第30話:友の魂だけでも

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#contents ---- *サブタイトル -『超獣戦隊ライブマン』を思わせるタイトルになっている。 --『ライブマン』の第1話のサブタイトルは「友よ君達はなぜ?!」 --『ライブマン』の物語の軸の1つは、ライブマンの初期メンバー3人と、彼らの元学友で敵組織である「武装頭脳軍ボルト」に身を投じてしまった3人の対立であり、『ライブマン』のOPの冒頭では「友よ、君たちはなぜ、悪魔に魂を売ったのか!?」というナレーションが入る。 ---- *大科学者ザイエン -ザイエンの声優である中田譲治は、今回の主題である『ライブマン』に俳優として出演し、ボルトの首領・大教授ビアスを演じていた。 --大教授ビアスの他にも『光戦隊マスクマン』のグロンドグラーや『超新星フラッシュマン』のサー・カウラー(敵幹部)を演じたり、『仮面ライダーオーズ/OOO』でナレーションを担当したりと、東映特撮に関係が深い。 -またザイエン自体の設定にも、先天頭脳(=千点頭脳)を強化改造した満点頭脳(=万点頭脳)や氷点(=評点)触手など、ビアスを意識したネーミングが盛り込まれている。 ---- *ナビィの台詞 -「ホップ・ステップ・ラブジャ~ンプ!」 --『ライブマン』の挿入歌のタイトル「ホップ・ステップ・ラブジャンプ!」より。 ---- *ルカの台詞 -「子供が変身しちゃいけないっていう決まりでもあんの!?」 --スケボーに興じる子供に対しライブマンかと尋ね、そこを鎧に引き止められた後の台詞。「そういうわけじゃない」と鎧が反論している通り、『五星戦隊ダイレンジャー』のキバレンジャー・コウや『超力戦隊オーレンジャー』のキングレンジャー・リキなど、子供が変身した例は過去にも存在し、その内キバレンジャー・コウは「スケボーが得意」という、大原丈との共通項が存在していたりする。 ---- *アイムの台詞 -「あなたもジョーさんと仰るのですね」 --アイムが「ジョーさん」と呼んた際、イエローライオン・大原丈が返事した後の台詞。これはジョーとは名前の読みが同じである事から。 ---なお、冒頭で鎧はイエローライオンが大原丈である事を言ってなかった為、ジョー達は彼の正体に気付かなかった。 ---- *研究者の手から放たれる2匹の白い蝶 -『ライブマン』のOP映像は、「友よ、君たちはなぜ、悪魔に魂を売ったのか!?」のナレーションとともに、誰かの手の中から放たれた白く輝く2匹の蝶がレーザー銃で撃たれ、光となって散るというシーンから始まる。 --これは、『ライブマン』第1話でボルトの誘いに応じた3人の科学アカデミア生徒が、ボルトの本拠地である宇宙船に乗り込もうとする現場を5人の同級生に偶然目撃され、後にライブマンとなる3人を除く2人をレーザー銃で射殺したことから。 ---殺された2人の生徒それぞれの弟が、後にライブマンの追加メンバーとして加わることとなる。 --手の中から放たれる蝶を横からのアングルで写している点も、『ライブマン』のOP映像と同じである。 ---なお、蝶を放った3人の研究者は女性1人と男性が2人であり、これはライブマンの初期メンバーと同じ構成で、更に男性2人はそれぞれパステルブルーとパステルイエローのシャツを着ていた。 ---- *鎧のポーズ -アイムが「邪魔をしに参りました」という台詞を言うシーンで鎧が取っていたポーズは、『ライブマン』本編でライブマンの5人が変身するときのポーズである。 ---- *投げつけるハカセ -ザンギャック発見後の戦いでゴーミンにブロックを投げつけていた。 -ライブマンに変身したメンバーがザイエンにパンチやキックを繰り出してるシ-ンでザイエンに砂を投げつけていた。 ---- *巨大戦 -トドメにハリケンゴーカイオーが選ばれたのは、ハリケンジャーの初期3人のメンバー構成が、ライブマンの初期メンバー3人と同じ「赤い鳥、青いイルカ、黄色いライオン」であることからだと思われる。 --加えて、ライブマンのブルードルフィンとハリケンジャーのハリケンブルーはどちらも女性であり、初期メンバー3人の中に学校の劣等生がいることや、序盤で初期メンバー3人が所属していた学校が壊滅したなどの共通点が存在する。 ---- *登場したレジェンド **大原 丈(おおはら じょう) -超獣戦隊ライブマンのイエローライオン。 --『ライブマン』第1話の時点では、世界中の天才が集まる科学者育成学校・科学アカデミアの分校に在籍する科学者の卵であった。スケートボードが得意。 --一般的に見れば十分に優秀な頭脳の持ち主なのだが、「根性だけで切り抜けてきた」と自称するような楽天家かつ「考えるより体を動かす」方が得意な面も持っていたため、天才の集団である科学アカデミアの中では劣等生で、レッドファルコン・天宮勇介と並び成績最下位の常連であった。 ***外見 -ライブマンのメンバーは、両手首に着けたブレスレット・ツインブレスを使って変身するが、レジェンド大戦により変身能力を失っているため、ツインブレスを着けていない。 -『ライブマン』の中盤と同じく、クリーム色のジャケットを着ている。 --丈は『ライブマン』のOP映像では一貫して黒いジャンパーを着ているが、『ライブマン』の劇中では第18話から第32話まで夏服としてクリーム色のジャケットを着ていた。 -丈の研究室の片隅にはスケートボードが置かれており、別れ際にそれを見たジョーは彼こそがお宝ナビゲートにあった「スケボーが得意なライオン(ライブマンのイエローライオン)」であることを悟ったが、そのスケートボードの裏面には「skate boarder」「SKATE BOARD KING」「Yellow Lion」「colon(『ライブマン』に登場したサポートロボットの名前が「コロン」)」などの文字や「『YL(Yellow Lionの略)』の文字を丸で囲んだマーク」がプリントされている(テレビ朝日公式サイトのフォトギャラリーにアップの写真あり)。 ***言動 -「結局、俺たちはあいつらを救ってやることができなかった」 --上記のボルトに加入した3人のうち、丈の親友であったドクター・オブラー/尾村豪以外の2人は下記のように無惨な最期を遂げてしまっている。 ---ドクター・オブラー/尾村豪だけは作戦失敗によってビアスに見捨てられたことや丈たちの必死の説得もあり、改心してなんとか人間へと戻るが、ビアスの目的は地球征服だけでなく、優秀な頭脳を持つ人間を「千点頭脳」に育成し、その脳を取り出して採取したエネルギーを使い全人類を洗脳するギガブレインウェーブ装置を作り上げることであった(装置完成には12の「千点頭脳」が必要であり、ビアスは今まで手に入れた「千点頭脳」のエネルギーで自らの若さを保っていた)。そのことを知らないまま彼に仕えていたドクター・マゼンダ/仙田ルイは脳を取られる寸前で真実を知り、自らを脳まで完全に機械化してしまうことでビアスに反逆したため殺され、知ってなお忠誠心を捨てなかったドクター・ケンプ/月形剣史は脳を取り出され装置の中で脳だけの状態にされ、最終話でようやく後悔したものの既に遅く、カプセルに納められた脳のままでビアスに反乱を起こす形で自爆した。『ライブマン』は大量の一般人の死者を伺わせる描写が多く、また途中退場の敵幹部も豪以外全員が残酷な死に方をするなどかなり重くグロテスクな展開の目立った作品でもある。 ---- *豪快チェンジ **電子戦隊デンジマン -変身者はジョーとアイム -ボクシングのリングでの戦いにおいてデンジパンチを武器にもつこの戦隊が選ばれた。 --アイムの担当するブラックバイソンの元の変身者・矢野鉄也はボクシングを特技としている。 --二人とも『ライブマン』同様、恩師とも言える人を敵組織により失った共通点を持つ。 ---デンジブルーの青梅大五郎は『電子戦隊デンジマン』第31話で父親のような存在だった朝風天山をベーダー怪物に殺されている。 ---デンジピンクの桃井あきらも『電子戦隊デンジマン』第1話で病気を押して自身を鍛えてくれたコーチ高山をベーダー怪物に殺されている。 **超獣戦隊ライブマン -変身時の演出は[[第25話>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/48.html#id_19870342]]参照。 --ワイヤーフレームで描かれているのはそれぞれの戦士の名乗りポーズ。 ---なお、『ライブマン』本編でのブラックバイソンとグリーンサイの変身には、専用のバンク映像がなかった。 -全員での名乗りの際、ルカが変身したイエローライオンが右端でポーズを取っているが、原典でこの位置及びポーズを取っているのはブルードルフィンであり、ブルードルフィンのスーツアクターはゴーカイイエローと同じ蜂須賀祐一であるため、同じアクターが原典とまったく同じ位置で同じポーズを取ったことになる。 -ブルードルフィン(ジョー)とイエローライオン(ルカ)が専用武器を持ってザイエンに向かう際、グリーンサイ(ハカセ)が「荒ぶるサイ」のモノマネをしている。 ---- *登場した技・用語等 **デンジアッパー -デンジパンチ([[第8話>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/26.html#id_3d87fae5]]参照)を装着し、アッパーパンチを放つ。 --ブルーとピンクのみがボクシングのリングで使用した。 **科学アカデミア -『ライブマン』の初期メンバー3人が所属していた、天才が集う科学者育成学校。 --校舎は国連科学省直轄のアカデミア島という島に建てられていたが、『ライブマン』第1話・第2話において2度に渡るボルトの襲撃を受けて壊滅し、2度目の襲撃で校長であった星博士が命を落としてからは再建されずに放置されたため、アカデミア島は犠牲となった科学アカデミア生徒・職員の墓標が並ぶ廃墟の島へと変貌してしまった。 ---本作では新たな校舎が建てられたようで、若き研究者たちが研究に励んでいた。 **ファルコンセイバー/ドルフィンアロー/ライオンバズーカ/サイカッター/バイソンロッド -『ライブマン』に登場した、ライブマンのメンバーそれぞれが使う専用武器。 --ファルコンセイバーは、中盤から登場したレッドファルコンの専用武器である両刃剣。 --ドルフィンアローは、ブルードルフィンの専用武器である弓矢。 --ライオンバズーカは、中盤から登場したイエローライオンの専用武器であるバズーカ砲。 --バイソンロッドは、ブラックバイソンの専用武器。2本の短い槍を繋ぎ合わせたような、両端に槍頭が付いた棍棒となっている。 --サイカッターは、グリーンサイの専用武器であるブーメラン。 **ファルコンブレイク -『ライブマン』における、レッドファルコンの必殺技。 --ファルコンセイバーにエネルギーを込めて敵を斬る。 ---- *大いなる力 **スーパーライブロボ -『ライブマン』に登場する1号ロボ・ライブロボと2号ロボ・ライブボクサーが合体した、スーパー戦隊シリーズ史上初のスーパー合体型のロボ。 --ライブマンの大いなる力により、ゴーカイオーのハッチから現れたライブマンの5人それぞれの胸に描かれている紋章が重なって出現する。 ---余談だが、偶然にも『ライブマン』本編でスーパーライブロボが登場したのも第30話からである。 ---この時、登場したのが大教授ビアスが開発した巨大戦力のギガボルトで、倒された際に「私のコンピューターメモリに敗北という文字はインプットされていない」と語っており、これがザイエンの「私の辞書に敗北の文字はない」という台詞の元になっている。 **スーパービッグバースト -スーパーライブロボの必殺技。 --両肩にあるブラックバイソンの専用マシン・バイソンライナーの角と、グリーンサイの専用マシン・サイファイヤーの角から送られたエネルギーを、胸部にあるイエローライオンの専用マシン・ランドライオンの口から火炎弾として放つ。
#contents ---- *サブタイトル -『超獣戦隊ライブマン』を思わせるタイトルになっている。 --『ライブマン』の第1話のサブタイトルは「友よ君達はなぜ?!」 --『ライブマン』の物語の軸の1つは、ライブマンの初期メンバー3人と、彼らの元学友で敵組織である「武装頭脳軍ボルト」に身を投じてしまった3人の対立であり、『ライブマン』のOPの冒頭では「友よ、君たちはなぜ、悪魔に魂を売ったのか!?」というナレーションが入る。 ---- *大科学者ザイエン -ザイエンの声優である中田譲治は、今回の主題である『ライブマン』に俳優として出演し、ボルトの首領・大教授ビアスを演じていた。 --大教授ビアスの他にも『光戦隊マスクマン』のグロンドグラーや『超新星フラッシュマン』のサー・カウラー(敵幹部)を演じたり、『仮面ライダーオーズ/OOO』でナレーションを担当したりと、東映特撮に関係が深い。 -またザイエン自体の設定にも、先天頭脳(=千点頭脳)を強化改造した満点頭脳(=万点頭脳)や氷点(=評点)触手など、ビアスを意識したネーミングが盛り込まれている。 --後にシリーズの節目となる作品では40作目となる『動物戦隊ジュウオウジャー』ではアザルド(アザルドレガシー)の声を担当し、45作目の『機界戦隊ゼンカイジャー』ではトジテンドの首領・ボッコワウスの声を担当する。 ---- *ナビィの台詞 -「ホップ・ステップ・ラブジャ~ンプ!」 --『ライブマン』の挿入歌のタイトル「ホップ・ステップ・ラブジャンプ!」より。 ---- *ルカの台詞 -「子供が変身しちゃいけないっていう決まりでもあんの!?」 --スケボーに興じる子供に対しライブマンかと尋ね、そこを鎧に引き止められた後の台詞。「そういうわけじゃない」と鎧が反論している通り、『五星戦隊ダイレンジャー』のキバレンジャー・コウや『超力戦隊オーレンジャー』のキングレンジャー・リキなど、子供が変身した例は過去にも存在し、その内キバレンジャー・コウは「スケボーが得意」という、大原丈との共通項が存在していたりする。 ---- *アイムの台詞 -「あなたもジョーさんと仰るのですね」 --アイムが「ジョーさん」と呼んた際、イエローライオン・大原丈が返事した後の台詞。これはジョーとは名前の読みが同じである事から。 ---なお、冒頭で鎧はイエローライオンが大原丈である事を言ってなかった為、ジョー達は彼の正体に気付かなかった。 ---- *研究者の手から放たれる2匹の白い蝶 -『ライブマン』のOP映像は、「友よ、君たちはなぜ、悪魔に魂を売ったのか!?」のナレーションとともに、誰かの手の中から放たれた白く輝く2匹の蝶がレーザー銃で撃たれ、光となって散るというシーンから始まる。 --これは、『ライブマン』第1話でボルトの誘いに応じた3人の科学アカデミア生徒が、ボルトの本拠地である宇宙船に乗り込もうとする現場を5人の同級生に偶然目撃され、後にライブマンとなる3人を除く2人をレーザー銃で射殺したことから。 ---殺された2人の生徒それぞれの弟が、後にライブマンの追加メンバーとして加わることとなる。 --手の中から放たれる蝶を横からのアングルで写している点も、『ライブマン』のOP映像と同じである。 ---なお、蝶を放った3人の研究者は女性1人と男性が2人であり、これはライブマンの初期メンバーと同じ構成で、更に男性2人はそれぞれパステルブルーとパステルイエローのシャツを着ていた。 ---- *鎧のポーズ -アイムが「邪魔をしに参りました」という台詞を言うシーンで鎧が取っていたポーズは、『ライブマン』本編でライブマンの5人が変身するときのポーズである。 ---- *投げつけるハカセ -ザンギャック発見後の戦いでゴーミンにブロックを投げつけていた。 -ライブマンに変身したメンバーがザイエンにパンチやキックを繰り出してるシ-ンでザイエンに砂を投げつけていた。 ---- *巨大戦 -トドメにハリケンゴーカイオーが選ばれたのは、ハリケンジャーの初期3人のメンバー構成が、ライブマンの初期メンバー3人と同じ「赤い鳥、青いイルカ、黄色いライオン」であることからだと思われる。 --加えて、ライブマンのブルードルフィンとハリケンジャーのハリケンブルーはどちらも女性であり、初期メンバー3人の中に学校の劣等生がいることや、序盤で初期メンバー3人が所属していた学校が壊滅したなどの共通点が存在する。 ---- *登場したレジェンド **大原 丈(おおはら じょう) -超獣戦隊ライブマンのイエローライオン。 --『ライブマン』第1話の時点では、世界中の天才が集まる科学者育成学校・科学アカデミアの分校に在籍する科学者の卵であった。スケートボードが得意。 --一般的に見れば十分に優秀な頭脳の持ち主なのだが、「根性だけで切り抜けてきた」と自称するような楽天家かつ「考えるより体を動かす」方が得意な面も持っていたため、天才の集団である科学アカデミアの中では劣等生で、レッドファルコン・天宮勇介と並び成績最下位の常連であった。 ***外見 -ライブマンのメンバーは、両手首に着けたブレスレット・ツインブレスを使って変身するが、レジェンド大戦により変身能力を失っているため、ツインブレスを着けていない。 -『ライブマン』の中盤と同じく、クリーム色のジャケットを着ている。 --丈は『ライブマン』のOP映像では一貫して黒いジャンパーを着ているが、『ライブマン』の劇中では第18話から第32話まで夏服としてクリーム色のジャケットを着ていた。 -丈の研究室の片隅にはスケートボードが置かれており、別れ際にそれを見たジョーは彼こそがお宝ナビゲートにあった「スケボーが得意なライオン(ライブマンのイエローライオン)」であることを悟ったが、そのスケートボードの裏面には「skate boarder」「SKATE BOARD KING」「Yellow Lion」「colon(『ライブマン』に登場したサポートロボットの名前が「コロン」)」などの文字や「『YL(Yellow Lionの略)』の文字を丸で囲んだマーク」がプリントされている(テレビ朝日公式サイトのフォトギャラリーにアップの写真あり)。 ***言動 -「結局、俺たちはあいつらを救ってやることができなかった」 --上記のボルトに加入した3人のうち、丈の親友であったドクター・オブラー/尾村豪以外の2人は下記のように無惨な最期を遂げてしまっている。 ---ドクター・オブラー/尾村豪だけは作戦失敗によってビアスに見捨てられたことや丈たちの必死の説得もあり、改心してなんとか人間へと戻るが、ビアスの目的は地球征服だけでなく、優秀な頭脳を持つ人間を「千点頭脳」に育成し、その脳を取り出して採取したエネルギーを使い全人類を洗脳するギガブレインウェーブ装置を作り上げることであった(装置完成には12の「千点頭脳」が必要であり、ビアスは今まで手に入れた「千点頭脳」のエネルギーで自らの若さを保っていた)。そのことを知らないまま彼に仕えていたドクター・マゼンダ/仙田ルイは脳を取られる寸前で真実を知り、自らを脳まで完全に機械化してしまうことでビアスに反逆したため殺され、知ってなお忠誠心を捨てなかったドクター・ケンプ/月形剣史は脳を取り出され装置の中で脳だけの状態にされ、最終話でようやく後悔したものの既に遅く、カプセルに納められた脳のままでビアスに反乱を起こす形で自爆した。『ライブマン』は大量の一般人の死者を伺わせる描写が多く、また途中退場の敵幹部も豪以外全員が残酷な死に方をするなどかなり重くグロテスクな展開の目立った作品でもある。 ---- *豪快チェンジ **電子戦隊デンジマン -変身者はジョーとアイム -ボクシングのリングでの戦いにおいてデンジパンチを武器にもつこの戦隊が選ばれた。 --アイムの担当するブラックバイソンの元の変身者・矢野鉄也はボクシングを特技としている。 --二人とも『ライブマン』同様、恩師とも言える人を敵組織により失った共通点を持つ。 ---デンジブルーの青梅大五郎は『電子戦隊デンジマン』第31話で父親のような存在だった朝風天山をベーダー怪物に殺されている。 ---デンジピンクの桃井あきらも『電子戦隊デンジマン』第1話で病気を押して自身を鍛えてくれたコーチ高山をベーダー怪物に殺されている。 **超獣戦隊ライブマン -変身時の演出は[[第25話>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/48.html#id_19870342]]参照。 --ワイヤーフレームで描かれているのはそれぞれの戦士の名乗りポーズ。 ---なお、『ライブマン』本編でのブラックバイソンとグリーンサイの変身には、専用のバンク映像がなかった。 -全員での名乗りの際、ルカが変身したイエローライオンが右端でポーズを取っているが、原典でこの位置及びポーズを取っているのはブルードルフィンであり、ブルードルフィンのスーツアクターはゴーカイイエローと同じ蜂須賀祐一であるため、同じアクターが原典とまったく同じ位置で同じポーズを取ったことになる。 -ブルードルフィン(ジョー)とイエローライオン(ルカ)が専用武器を持ってザイエンに向かう際、グリーンサイ(ハカセ)が「荒ぶるサイ」のモノマネをしている。 ---- *登場した技・用語等 **デンジアッパー -デンジパンチ([[第8話>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/26.html#id_3d87fae5]]参照)を装着し、アッパーパンチを放つ。 --ブルーとピンクのみがボクシングのリングで使用した。 **科学アカデミア -『ライブマン』の初期メンバー3人が所属していた、天才が集う科学者育成学校。 --校舎は国連科学省直轄のアカデミア島という島に建てられていたが、『ライブマン』第1話・第2話において2度に渡るボルトの襲撃を受けて壊滅し、2度目の襲撃で校長であった星博士が命を落としてからは再建されずに放置されたため、アカデミア島は犠牲となった科学アカデミア生徒・職員の墓標が並ぶ廃墟の島へと変貌してしまった。 ---本作では新たな校舎が建てられたようで、若き研究者たちが研究に励んでいた。 **ファルコンセイバー/ドルフィンアロー/ライオンバズーカ/サイカッター/バイソンロッド -『ライブマン』に登場した、ライブマンのメンバーそれぞれが使う専用武器。 --ファルコンセイバーは、中盤から登場したレッドファルコンの専用武器である両刃剣。 --ドルフィンアローは、ブルードルフィンの専用武器である弓矢。 --ライオンバズーカは、中盤から登場したイエローライオンの専用武器であるバズーカ砲。 --バイソンロッドは、ブラックバイソンの専用武器。2本の短い槍を繋ぎ合わせたような、両端に槍頭が付いた棍棒となっている。 --サイカッターは、グリーンサイの専用武器であるブーメラン。 **ファルコンブレイク -『ライブマン』における、レッドファルコンの必殺技。 --ファルコンセイバーにエネルギーを込めて敵を斬る。 ---- *大いなる力 **スーパーライブロボ -『ライブマン』に登場する1号ロボ・ライブロボと2号ロボ・ライブボクサーが合体した、スーパー戦隊シリーズ史上初のスーパー合体型のロボ。 --ライブマンの大いなる力により、ゴーカイオーのハッチから現れたライブマンの5人それぞれの胸に描かれている紋章が重なって出現する。 ---余談だが、偶然にも『ライブマン』本編でスーパーライブロボが登場したのも第30話からである。 ---この時、登場したのが大教授ビアスが開発した巨大戦力のギガボルトで、倒された際に「私のコンピューターメモリに敗北という文字はインプットされていない」と語っており、これがザイエンの「私の辞書に敗北の文字はない」という台詞の元になっている。 **スーパービッグバースト -スーパーライブロボの必殺技。 --両肩にあるブラックバイソンの専用マシン・バイソンライナーの角と、グリーンサイの専用マシン・サイファイヤーの角から送られたエネルギーを、胸部にあるイエローライオンの専用マシン・ランドライオンの口から火炎弾として放つ。

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