第51話は完全な番外編であったため、第50話が本編の最終話に当たる)でロンダーズファミリーや自分の死を回避するために歴史を改変した時間保護局の上司・リュウヤとの戦いを終え、最後は修正された新たな30世紀の世界へと戻っていった。
----なお、ドモンが新たな未来へと帰った時点でホナミはドモンの子供を妊娠しており、『タイムレンジャー』第50話の後日談に登場したホナミは無事に生まれた男の子(竜也からは「ドモンジュニア」と呼ばれる)を女手一つで育てていた。
-----『タイムレンジャー』本編ではドモンがホナミの妊娠を知っていたかどうかは曖昧だったが、今回のラストシーンでゴーカイジャーの6人と森山母子の写真を見たドモンは、ホナミが妊娠していたことを知らなかったような反応を示している。
--武器の使用も認められるグラップの世界において、己の拳のみを武器に戦っていた猛者であり、トゥモローリサーチではその経歴を活かして護身術の講師をしていたが、勧誘の方法がナンパ同然であったため成果は芳しくなかった。
--7人兄弟の大家族出身で情に脆いためホームシックに罹り、タイムスリップの際に頭に20世紀の情報をインプットしていた影響もあって記憶障害を起こしてしまい入院した際(第7話)、竜也が必要書類の名前欄に「土門 太郎(どもん たろう)」と書いたことから、現代ではその名前で通すこととなった。
***外見
-タイムレンジャーのメンバーは、左手首に着けたブレスレット・クロノチェンジャーを使って変身するが、レジェンド大戦により変身能力を失っているため、クロノチェンジャーを着けていない。
-着ている白い洋服は時間保護局の制服であり、『タイムレンジャー』本編でも30世紀のシーンにおいてドモンたちがこの制服を着用していた。
***言動
-立体映像を映した機械
--タイムレンジャーが名乗りの際に見せる身分証・タイムエンブレム。[[圧縮冷凍>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/71.html#id_18aec814]]した相手にかざしてカプセルに収容することもできる。
--鎧は知らない様子だが、[[前回>第39話:どうして? 俺たち高校生]]爆弾を圧縮冷凍した際に鎧のみその場にいなかったため、エンブレムを使った収容シーンも見ていないと思われる。
-鎧のサイン希望に対して喜ぶ
--前述のようにドモンはプロの格闘技選手であり、戦隊に関わる以前からサインを求められる立場の人間だった。『タイムレンジャー』本編第1話でもシオン(タイムグリーン)に格闘家としてサインを求められている。
-「むやみに過去の人間にはかかわるな、面倒なことになるからな」
--ドモン自身が過去の人間(森山ホナミ)とかかわり、恋人となった彼女を残して未来へ帰らなければいけないという哀しみを経験したため。
---タイムピンク・ユウリも相思相愛だったタイムレッド・浅見竜也を残して未来へ帰らなければいけないという哀しい経験をした。
-息子・未来を見て喜ぶ
--寝隠神社にいた息子を見て涙ぐむドモンの喜びは、息子が無事だったことを意味する。
---2010年10月2日、未来は寝隠神社におり、ゴーカイジャーの助けがなかったら未来はナナシ連中あるいはマトロイドに殺される運命だった。
**侍戦隊シンケンジャー(さむらいせんたい - )
-33番目のスーパー戦隊。[[侍戦隊シンケンジャー]]を参照。
**天装戦隊ゴセイジャー(てんそうせんたい - )
-34番目のスーパー戦隊。[[天装戦隊ゴセイジャー]]を参照。
**森山 ホナミ(もりやま - )
-タイムレンジャーを追いかける新聞記者の女性。9話から初登場し、週刊誌にタイムレンジャーやロンダーズファミリーの写真の売り込みを行う。この記事が警察をも動かし、民間企業の協力を得てシティガーディアンズを結成することになる。
--11話にてタイムレンジャーと接触する機会を得るが、危険行為を叱咤され、落ち込んでいた自身を励ましてくれたタイムイエローに惹かれていたが、その正体をアヤセだと思い込んでいた(アヤセはタイムブルーの変身者)。その後、ドモンがタイムイエローだと知ると相思相愛となり、『タイムレンジャー』第50話の後日談では彼との間に息子を設けていた。
---ドモンが未来人であることを知った際にも「それが何?」と言い放ったほどの逞しい女性であり、現在も息子・未来を女手一つで育てている。
-『爆竜戦隊アバレンジャー』第27話にも登場。スーパー戦隊シリーズの出演者が、他の作品のTV本編に登場することはあるが、別の役としての登場がほとんどであり、同一キャラとしての登場は今回のような記念作品として制作された『ゴーカイジャー』や、『電子戦隊デンジマン』の直接的続編として制作された『太陽戦隊サンバルカン』を除くと異例中の異例である。
--ただしオープニングのキャスト表記では名前が出ておらず、劇中で「リポーターのホナミです」と名乗ることで同一人物と分かる形になっている。
**森山 未来(もりやま みらい)
-ドモンとホナミの間に生まれた少年。
--『タイムレンジャー』本編ではまだ赤ん坊であり「ドモンジュニア」としか呼ばれていなかった。本作において未来と命名されたことが明かされた。
--2001年に誕生しており、劇場版0時点では小学3年生(8、9歳)になっている。
***言動
-「うち、お父さんいないから」
--未来はドモンが30世紀に帰った後に生まれた事から。
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*豪快チェンジ
**オールレッド(ゴーオンレッド/ボウケンレッド/ゲキレッド/デカレッド/マジレッド)
-[[劇場版0>劇場版0:天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕]]を参照。
-5人のレッドが揃い踏みしているが、未来戦隊タイムレンジャーは2人のレッド戦士が同時に登場した初の戦隊である。
--『サンバルカン』では初代バルイーグルと二代目バルイーグルが登場するが、同時に登場してはいない。
--その後の例としては、ハリケンレッドとカブトライジャーの登場した『忍風戦隊ハリケンジャー』などの例もある。
**未来戦隊タイムレンジャー
-豪快チェンジ直後の名乗りが「未来戦隊、タイムレンジャー!」ではなく「タイムレンジャー!」になっているが、『タイムレンジャー』本編でも「未来戦隊」という名称は一切登場せず、名乗りにおける戦隊名も一貫して「タイムレンジャー!」のみであった。
-ザンKT0の攻撃をかわした際の動きは、スローモーションや残像などの演出も含め、『マトリックス』の劇中で主人公・ネオが''倒れ込みそうなほど上体を後ろに反らしながら銃弾を回避していく''という有名なシーンのオマージュである。
--ただし、これを行っていたのはタイムレッド(マーベラス)とタイムイエロー(ルカ)とタイムピンク(アイム)だけで、タイムブルー(ジョー)とタイムグリーン(ハカセ)は体を前に反らしており、咄嗟に反応できなかったタイムファイヤー(鎧)には攻撃が直撃していた。
---『タイムレンジャー』第1話でも、タイムレンジャーのメンバーがゼニット(『タイムレンジャー』における戦闘員)の攻撃に対してこの動きをしており、唯一の現代人であるタイムレッド・浅見竜也だけが反応できず攻撃の直撃を受けていた。
----『タイムレンジャー』においてこのような演出がされたのは、『マトリックス』が公開され大ヒットしたのが『タイムレンジャー』放送の前年(1999年)であったことや、その内容が機械に支配された未来の世界を描いたものであったことからと思われる。
----マトリンティス帝国の由来もこの『マトリックス』からであり、マトリンティスのマトロイドたちは、名前の由来となった映画の内容が特徴や弱点に取り入れられている者も多かったため、『タイムレンジャー』からのオマージュでありながら『ゴセイジャー』からのオマージュも入れたといえる。
-ゴーカイジャーがタイムレンジャーに変身する時のポーズは『タイムレンジャー』本編での変身ポーズと同じである。
--戦闘時、映像がドロップフレーム(コマ落ち)を起こしたように残像が現れている部分があるが、『タイムレンジャー』でもOP映像の戦闘シーンなどで同じような演出が行われていた。
*豪快チェンジ(鎧のみ)
-今回は顔が漢字(のよう)になっている戦士へ豪快チェンジしている。
-また、今回豪快チェンジした2戦隊は、今回伏線の貼られた『忍者戦隊カクレンジャー』以外で、妖怪と戦ったことのある戦隊でもある。
**侍戦隊シンケンジャー(シンケンゴールド)
-『侍戦隊シンケンジャー』は外道衆と呼ばれる妖怪と戦った戦隊であり、『タイムレンジャー』と同じく小林靖子がメインライターをつとめている。
-シンケンゴールド・梅盛源太は侍提灯ダイゴヨウの開発者であり、ダイゴヨウは劇場版0でゴーカイジャーを目撃した。
**超力戦隊オーレンジャー(キングレンジャー)
-タイムレンジャーはレッドとファイヤー以外の変身者が未来人だが、『超力戦隊オーレンジャー』におけるキングレンジャー・リキは6億年の眠りから目覚めた古代の少年戦士である。
-オーレンジャーは、『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』でブルドントが制作したオンブオバケという妖怪と戦った戦隊である。
--オーレンジャーが登場した『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』はVS戦隊シリーズで最初の作品である。
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*登場した技・用語等
**デュアルクラッシャー/ハイブリッドマグナム/ゲキワザ・咆咆弾(ほうほうだん)/レッドファイヤー/サーベルストレート/カンカンマンタンガン
-これらの技が使われたシーンは[[劇場版0>劇場版0:天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕]]からの流用となっている。
--ゲキワザ・咆咆弾については[[第32話>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/57.html#id_5725b1e4]]を参照。
--レッドファイヤーについては[[第3話>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/16.html#id_472a15ac]]を参照。
--サーベルストレートについては[[第36話>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/61.html#id_80a2e338]]を参照。
--デュアルクラッシャー・ハイブリッドマグナム・カンカンマンタンガンについては[[劇場版0>劇場版0:天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕]]を参照。
**サカナマル
-『シンケンジャー』に登場した、6人目の戦士・シンケンゴールドの専用武器。
--秋刀魚をモチーフにした居合刀であり、鞘に収めた状態で一匹の秋刀魚に見えるようなデザインになっている。
**キングビクトリーフラッシュ
-『オーレンジャー』に登場した、6人目の戦士・キングレンジャーが使用する技。
--専用武器である杖・キングスティックから光線を発射して攻撃する。
**ダブルベクター
-『タイムレンジャー』に登場した、タイムレンジャーの共通装備である2本の剣。
--時計の針をモチーフにしているため長さが違い、長剣はスパークベクター、短剣はアローベクターという個別名称が付いている。
--柄を接続して使うことも出来るが、本話も含め『ゴーカイジャー』では再現されていない。
**ボルランチャー/ボルバルカン
-『タイムレンジャー』に登場した、タイムレンジャーのメンバーがそれぞれ使用する重火器(ボルユニットと総称される)。クロノチェンジャーから取り出すことができ、全メンバーのボルユニットを合体させることで[[ボルテックバズーカ>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/71.html#id_fe8e210d]]となる。
--ボルランチャーはタイムブルー専用の大型ビームランチャー。1発で戦車も粉砕してしまう大型エネルギー弾を1秒間に3発放つ。
--ボルバルカンはタイムイエロー専用の2連装バルカン砲。直径1mの鉄球を粉砕する光弾を1秒間に10発発射できる。
**DVディフェンダー(ディーブイ - )
-『タイムレンジャー』に登場した、6人目の戦士・タイムファイヤーの専用武器。
--「DVチェンジ」というコマンドを入力することで、銃のディフェンダーガンと剣のディフェンダーソードという2つのモードを使い分けることができる。
**ベクターエンド
-『タイムレンジャー』に登場した、タイムレンジャーのメンバーがダブルベクターを使用して放つ技であり、今回技名が呼称されたのは3種類(ビート3・6・9)。
--ビート3はタイムレッドが得意とする技。時計の針が3時を指すようにスパークベクターを上に、アローベクターを左に向け、スパークベクターを上から下へ、アローベクターを左から右へ振るい敵を斬る。
--ビート6については[[第12話>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/32.html#id_546fb98b]]を参照。
--ビート9はタイムグリーンが得意とする技。時計の針が9時を指すようにスパークベクターを上に、アローベクターを右に向け、スパークベクターを上から下へ、アローベクターを右から左へ十字を描くように振るい敵を斬る。
--なおビート3・ビート6・ビート9の連携は『タイムレンジャー』でもCase File 40(第40話)で使用されており、話数が一致している。
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*大いなる力
**タイムレンジャーの大いなる力
-タイムレンジャーの大いなる力といえば言わずと知れた豪獣ドリルの召喚であるが、今回タイムワープを行う際にタイムイエローのレンジャーキーが(他の戦隊の大いなる力発動時と同様に)光を発している。そのため、タイムレンジャーの大いなる力とは「時を超える力」であり、その力を発揮して豪獣ドリルを召喚していると考えられる。
**豪獣鋭断(ごうじゅうえいだん)
-星獣戦隊ギンガマンの大いなる力によって使用可能となった豪獣神の星獣必殺技。
--黒騎士のレンジャーキーを使用することで発動し、高速回転しながら急降下して黒い稲妻を纏ったドリルで斬り裂く。
---名前の由来は黒騎士が操る2号ロボ・合身獣士ブルタウラスの必殺技「野牛鋭断」から。
----今回使用されたのは『星獣戦隊ギンガマン』のメインライターが『タイムレンジャー』と同じ小林靖子であることから。
----また、ギンガマンの初期メンバーの色はタイムレンジャーやゴーカイジャーやシンケンジャーと同じ「レッド、ブルー、イエロー、グリーン、ピンク」の編成となっている。
----さらに、黒騎士ヒュウガを演じた小川輝晃は、今回伏線が登場した『カクレンジャー』でニンジャレッド・サスケを演じている。
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*サブタイトル
-「未来」という単語が入っており、『未来戦隊タイムレンジャー』を思わせるサブタイトルになっている。
--『タイムレンジャー』Case File 1(第1話)のサブタイトルは「時の逃亡者」。
--この「未来は過去に」というタイトルには、「未来(という名前の少年)は過去に(いる)」「(本来であれば父・ドモンよりも)未来(を生きていくはずの息子)は過去に(いる)」という複数の意味も込められていると思われる。
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*2010年10月2日
-ゴーカイジャーがタイムスリップした2010年10月2日は劇場版『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー』の戦いが起こっている日とされており、総勢12名のゴセイジャーとシンケンジャーが揃い踏みするシーンがある。
-また同時に翌日の10月3日に放送された『ゴセイジャー』epic33(第33話)ではマトリンティスとゴセイジャーが初めて戦っており、今回の出来事が『ゴセイジャー』第33話の直前であることを示唆している。
--今回のエピソードは上記のことから『ゴセイジャーVSシンケンジャー』からの映像・音声の流用が多く、ゴセイジャーとシンケンジャーがそれぞれ分かれてビービ、ナナシと戦うシーンとゴーカイジャーが外道衆の前に現れてから骨のシタリが倒されるまでのシーンは大部分が流用された映像で構成されている。
---ただし、シタリとゴーカイジャーのメンバーの台詞については新規アフレコが行われており、ゴーカイジャーが現れた時のゴーカイレッドの「今回は映画らしいからな」という台詞が、映画ではないためか「わざわざ過去まで来たんだ」に差し替えられている。
---名乗る時のポーズも劇場版0と異なっている。
-『未来戦隊タイムレンジャー』は時間をテーマにした作品のため、事件の起こった日が明確にされており、エンディング前に毎回日付が表示されている。今回、日付まで正確に設定されたのは、その為だと思われる。
-ただし、『海賊戦隊ゴーカイジャー』の舞台は[[第1話>第1話:宇宙海賊現る]]によれば「レジェンド大戦から数年後」とされ、かつ[[劇場版3>劇場版3:海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン]]は「2012年」とされているため、全ての設定を繋げると時系列の矛盾が見られる。
--過去の日付が正確に「2010年10月2日」と表記されたのに対し、40話時点での現在の日付は表示されず単に「現在」とぼかした表記になっていた。
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*冒頭でのジョーと鎧
-冒頭での食事のシーンでジョーが鎧に武術を教えていた。
--『タイムレンジャー』Case File 4(第4話)では、タイムイエロー・ドモンがタイムグリーン・シオンに格闘技を教えるシーンがあり、ドモンは悪の組織・ロンダースファミリーの囚人に技を仕掛けながら、シオンに教えていた。
---『タイムレンジャー』では地球人のドモンが異星人のシオンに教えていたが、『ゴーカイジャー』ではその逆で、異星人のジョーが地球人の鎧に教えている。
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*Tomorrow Research News
-寝隠神社爆発のニュース記事を載せたサイトの名前が「[[Tomorrow Research News>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/17.html#id_2c75dd84]]」となっている。
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*鎧の言動
-「過去ですよ、だってスカイツリーが建設中ですから」
--東京スカイツリーは2008年に着工し、2011年3月に外装建設を終了、以降は内装工事に移行している。
--豪獣ドリルがタイムゲートから出現したシーンでは建設途中のスカイツリーが写っている。このシーンのスカイツリーは第2展望台(450m地点)の下部支柱が建設途中のようだが、実際に支柱建設が開始されたのは2010年10月27日のことであるため、若干のズレが生じている。
-「自分にできることを探して、やってみれば、自分の明日ぐらい変えられる」
--『タイムレンジャー』Case File 2(第2話)で、未来を変えないために現代に残らなければならなくなった未来人のメンバーに、唯一の現代人であるタイムレッド・浅見竜也は「未来は変えられなくたって、自分の明日ぐらい変えようぜ」と言っている。この言葉は、メンバーに大きな影響を与えることになった。
-ゴーカイシルバーのポーズ
--豪獣神を呼び出す際、左手に持ったゴーカイセルラーに対して無線機に呼びかけるような仕草をしているが、これはタイムファイヤーの変身アイテムであるブレスレット・ブイコマンダーが音声入力式になっており、変身時や巨大マシン・ブイレックスを呼び出す際などに音声入力による操作を行っていたため。
-「タイムアップ!」
--タイムレンジャーの巨大戦時の決め台詞。
---ただし鎧の担当になるタイムファイヤーの場合は「ジ・エンド!」となる。
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*巨大戦
-今回はゴーカイガレオンを現代に置いてきたため、豪獣神だけで挑んだ。
--豪獣神が戦ってる間、マーベラスとアイムは観戦、ジョーは片手で腕立て伏せ、ルカはしゃがみ込んで考え事、ハカセは石蹴りをしていた。
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*寝隠神社の壷
-外形は『忍者戦隊カクレンジャー』においてニンジャマンが封印されていた壷に酷似しており、[[第45話>第45話:慌てん坊忍者]]において実際その通りであることが判明する。
-この時点でゴーカイジャーとバスコ双方とも、カクレンジャーの大いなる力は手に入れていない。
-ドモンが「34の大いなる力を揃えるためのチャンス」と言ったのは、第45話での[[鶴姫>第45話・第46話共通ネタ]]の発言とあわせて、彼が関与しなければカクレンジャーの大いなる力を手に入れる機会が失われることを指していたと思われる。
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*外道衆(げどうしゅう)
-[[侍戦隊シンケンジャー]]を参照。
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*機械禦鏖帝国マトリンティス(きかいぎょおうていこく - )
-『ゴセイジャー』における敵(悪しき魂)のひとつ。[[天装戦隊ゴセイジャー]]を参照。
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*登場したレジェンド
**ドモン
-未来戦隊タイムレンジャーのタイムイエローで、30世紀・西暦3000年の世界において歴史の改変を防ぐために活動している組織・時間保護局の局員。元は「グラップ」という総合格闘技の選手であったが、試合への出場を放棄したためグラップ界を追放され、時間保護局にやってきた。
--未来の刑務所・ロンダー刑務所の服役囚(ロンダーズファミリー)を纏めていたドン・ドルネロというマフィアの首領の策略により、ドルネロや時間保護局の仲間たちと共に20世紀・西暦2000年の世界にタイムスリップする。時間保護局からロンダーズファミリーを全員逮捕するまで元の時間に帰還することを禁じられてしまったため、変身システムのプロテクトを外すための人数合わせとして急遽タイムレッドとなった現代人・浅見竜也と共になんでも屋・トゥモローリサーチを開業し、ロンダーズファミリーを追いながら現代で暮らすこととなった。
---スクープを狙ってタイムレンジャーを追い回していた現代人の記者・森山ホナミと恋に落ちるが、『タイムレンジャー』第50話(『タイムレンジャー』は全51話が放送されたが、最終話として放送された第51話は完全な番外編であったため、第50話が本編の最終話に当たる)でロンダーズファミリーや自分の死を回避するために歴史を改変した時間保護局の上司・リュウヤとの戦いを終え、最後は修正された新たな30世紀の世界へと戻っていった。
----なお、ドモンが新たな未来へと帰った時点でホナミはドモンの子供を妊娠しており、『タイムレンジャー』第50話の後日談に登場したホナミは無事に生まれた男の子(竜也からは「ドモンジュニア」と呼ばれる)を女手一つで育てていた。
-----『タイムレンジャー』本編ではドモンがホナミの妊娠を知っていたかどうかは曖昧だったが、今回のラストシーンでゴーカイジャーの6人と森山母子の写真を見たドモンは、ホナミが妊娠していたことを知らなかったような反応を示している。
--武器の使用も認められるグラップの世界において、己の拳のみを武器に戦っていた猛者であり、トゥモローリサーチではその経歴を活かして護身術の講師をしていたが、勧誘の方法がナンパ同然であったため成果は芳しくなかった。
--7人兄弟の大家族出身で情に脆いためホームシックに罹り、タイムスリップの際に頭に20世紀の情報をインプットしていた影響もあって記憶障害を起こしてしまい入院した際(第7話)、竜也が必要書類の名前欄に「土門 太郎(どもん たろう)」と書いたことから、現代ではその名前で通すこととなった。
***外見
-タイムレンジャーのメンバーは、左手首に着けたブレスレット・クロノチェンジャーを使って変身するが、レジェンド大戦により変身能力を失っているため、クロノチェンジャーを着けていない。
-着ている白い洋服は時間保護局の制服であり、『タイムレンジャー』本編でも30世紀のシーンにおいてドモンたちがこの制服を着用していた。
***言動
-立体映像を映した機械
--タイムレンジャーが名乗りの際に見せる身分証・タイムエンブレム。[[圧縮冷凍>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/71.html#id_18aec814]]した相手にかざしてカプセルに収容することもできる。
--鎧は知らない様子だが、[[前回>第39話:どうして? 俺たち高校生]]爆弾を圧縮冷凍した際に鎧のみその場にいなかったため、エンブレムを使った収容シーンも見ていないと思われる。
-鎧のサイン希望に対して喜ぶ
--前述のようにドモンはプロの格闘技選手であり、戦隊に関わる以前からサインを求められる立場の人間だった。『タイムレンジャー』本編第1話でもシオン(タイムグリーン)に格闘家としてサインを求められている。
-「むやみに過去の人間にはかかわるな、面倒なことになるからな」
--ドモン自身が過去の人間(森山ホナミ)とかかわり、恋人となった彼女を残して未来へ帰らなければいけないという哀しみを経験したため。
---タイムピンク・ユウリも相思相愛だったタイムレッド・浅見竜也を残して未来へ帰らなければいけないという哀しい経験をした。
-息子・未来を見て喜ぶ
--寝隠神社にいた息子を見て涙ぐむドモンの喜びは、息子が無事だったことを意味する。
---2010年10月2日、未来は寝隠神社におり、ゴーカイジャーの助けがなかったら未来はナナシ連中あるいはマトロイドに殺される運命だった。
**侍戦隊シンケンジャー(さむらいせんたい - )
-33番目のスーパー戦隊。[[侍戦隊シンケンジャー]]を参照。
**天装戦隊ゴセイジャー(てんそうせんたい - )
-34番目のスーパー戦隊。[[天装戦隊ゴセイジャー]]を参照。
**森山 ホナミ(もりやま - )
-タイムレンジャーを追いかける新聞記者の女性。9話から初登場し、週刊誌にタイムレンジャーやロンダーズファミリーの写真の売り込みを行う。この記事が警察をも動かし、民間企業の協力を得てシティガーディアンズを結成することになる。
--11話にてタイムレンジャーと接触する機会を得るが、危険行為を叱咤され、落ち込んでいた自身を励ましてくれたタイムイエローに惹かれていたが、その正体をアヤセだと思い込んでいた(アヤセはタイムブルーの変身者)。その後、アヤセの協力もあり、36話でドモンがタイムイエローだと知ると相思相愛となり、交際は年末年始まで続き、本編の最終話(番外編を含めると全51話)『タイムレンジャー』第50話での再会が最後と出会いとなり、1年後の後日談では彼との間に息子を設けていた。
---ドモンが未来人であることを知った際にも「それが何?」と言い放ったほどの逞しい女性であり、現在も息子・未来を女手一つで育てている。
-『爆竜戦隊アバレンジャー』第27話にも登場。スーパー戦隊シリーズの出演者が、他の作品のTV本編に登場することはあるが、別の役としての登場がほとんどであり、同一キャラとしての登場は今回のような記念作品として制作された『ゴーカイジャー』や、『電子戦隊デンジマン』の直接的続編として制作された『太陽戦隊サンバルカン』を除くと異例中の異例である。
--ただしオープニングのキャスト表記では名前が出ておらず、劇中で「リポーターのホナミです」と名乗ることで同一人物と分かる形になっている。
**森山 未来(もりやま みらい)
-ドモンとホナミの間に生まれた少年。
--『タイムレンジャー』本編ではまだ赤ん坊であり「ドモンジュニア」としか呼ばれていなかった。本作において未来と命名されたことが明かされた。
--2001年に誕生しており、劇場版0時点では小学3年生(8、9歳)になっている。
***言動
-「うち、お父さんいないから」
--未来はドモンが30世紀に帰った後に生まれた事から。
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*豪快チェンジ
**オールレッド(ゴーオンレッド/ボウケンレッド/ゲキレッド/デカレッド/マジレッド)
-[[劇場版0>劇場版0:天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕]]を参照。
-5人のレッドが揃い踏みしているが、未来戦隊タイムレンジャーは2人のレッド戦士が同時に登場した初の戦隊である。
--『サンバルカン』では初代バルイーグルと二代目バルイーグルが登場するが、同時に登場してはいない。
--その後の例としては、ハリケンレッドとカブトライジャーの登場した『忍風戦隊ハリケンジャー』などの例もある。
**未来戦隊タイムレンジャー
-豪快チェンジ直後の名乗りが「未来戦隊、タイムレンジャー!」ではなく「タイムレンジャー!」になっているが、『タイムレンジャー』本編でも「未来戦隊」という名称は一切登場せず、名乗りにおける戦隊名も一貫して「タイムレンジャー!」のみであった。
-ザンKT0の攻撃をかわした際の動きは、スローモーションや残像などの演出も含め、『マトリックス』の劇中で主人公・ネオが''倒れ込みそうなほど上体を後ろに反らしながら銃弾を回避していく''という有名なシーンのオマージュである。
--ただし、これを行っていたのはタイムレッド(マーベラス)とタイムイエロー(ルカ)とタイムピンク(アイム)だけで、タイムブルー(ジョー)とタイムグリーン(ハカセ)は体を前に反らしており、咄嗟に反応できなかったタイムファイヤー(鎧)には攻撃が直撃していた。
---『タイムレンジャー』第1話でも、タイムレンジャーのメンバーがゼニット(『タイムレンジャー』における戦闘員)の攻撃に対してこの動きをしており、唯一の現代人であるタイムレッド・浅見竜也だけが反応できず攻撃の直撃を受けていた。
----『タイムレンジャー』においてこのような演出がされたのは、『マトリックス』が公開され大ヒットしたのが『タイムレンジャー』放送の前年(1999年)であったことや、その内容が機械に支配された未来の世界を描いたものであったことからと思われる。
----マトリンティス帝国の由来もこの『マトリックス』からであり、マトリンティスのマトロイドたちは、名前の由来となった映画の内容が特徴や弱点に取り入れられている者も多かったため、『タイムレンジャー』からのオマージュでありながら『ゴセイジャー』からのオマージュも入れたといえる。
-ゴーカイジャーがタイムレンジャーに変身する時のポーズは『タイムレンジャー』本編での変身ポーズと同じである。
--戦闘時、映像がドロップフレーム(コマ落ち)を起こしたように残像が現れている部分があるが、『タイムレンジャー』でもOP映像の戦闘シーンなどで同じような演出が行われていた。
*豪快チェンジ(鎧のみ)
-今回は顔が漢字(のよう)になっている戦士へ豪快チェンジしている。
-また、今回豪快チェンジした2戦隊は、今回伏線の貼られた『忍者戦隊カクレンジャー』以外で、妖怪と戦ったことのある戦隊でもある。
**侍戦隊シンケンジャー(シンケンゴールド)
-『侍戦隊シンケンジャー』は外道衆と呼ばれる妖怪と戦った戦隊であり、『タイムレンジャー』と同じく小林靖子がメインライターをつとめている。
-シンケンゴールド・梅盛源太は侍提灯ダイゴヨウの開発者であり、ダイゴヨウは劇場版0でゴーカイジャーを目撃した。
**超力戦隊オーレンジャー(キングレンジャー)
-タイムレンジャーはレッドとファイヤー以外の変身者が未来人だが、『超力戦隊オーレンジャー』におけるキングレンジャー・リキは6億年の眠りから目覚めた古代の少年戦士である。
-オーレンジャーは、『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』でブルドントが制作したオンブオバケという妖怪と戦った戦隊である。
--オーレンジャーが登場した『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』はVS戦隊シリーズで最初の作品である。
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*登場した技・用語等
**デュアルクラッシャー/ハイブリッドマグナム/ゲキワザ・咆咆弾(ほうほうだん)/レッドファイヤー/サーベルストレート/カンカンマンタンガン
-これらの技が使われたシーンは[[劇場版0>劇場版0:天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕]]からの流用となっている。
--ゲキワザ・咆咆弾については[[第32話>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/57.html#id_5725b1e4]]を参照。
--レッドファイヤーについては[[第3話>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/16.html#id_472a15ac]]を参照。
--サーベルストレートについては[[第36話>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/61.html#id_80a2e338]]を参照。
--デュアルクラッシャー・ハイブリッドマグナム・カンカンマンタンガンについては[[劇場版0>劇場版0:天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕]]を参照。
**サカナマル
-『シンケンジャー』に登場した、6人目の戦士・シンケンゴールドの専用武器。
--秋刀魚をモチーフにした居合刀であり、鞘に収めた状態で一匹の秋刀魚に見えるようなデザインになっている。
**キングビクトリーフラッシュ
-『オーレンジャー』に登場した、6人目の戦士・キングレンジャーが使用する技。
--専用武器である杖・キングスティックから光線を発射して攻撃する。
**ダブルベクター
-『タイムレンジャー』に登場した、タイムレンジャーの共通装備である2本の剣。
--時計の針をモチーフにしているため長さが違い、長剣はスパークベクター、短剣はアローベクターという個別名称が付いている。
--柄を接続して使うことも出来るが、本話も含め『ゴーカイジャー』では再現されていない。
**ボルランチャー/ボルバルカン
-『タイムレンジャー』に登場した、タイムレンジャーのメンバーがそれぞれ使用する重火器(ボルユニットと総称される)。クロノチェンジャーから取り出すことができ、全メンバーのボルユニットを合体させることで[[ボルテックバズーカ>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/71.html#id_fe8e210d]]となる。
--ボルランチャーはタイムブルー専用の大型ビームランチャー。1発で戦車も粉砕してしまう大型エネルギー弾を1秒間に3発放つ。
--ボルバルカンはタイムイエロー専用の2連装バルカン砲。直径1mの鉄球を粉砕する光弾を1秒間に10発発射できる。
**DVディフェンダー(ディーブイ - )
-『タイムレンジャー』に登場した、6人目の戦士・タイムファイヤーの専用武器。
--「DVチェンジ」というコマンドを入力することで、銃のディフェンダーガンと剣のディフェンダーソードという2つのモードを使い分けることができる。
**ベクターエンド
-『タイムレンジャー』に登場した、タイムレンジャーのメンバーがダブルベクターを使用して放つ技であり、今回技名が呼称されたのは3種類(ビート3・6・9)。
--ビート3はタイムレッドが得意とする技。時計の針が3時を指すようにスパークベクターを上に、アローベクターを左に向け、スパークベクターを上から下へ、アローベクターを左から右へ振るい敵を斬る。
--ビート6については[[第12話>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/32.html#id_546fb98b]]を参照。
--ビート9はタイムグリーンが得意とする技。時計の針が9時を指すようにスパークベクターを上に、アローベクターを右に向け、スパークベクターを上から下へ、アローベクターを右から左へ十字を描くように振るい敵を斬る。
--なおビート3・ビート6・ビート9の連携は『タイムレンジャー』でもCase File 40(第40話)で使用されており、話数が一致している。
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*大いなる力
**タイムレンジャーの大いなる力
-タイムレンジャーの大いなる力といえば言わずと知れた豪獣ドリルの召喚であるが、今回タイムワープを行う際にタイムイエローのレンジャーキーが(他の戦隊の大いなる力発動時と同様に)光を発している。そのため、タイムレンジャーの大いなる力とは「時を超える力」であり、その力を発揮して豪獣ドリルを召喚していると考えられる。
**豪獣鋭断(ごうじゅうえいだん)
-星獣戦隊ギンガマンの大いなる力によって使用可能となった豪獣神の星獣必殺技。
--黒騎士のレンジャーキーを使用することで発動し、高速回転しながら急降下して黒い稲妻を纏ったドリルで斬り裂く。
---名前の由来は黒騎士が操る2号ロボ・合身獣士ブルタウラスの必殺技「野牛鋭断」から。
----今回使用されたのは『星獣戦隊ギンガマン』のメインライターが『タイムレンジャー』と同じ小林靖子であることから。
----また、ギンガマンの初期メンバーの色はタイムレンジャーやゴーカイジャーやシンケンジャーと同じ「レッド、ブルー、イエロー、グリーン、ピンク」の編成となっている。
----さらに、黒騎士ヒュウガを演じた小川輝晃は、今回伏線が登場した『カクレンジャー』でニンジャレッド・サスケを演じている。