第18話:恐竜ロボットドリルで大アバレ

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#contents ---- *サブタイトル -『爆竜戦隊アバレンジャー』のサブタイトルと同じく、「どこかに『アバレ』という言葉が含まれる」という形になっている。 --『アバレンジャー』第1話のサブタイトルは「アバレ恐竜大進撃!」 -- また、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の第19話「守護獣大あばれ」とも共通したサブタイトルになっている。 ---- *ナビィの台詞 -「君、なんかイイね!」 --『特捜戦隊デカレンジャー』に6人目の戦士として登場したデカブレイク・姶良鉄幹(テツ)の口癖の1つが「なんかイイ」であり、デカブレイクが他のデカレンジャーのメンバーと一緒に名乗る際の名乗り文句は「6つ、無敵がなんかイイ!」である。 ---- *鎧に力を託した戦士たち -鎧が事故で瀕死となった際、夢のような世界で彼に変身アイテムと3つの大いなる力を託した3人の追加戦士には以下の共通点を持っている。 --レッド戦士とは戦士になる前からの知り合いであり、当初は初期メンバーと対立していた。 --出身作品にティラノサウルスをモチーフとしたメカが登場する。 --本編で最終決戦前に死亡している。 ---『忍風戦隊ハリケンジャー』に登場する6人目の戦士・シュリケンジャーも本編中に爆発に巻き込まれ行方不明(死亡扱い)となったが、死亡追加戦士扱いにはならない事がある。 ----その後のVSシリーズやレジェンド大戦に何事もなかったかのように登場し、生死が曖昧になっている。 ----一応、『帰ってきた忍風戦隊ハリケンジャー』や『小説 忍風戦隊ハリケンジャー』では、死亡追加戦士扱いとなっている。 --子供を庇って事故に巻き込まれた鎧のように、彼らの死には子供との交流が関わっている。 ---ドラゴンレンジャー・ブライは命の危機に晒されたドラゴンレンジャーファンの少年である耕太のために残り少ない時間の全てを費やし、仲間たちに「地球と子供たちを守れ」という言葉を残した。 ---タイムファイヤー・滝沢直人は以前に自分が飼っていた文鳥を譲った少女を敵組織・ロンダーズファミリーの襲撃から庇い、重傷を負う。一度はタイムレッド・浅見竜也に助けられたものの、襲撃の際に少女の持っていた鳥籠から逃げてしまったインコを捕まえようと救護所を抜け出した直人は、救護所の裏手でインコを捕まえ鳥籠に戻した直後、ロンダーズファミリーの戦闘員・ゼニットの凶弾に倒れた。 ---アバレキラー・仲代壬琴は最後の戦いの直前、アバレッド・伯亜凌駕の姪である伯亜舞に「幼稚園のお遊戯会を凌駕たちと一緒に見に来る」事を指切りで約束させられており、暴走した専用変身アイテム・ダイノマインダーの爆発に仲間たちを巻き込まないために去る直前、追い縋ろうとする凌駕を「お前には娘(舞)との明日の約束がある」と制した。 -タイムスリップ --この時点では『タイムレンジャー』のみの特徴だったが、『キョウリュウジャーVSゴーバスターズ』では、ダイノホープという恐竜スーパー戦隊の力の1つとしてタイムスリップが描かれている(作中、実際にタイムスリップしたのはキョウリュウジャー)。 **ドラゴンレンジャー -『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した6人目の戦士であり、ティラノレンジャー(ジュウレンジャーのレッド)・ゲキの兄であるブライが変身する。 --1億7千万年前の地球で恐竜から進化し、恐竜と共存していた人類・恐竜人類の部族の1つ・ヤマト族の出身。王族の親類であり、自称・ヤマト族プリンス(「ヤマト族ナイト」と記載している書物もある)。黒騎士としてヤマト族の王に仕えていた父が野心から反逆して殺され、地球を滅ぼそうとした魔女・バンドーラとの戦いで残った家族や仇である王も死亡したため、やり場のない哀しみや憤りから王の養子となっていた弟・ゲキを憎むようになり、バンドーラ復活に備える戦士の1人として永い眠りに就いたゲキを追い、自らも眠りに就く。1億7千万年後に目覚めたブライは、同じく眠りから覚めたジュウレンジャーと一時は激しい戦いを繰り広げるが、自分が養子であったことやブライが唯一の肉親であることを知ったゲキの真摯な姿勢に心を打たれ、本来の優しさを取り戻し改心する。 ---しかし、実はブライは永い眠りの間に起こった落盤事故で既に命を失っており、恐竜や恐竜人類にとっての神の化身・守護獣が命の精霊・クロトに頼んだことで、時間限定で蘇らされていたことが明らかとなる。自分に残された時間が少ないことを知ったブライは、延命のために時の止まった部屋で孤独に過ごすことを余儀なくされながらも、残された時間をゲキや仲間、そして地球の子供たちを守るために少しずつ削り、『ジュウレンジャー』第42話で自らの力をゲキに託して死の世界へと旅立った。 **タイムファイヤー -『未来戦隊タイムレンジャー』に登場した6人目の戦士であり、タイムレッド・浅見竜也の学生時代からのライバルであった滝沢直人が変身する。 --本人曰く「レールから弾かれてきた」人生を送っていたことから、「誰にも邪魔されずに自分の道を歩むため、絶対的な権力を手に入れたい」という願望を持っており、そのために周囲への態度は基本的に刺々しい。しかし、タイムレンジャーからの資金援助の要請に対し、表向きは一蹴しながらも遠回しに応えるなど、素直ではないものの優しい一面があり、ペットの小鳥(文鳥の「トラ」と「サクラ」)には愛情を注いでいた。 ---当初は対立が多かったタイムレンジャーとの関係は少しずつ改善していったが、権力を手に入れるために自らが所属する民間警備会社・シティガーディアンズ(CGC)の全権掌握を目指し、それが失敗してCGCから孤立し支援を受けられなくなったことがきっかけとなり、『タイムレンジャー』Case File 49(第49話)で最終的にゼニットの凶弾に倒れ命を落とす。 ----直人の死は、西暦3000年の時間保護局レンジャー隊の隊長(タイムレンジャーの上司)であるリュウヤが、時空の歪みに巻き込まれた際に目撃してしまった自らの死を回避するために過去に介入した結果であり、直人がタイムファイヤーへの変身能力を手に入れたのも、「タイムファイヤー(に変身した自分)が死ぬ」という未来を知ったリュウヤが誰かにタイムファイヤーの役目を押し付けようとしたからであった。 ***言動 -鎧の前に姿を現す直前、右手に持った自身の専用武器・DVディフェンダーの銃身で左手の甲を何度か軽く叩いていたが、『タイムレンジャー』第29話で、タイムファイヤーに変身した直人が初めてタイムピンクたちの前に現れた際、同じ仕草をしていた。 --『タイムレンジャー』本編では、前述のようにリュウヤが本来のタイムファイヤーの変身者であったことが明かされ、短時間ながら回想シーンなどでリュウヤが変身したタイムファイヤーが登場したが、この仕草によって鎧の前に現れたタイムファイヤーの変身者がリュウヤではなく、直人であることが強調されている。 **アバレキラー -[[爆竜戦隊アバレンジャー]]を参照。 ---- *行動隊長オソガイン -名前は、名古屋弁で「恐ろしい」を意味する「おそがい」のもじり。 --メイン脚本家・荒川稔久による恒例の名古屋ネタである。 ---- *マーベラスの台詞 -「こいつらにはそれぞれ、オレに無い何かを持っている」 --ゴーカイジャーに志願する鎧に「マーベラスに無いものを見つける」という課題を出した時の台詞。ジョーは剣の腕前と菓子作り、ルカは金銭感覚とピッキング、ハカセはメカニックと家事、アイムはメンバーの結束を強める影響と、マーベラスに無いものがある。 ---鎧は「ザンギャックを倒し、宇宙全体を平和にする」と言っており、平和のために戦うという志がマーベラスに無いものだった。 ---- *レンジャーキー探し -鎧が自分に大いなる力を授けた戦士のレンジャーキーを探す際、『秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』のビッグワンのレンジャーキーを見つける。この2つの戦隊は石ノ森章太郎の作品の戦士である他、前述の3人の追加戦士と共通する点がある。 --『ゴレンジャー』はスーパー戦隊で最初に殉職者が出た作品であり、二代目キレンジャー・熊野大五郎が最初の殉職者。 ---熊野や『バトルフィーバーJ』の初代バトルコサック・白石謙作、『超電子バイオマン』の初代イエローフォー・小泉ミカといったイエローに位置する戦士も最終決戦前に死亡している。 --『ジャッカー』はスーパー戦隊で最初に追加戦士が登場した作品であり、ビッグワン・番場壮吉が最初の追加戦士。 -マーベラスがシンケンゴールドのレンジャーキーを探す際、左手にマジシャインとゴーオンゴールドのレンジャーキーを持っていた。 --シンケンゴールドと同じく、金色の追加戦士。なお、マジシャインとゴーオンゴールドには「出身作品に兄妹戦隊が登場している」という共通点がある。 ---- *ゴーカイシルバー初の巨大戦 -「完成! 豪獣レーックス!」 --この台詞の際にゴーカイシルバーが取ったポーズは、ジュウレンジャーの変身ポーズ(変身アイテム・ダイノバックラーを胸の前に掲げ、上下反転させるポーズ)から。 -「完成! 豪獣神!」 --この台詞の際のポーズはアバレキラーの変身ポーズから(ただし、本来アバレキラーの変身ポーズで胸の前に掲げるのは左手だが、ゴーカイシルバーは右手を掲げている)。 -「くぅー、ときめくー!」 --後述するアバレキラー・仲代壬琴の行動原理・口癖から。 --この台詞の際のポーズはアバレキラーの名乗りポーズから。 ---- *登場したレジェンド **仲代 壬琴(なかだい みこと) -『爆竜戦隊アバレンジャー』に登場する追加戦士・アバレキラー。[[爆竜戦隊アバレンジャー]]を参照。 ---- *豪快チェンジ **シンケンジャーとキングレンジャー -顔が漢字という共通点を持つ。 -『機界戦隊ゼンカイジャー』に登場したゴーカイジャーモチーフの追加戦士のツーカイザーには、シンケンフォームとオーレンフォームがあり、2つの戦隊がゴーカイジャーに大いなる力を与えた以外に同話でのやり取りの接点もある。 ***侍戦隊シンケンジャー -シンケンジャーのマスクのゴーグル部分はほぼ左右対称の漢字(「火」「水」「土」「木」「天」「光」)が使われている。 ***超力戦隊オーレンジャー(キングレンジャー) -『超力戦隊オーレンジャー』における追加戦士・キングレンジャーのマスクのゴーグル部分には「王」という漢字が使われている。 --ただし、キングレンジャーのマスクについては「キングレンジャーの変身者である古代人の戦士・リキを表す紋章が偶然にも漢字の『王』に似ていただけであり、キングレンジャーのマスクのデザインは正確には漢字ではない」という設定になっている。 -侍戦隊シンケンジャーへ豪快チェンジする際、マーベラスが直接キングレンジャーのキーを鎧に渡していた。 --マーベラスたちが戦隊について詳しくなかった事やゴーカイシルバーのゴーカイバックルにカーギーロードが繋がれていなかった事が原因。 -「そうそう、このキングスティックでバッサバッサと居合い斬り……って、違ぁぁぁう!」 --鎧が変身しようとしていたシンケンジャーの追加戦士・シンケンゴールドの戦闘スタイルが、サカナマルという短刀を使用した居合い斬りであることから。 --キングレンジャーリキを演じた山口将司は当時中学1年生であり、シンケンジャーに終盤登場する女シンケンレッド/志波薫役の夏井瑠奈は当時中学2年生で夏井が生まれたのもそのオーレンジャーが放映された1995年である。 **オールシルバー(ボウケンシルバー/ガオシルバー/ゴセイナイト/メガシルバー/ゴーオンシルバー) -初期メンバーがゴーカイシルバーの加入を記念しての変身。 --変身したシルバー戦士は鎧と共通する部分がある。 ---また、変身したシルバー戦士は鎧の妄想の中のゴーカイジャーと同じく、グリーン戦士がいない戦隊又は組織に所属している。 --ブルーメタリックのデカマスターを除けば、全ての銀色の戦士が揃ったことになる。 ***轟轟戦隊ボウケンジャー(ボウケンシルバー) -変身者はマーベラス --『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』でボウケンシルバー・高丘映士はアカレッドと面識がある。 -映士は鎧と同じく、槍や銃に変形する個人武器を持つ。 ***天装戦隊ゴセイジャー(ゴセイナイト) -変身者はジョー --ジョーは元ザンギャックだったように、ゴセイナイトの元の姿であるグランディオンヘッダーは様々な悪しき魂で暗躍してきたブレドランこと救星主のブラジラが護星天使だった頃のパートナーだった。 -ゴセイナイトは鎧と同じく、「セルラー」と名のつく自分専用の携帯電話を持つ。 ***電磁戦隊メガレンジャー(メガシルバー) -変身者はルカ --[[第17話>第17話:凄い銀色の男]]に続いての変身。 ***百獣戦隊ガオレンジャー(ガオシルバー) -変身者はハカセ -変身者である大神月麿は鎧と同じく、3段変形可能な個人武器であるガオハスラーロッドを持つ。 ***ゴーオンウイングス(ゴーオンシルバー) -変身者はアイム --ゴーオンシルバー・須塔美羽はアイムと同じく、妹(妹分)である事と上流階級出身、学校に通った事がなく学校生活に憧れてる。 --[[第41話>第41話:なくしたくないもの]]でも変身する。 --ゴーカイピンクのスーツアクターである野川瑞穂は、『炎神戦隊ゴーオンジャー』でもゴーオンシルバーを担当している。 -美羽は鎧と同じく、生物をモチーフにした飛行能力を持つロボットを操縦する。 -『ゴーオンジャー』本編ではゴーオングリーンが登場するが、ゴーオンウイングスはゴールドとシルバー(須塔兄妹)の2人で構成されたチームである。 ---- *登場した技・用語等 **キングスティック -『オーレンジャー』における、キングレンジャーの専用武器。 --杖型の万能武器で、キングレンジャー・リキの紋章(「王」)をモチーフにしたグリップエンドから衝撃波を発することで敵を攻撃する。 ---グリップエンドには小型のビーム砲も内蔵されており、ビーム砲として使う際は紋章が縦半分に割れて左右に展開し、砲口が現れる。また、杖の中央部分に設置されたパーツには2枚の鋭い刃が取り付けられており、そのパーツを先端部にスライドさせることで剣のように使うこともできる ----斬撃に使う場合、全体的なシルエットは剣というより弓矢の矢のようになる。 **シンケン六連斬り -ゴーカイジャーがシンケンジャーに豪快チェンジした際に使用した技だが、『侍戦隊シンケンジャー』本編には登場しない、『ゴーカイジャー』オリジナルの技。 --「イエロー&ピンク→ブルー&グリーン→レッド」の順番で敵を斬り、最後にゴールドがサカナマル・百枚おろしを決める。 --なお、『シンケンジャー』第9話には、レッド(と登場前であったゴールド)以外の4人がピンク→グリーン→イエロー→ブルーの順で次々と斬りかかる「シンケン丸・四連斬り」という技が登場している。 --更に、『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー』では、この技とは違う形の「六連斬り」が登場している。 ***サカナマル・百枚おろし -『シンケンジャー』に登場した6人目の戦士・シンケンゴールドの必殺技。 --シンケンゴールドの専用武器・サカナマルに、[[秘伝ディスク>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/39.html#id_f4635fa1]]の1枚・寿司ディスクをセットして発動。縦横無尽にサカナマルで敵を斬るパターンと、サカナマルを何度も振って三日月のような光弾を発射するパターンがある。 ---劇中では前者のパターンが使用されており、技名の呼称はされなかったが、演出からこの技だと考えられる。 ---- *大いなる力 **豪獣ドリル(ごうじゅう - ) -タイムレンジャーの大いなる力によって時空を超えて現れる未来戦闘型ドリルタンク。船首部がドリルになっている。 --『タイムレンジャー』には、都市防衛メカ・ライメイという車体前部にドリルを装備した特殊装甲車が登場している。 ---ライメイはタイムレンジャーの装備ではなく、タイムレッド・竜也の父が会長を務める財閥・浅見グループの第三総合研究所が開発したものだが、タイムファイヤー・直人が所属するCGCは浅見グループが政府の協力を得て立ち上げたものであったため、その繋がりがある。 --発進時に背後に映る、白い鳩が飛ぶ不思議な町並みは、『タイムレンジャー』に登場する西暦3000年の都市であり、『タイムレンジャー』のOP映像の冒頭で全く同じ風景が描かれている。 **豪獣レックス -ジュウレンジャーの大いなる力によって豪獣ドリルが変形した恐竜戦闘型巨大ロボ。尻尾部分がドリルになっている。 --『ジュウレンジャー』には、恐竜や恐竜とともに生きる生命を守護する神の化身・守護獣が登場しており、ジュウレンジャーは巨大戦の際に守護獣の協力を得て戦うが、ドラゴンレンジャーとともに戦う守護獣・ドラゴンシーザーは、豪獣レックスと同じような直立に近い(いわゆる「ゴジラ型」の)姿勢で立つ恐竜型のデザインであり、尻尾部分がドリルになっていた。 ---『ジュウレンジャー』に登場した他の守護獣は実在の古代生物をモチーフにしているが、ドラゴンシーザーだけは一般的な「怪獣」をイメージしたデザインで、明確なモチーフが存在しない。 ---『ジュウレンジャー』が製作された当時、ティラノサウルスは既に頭と尻尾が水平であると考えられていたが、中にスーツアクターが入ったりする都合などで敢えてジュウレンジャーのレッド・ティラノレンジャーの守護獣である守護獣ティラノザウルスはゴジラ型のイメージでデザインされていた。 ----なお、その後の『タイムレンジャー』のブイレックスや『アバレンジャー』の爆竜ティラノサウルスは頭と尻尾が水平に近い前傾姿勢のイメージを採用している。また、尻尾部分がドリルになっている点は爆竜ティラノサウルスも同じである。 --「ドラゴンシーザー」という名前の由来は『超電子バイオマン』に登場した母艦「バイオドラゴン」と『大戦隊ゴーグルファイブ』に登場した母艦「ゴーグルシーザー」の2つと思われる。 **豪獣神(ごうじゅうじん) -アバレンジャーの大いなる力によって豪獣ドリルが変形した爆竜戦闘型巨大ロボ。右腕がドリルになっている。また、頭部のデザインも北欧の海賊・バイキングの角兜にも似ている。 --アバレンジャーの1号ロボ・アバレンオーは、豪獣神と同じく腕部分がドリルの巨大ロボである(アバレンオーは左腕がドリルになっている)。 --ジュウレンジャーの巨大ロボの名称は「~神」で統一されており、1号ロボは大獣神(だいじゅうじん)、大獣神を構成するメカの一部とドラゴンシーザーが変則合体した2号ロボの名前は、剛龍神(ごうりゅうじん)であった。豪獣神の頭部は錨をモチーフにしているが、頭部側面から赤い2本の角が飛び出している点などが大獣神を思わせるデザインになっている。 **豪獣トリプルドリルドリーム -豪獣神の必殺技。 --タイムファイヤー・ドラゴンレンジャー・アバレキラーの3つのレンジャーキーをセットすることで、豪獣ドリル・豪獣レックスを召喚し、豪獣神を含めた3体によるドリル攻撃を1つに合わせて敵を貫く。
#contents ---- *サブタイトル -『爆竜戦隊アバレンジャー』のサブタイトルと同じく、「どこかに『アバレ』という言葉が含まれる」という形になっている。 --『アバレンジャー』第1話のサブタイトルは「アバレ恐竜大進撃!」 -- また、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の第19話「守護獣大あばれ」とも共通したサブタイトルになっている。 ---- *ナビィの台詞 -「君、なんかイイね!」 --『特捜戦隊デカレンジャー』に6人目の戦士として登場したデカブレイク・姶良鉄幹(テツ)の口癖の1つが「なんかイイ」であり、デカブレイクが他のデカレンジャーのメンバーと一緒に名乗る際の名乗り文句は「6つ、無敵がなんかイイ!」である。 ---- *鎧に力を託した戦士たち -鎧が事故で瀕死となった際、夢のような世界で彼に変身アイテムと3つの大いなる力を託した3人の追加戦士には以下の共通点を持っている。 --レッド戦士とは戦士になる前からの知り合いであり、当初は初期メンバーと対立していた。 --出身作品にティラノサウルスをモチーフとしたメカが登場する。 --本編で最終決戦前に死亡している。 ---『忍風戦隊ハリケンジャー』に登場する6人目の戦士・シュリケンジャーも本編中に爆発に巻き込まれ行方不明(死亡扱い)となったが、死亡追加戦士扱いにはならない事がある。 ----その後のVSシリーズやレジェンド大戦に何事もなかったかのように登場し、生死が曖昧になっている。 ----一応、『帰ってきた忍風戦隊ハリケンジャー』や『小説 忍風戦隊ハリケンジャー』では、死亡追加戦士扱いとなっている。 --子供を庇って事故に巻き込まれた鎧のように、彼らの死には子供との交流が関わっている。 ---ドラゴンレンジャー・ブライは命の危機に晒されたドラゴンレンジャーファンの少年である耕太のために残り少ない時間の全てを費やし、仲間たちに「地球と子供たちを守れ」という言葉を残した。 ---タイムファイヤー・滝沢直人は以前に自分が飼っていた文鳥を譲った少女を敵組織・ロンダーズファミリーの襲撃から庇い、重傷を負う。一度はタイムレッド・浅見竜也に助けられたものの、襲撃の際に少女の持っていた鳥籠から逃げてしまったインコを捕まえようと救護所を抜け出した直人は、救護所の裏手でインコを捕まえ鳥籠に戻した直後、ロンダーズファミリーの戦闘員・ゼニットの凶弾に倒れた。 ---アバレキラー・仲代壬琴は最後の戦いの直前、アバレッド・伯亜凌駕の姪である伯亜舞に「幼稚園のお遊戯会を凌駕たちと一緒に見に来る」事を指切りで約束させられており、暴走した専用変身アイテム・ダイノマインダーの爆発に仲間たちを巻き込まないために去る直前、追い縋ろうとする凌駕を「お前には娘(舞)との明日の約束がある」と制した。 -タイムスリップ --この時点では『タイムレンジャー』のみの特徴だったが、『キョウリュウジャーVSゴーバスターズ』では、ダイノホープという恐竜スーパー戦隊の力の1つとしてタイムスリップが描かれている(作中、実際にタイムスリップしたのはキョウリュウジャー)。 **ドラゴンレンジャー -『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した6人目の戦士であり、ティラノレンジャー(ジュウレンジャーのレッド)・ゲキの兄であるブライが変身する。 --1億7千万年前の地球で恐竜から進化し、恐竜と共存していた人類・恐竜人類の部族の1つ・ヤマト族の出身。王族の親類であり、自称・ヤマト族プリンス(「ヤマト族ナイト」と記載している書物もある)。黒騎士としてヤマト族の王に仕えていた父が野心から反逆して殺され、地球を滅ぼそうとした魔女・バンドーラとの戦いで残った家族や仇である王も死亡したため、やり場のない哀しみや憤りから王の養子となっていた弟・ゲキを憎むようになり、バンドーラ復活に備える戦士の1人として永い眠りに就いたゲキを追い、自らも眠りに就く。1億7千万年後に目覚めたブライは、同じく眠りから覚めたジュウレンジャーと一時は激しい戦いを繰り広げるが、自分が養子であったことやブライが唯一の肉親であることを知ったゲキの真摯な姿勢に心を打たれ、本来の優しさを取り戻し改心する。 ---しかし、実はブライは永い眠りの間に起こった落盤事故で既に命を失っており、恐竜や恐竜人類にとっての神の化身・守護獣が命の精霊・クロトに頼んだことで、時間限定で蘇らされていたことが明らかとなる。自分に残された時間が少ないことを知ったブライは、延命のために時の止まった部屋で孤独に過ごすことを余儀なくされながらも、残された時間をゲキや仲間、そして地球の子供たちを守るために少しずつ削り、第42話で自らの力をゲキに託して死の世界へと旅立った。 **タイムファイヤー -『未来戦隊タイムレンジャー』に登場した6人目の戦士であり、タイムレッド・浅見竜也の学生時代からのライバルであった滝沢直人が変身する。 --本人曰く「レールから弾かれてきた」人生を送っていたことから、「誰にも邪魔されずに自分の道を歩むため、絶対的な権力を手に入れたい」という願望を持っており、そのために周囲への態度は基本的に刺々しい。しかし、タイムレンジャーからの資金援助の要請に対し、表向きは一蹴しながらも遠回しに応えるなど、素直ではないものの優しい一面があり、ペットの小鳥(文鳥の「トラ」と「サクラ」)には愛情を注いでいた。 ---当初は対立が多かったタイムレンジャーとの関係は少しずつ改善していったが、権力を手に入れるために自らが所属する民間警備会社・シティガーディアンズ(CGC)の全権掌握を目指し、それが失敗してCGCから孤立し支援を受けられなくなったことがきっかけとなり、『タイムレンジャー』Case File 49(第49話)で最終的にゼニットの凶弾に倒れ命を落とす。 ----直人の死は、西暦3000年の時間保護局レンジャー隊の隊長(タイムレンジャーの上司)であるリュウヤが、時空の歪みに巻き込まれた際に目撃してしまった自らの死を回避するために過去に介入した結果であり、直人がタイムファイヤーへの変身能力を手に入れたのも、「タイムファイヤー(に変身した自分)が死ぬ」という未来を知ったリュウヤが誰かにタイムファイヤーの役目を押し付けようとしたからであった。 ***言動 -鎧の前に姿を現す直前、右手に持った自身の専用武器・DVディフェンダーの銃身で左手の甲を何度か軽く叩いていたが、『タイムレンジャー』第29話で、タイムファイヤーに変身した直人が初めてタイムピンクたちの前に現れた際、同じ仕草をしていた。 --『タイムレンジャー』本編では、前述のようにリュウヤが本来のタイムファイヤーの変身者であったことが明かされ、短時間ながら回想シーンなどでリュウヤが変身したタイムファイヤーが登場したが、この仕草によって鎧の前に現れたタイムファイヤーの変身者がリュウヤではなく、直人であることが強調されている。 **アバレキラー -[[爆竜戦隊アバレンジャー]]を参照。 ---- *行動隊長オソガイン -名前は、名古屋弁で「恐ろしい」を意味する「おそがい」のもじり。 --メイン脚本家・荒川稔久による恒例の名古屋ネタである。 ---- *マーベラスの台詞 -「こいつらにはそれぞれ、オレに無い何かを持っている」 --ゴーカイジャーに志願する鎧に「マーベラスに無いものを見つける」という課題を出した時の台詞。ジョーは剣の腕前と菓子作り、ルカは金銭感覚とピッキング、ハカセはメカニックと家事、アイムはメンバーの結束を強める影響と、マーベラスに無いものがある。 ---鎧は「ザンギャックを倒し、宇宙全体を平和にする」と言っており、平和のために戦うという志がマーベラスに無いものだった。 ---- *レンジャーキー探し -鎧が自分に大いなる力を授けた戦士のレンジャーキーを探す際、『秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』のビッグワンのレンジャーキーを見つける。この2つの戦隊は石ノ森章太郎の作品の戦士である他、前述の3人の追加戦士と共通する点がある。 --『ゴレンジャー』はスーパー戦隊で最初に殉職者が出た作品であり、二代目キレンジャー・熊野大五郎が最初の殉職者。 ---熊野や『バトルフィーバーJ』の初代バトルコサック・白石謙作、『超電子バイオマン』の初代イエローフォー・小泉ミカといったイエローに位置する戦士も最終決戦前に死亡している。 --『ジャッカー』はスーパー戦隊で最初に追加戦士が登場した作品であり、ビッグワン・番場壮吉が最初の追加戦士。 -マーベラスがシンケンゴールドのレンジャーキーを探す際、左手にマジシャインとゴーオンゴールドのレンジャーキーを持っていた。 --シンケンゴールドと同じく、金色の追加戦士。なお、マジシャインとゴーオンゴールドには「出身作品に兄妹戦隊が登場している」という共通点がある。 ---- *ゴーカイシルバー初の巨大戦 -「完成! 豪獣レーックス!」 --この台詞の際にゴーカイシルバーが取ったポーズは、ジュウレンジャーの変身ポーズ(変身アイテム・ダイノバックラーを胸の前に掲げ、上下反転させるポーズ)から。 -「完成! 豪獣神!」 --この台詞の際のポーズはアバレキラーの変身ポーズから(ただし、本来アバレキラーの変身ポーズで胸の前に掲げるのは左手だが、ゴーカイシルバーは右手を掲げている)。 -「くぅー、ときめくー!」 --後述するアバレキラー・仲代壬琴の行動原理・口癖から。 --この台詞の際のポーズはアバレキラーの名乗りポーズから。 ---- *登場したレジェンド **仲代 壬琴(なかだい みこと) -『爆竜戦隊アバレンジャー』に登場する追加戦士・アバレキラー。[[爆竜戦隊アバレンジャー]]を参照。 ---- *豪快チェンジ **シンケンジャーとキングレンジャー -顔が漢字という共通点を持つ。 -『機界戦隊ゼンカイジャー』に登場したゴーカイジャーモチーフの追加戦士のツーカイザーには、シンケンフォームとオーレンフォームがあり、2つの戦隊がゴーカイジャーに大いなる力を与えた以外に同話でのやり取りの接点もある。 ***侍戦隊シンケンジャー -シンケンジャーのマスクのゴーグル部分はほぼ左右対称の漢字(「火」「水」「土」「木」「天」「光」)が使われている。 ***超力戦隊オーレンジャー(キングレンジャー) -『超力戦隊オーレンジャー』における追加戦士・キングレンジャーのマスクのゴーグル部分には「王」という漢字が使われている。 --ただし、キングレンジャーのマスクについては「キングレンジャーの変身者である古代人の戦士・リキを表す紋章が偶然にも漢字の『王』に似ていただけであり、キングレンジャーのマスクのデザインは正確には漢字ではない」という設定になっている。 -侍戦隊シンケンジャーへ豪快チェンジする際、マーベラスが直接キングレンジャーのキーを鎧に渡していた。 --マーベラスたちが戦隊について詳しくなかった事やゴーカイシルバーのゴーカイバックルにカーギーロードが繋がれていなかった事が原因。 -「そうそう、このキングスティックでバッサバッサと居合い斬り……って、違ぁぁぁう!」 --鎧が変身しようとしていたシンケンジャーの追加戦士・シンケンゴールドの戦闘スタイルが、サカナマルという短刀を使用した居合い斬りであることから。 --キングレンジャーリキを演じた山口将司は当時中学1年生であり、シンケンジャーに終盤登場する女シンケンレッド/志波薫役の夏井瑠奈は当時中学2年生で夏井が生まれたのもそのオーレンジャーが放映された1995年である。 **オールシルバー(ボウケンシルバー/ガオシルバー/ゴセイナイト/メガシルバー/ゴーオンシルバー) -初期メンバーがゴーカイシルバーの加入を記念しての変身。 --変身したシルバー戦士は鎧と共通する部分がある。 ---また、変身したシルバー戦士は鎧の妄想の中のゴーカイジャーと同じく、グリーン戦士がいない戦隊又は組織に所属している。 --ブルーメタリックのデカマスターを除けば、全ての銀色の戦士が揃ったことになる。 ***轟轟戦隊ボウケンジャー(ボウケンシルバー) -変身者はマーベラス --『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』でボウケンシルバー・高丘映士はアカレッドと面識がある。 -映士は鎧と同じく、槍や銃に変形する個人武器を持つ。 ***天装戦隊ゴセイジャー(ゴセイナイト) -変身者はジョー --ジョーは元ザンギャックだったように、ゴセイナイトの元の姿であるグランディオンヘッダーは様々な悪しき魂で暗躍してきたブレドランこと救星主のブラジラが護星天使だった頃のパートナーだった。 -ゴセイナイトは鎧と同じく、「セルラー」と名のつく自分専用の携帯電話を持つ。 ***電磁戦隊メガレンジャー(メガシルバー) -変身者はルカ --[[第17話>第17話:凄い銀色の男]]に続いての変身。 ***百獣戦隊ガオレンジャー(ガオシルバー) -変身者はハカセ -変身者である大神月麿は鎧と同じく、3段変形可能な個人武器であるガオハスラーロッドを持つ。 ***ゴーオンウイングス(ゴーオンシルバー) -変身者はアイム --ゴーオンシルバー・須塔美羽はアイムと同じく、妹(妹分)である事と上流階級出身、学校に通った事がなく学校生活に憧れてる。 --[[第41話>第41話:なくしたくないもの]]でも変身する。 --ゴーカイピンクのスーツアクターである野川瑞穂は、『炎神戦隊ゴーオンジャー』でもゴーオンシルバーを担当している。 -美羽は鎧と同じく、生物をモチーフにした飛行能力を持つロボットを操縦する。 -『ゴーオンジャー』本編ではゴーオングリーンが登場するが、ゴーオンウイングスはゴールドとシルバー(須塔兄妹)の2人で構成されたチームである。 ---- *登場した技・用語等 **キングスティック -『オーレンジャー』における、キングレンジャーの専用武器。 --杖型の万能武器で、キングレンジャー・リキの紋章(「王」)をモチーフにしたグリップエンドから衝撃波を発することで敵を攻撃する。 ---グリップエンドには小型のビーム砲も内蔵されており、ビーム砲として使う際は紋章が縦半分に割れて左右に展開し、砲口が現れる。また、杖の中央部分に設置されたパーツには2枚の鋭い刃が取り付けられており、そのパーツを先端部にスライドさせることで剣のように使うこともできる ----斬撃に使う場合、全体的なシルエットは剣というより弓矢の矢のようになる。 **シンケン六連斬り -ゴーカイジャーがシンケンジャーに豪快チェンジした際に使用した技だが、『侍戦隊シンケンジャー』本編には登場しない、『ゴーカイジャー』オリジナルの技。 --「イエロー&ピンク→ブルー&グリーン→レッド」の順番で敵を斬り、最後にゴールドがサカナマル・百枚おろしを決める。 --なお、『シンケンジャー』第9話には、レッド(と登場前であったゴールド)以外の4人がピンク→グリーン→イエロー→ブルーの順で次々と斬りかかる「シンケン丸・四連斬り」という技が登場している。 --更に、『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー』では、この技とは違う形の「六連斬り」が登場している。 ***サカナマル・百枚おろし -『シンケンジャー』に登場した6人目の戦士・シンケンゴールドの必殺技。 --シンケンゴールドの専用武器・サカナマルに、[[秘伝ディスク>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/39.html#id_f4635fa1]]の1枚・寿司ディスクをセットして発動。縦横無尽にサカナマルで敵を斬るパターンと、サカナマルを何度も振って三日月のような光弾を発射するパターンがある。 ---劇中では前者のパターンが使用されており、技名の呼称はされなかったが、演出からこの技だと考えられる。 ---- *大いなる力 **豪獣ドリル(ごうじゅう - ) -タイムレンジャーの大いなる力によって時空を超えて現れる未来戦闘型ドリルタンク。船首部がドリルになっている。 --『タイムレンジャー』には、都市防衛メカ・ライメイという車体前部にドリルを装備した特殊装甲車が登場している。 ---ライメイはタイムレンジャーの装備ではなく、タイムレッド・竜也の父が会長を務める財閥・浅見グループの第三総合研究所が開発したものだが、タイムファイヤー・直人が所属するCGCは浅見グループが政府の協力を得て立ち上げたものであったため、その繋がりがある。 --発進時に背後に映る、白い鳩が飛ぶ不思議な町並みは、『タイムレンジャー』に登場する西暦3000年の都市であり、『タイムレンジャー』のOP映像の冒頭で全く同じ風景が描かれている。 **豪獣レックス -ジュウレンジャーの大いなる力によって豪獣ドリルが変形した恐竜戦闘型巨大ロボ。尻尾部分がドリルになっている。 --『ジュウレンジャー』には、恐竜や恐竜とともに生きる生命を守護する神の化身・守護獣が登場しており、ジュウレンジャーは巨大戦の際に守護獣の協力を得て戦うが、ドラゴンレンジャーとともに戦う守護獣・ドラゴンシーザーは、豪獣レックスと同じような直立に近い(いわゆる「ゴジラ型」の)姿勢で立つ恐竜型のデザインであり、尻尾部分がドリルになっていた。 ---『ジュウレンジャー』に登場した他の守護獣は実在の古代生物をモチーフにしているが、ドラゴンシーザーだけは一般的な「怪獣」をイメージしたデザインで、明確なモチーフが存在しない。 ---『ジュウレンジャー』が製作された当時、ティラノサウルスは既に頭と尻尾が水平であると考えられていたが、中にスーツアクターが入ったりする都合などで敢えてジュウレンジャーのレッド・ティラノレンジャーの守護獣である守護獣ティラノザウルスはゴジラ型のイメージでデザインされていた。 ----なお、その後の『タイムレンジャー』のブイレックスや『アバレンジャー』の爆竜ティラノサウルスは頭と尻尾が水平に近い前傾姿勢のイメージを採用している。また、尻尾部分がドリルになっている点は爆竜ティラノサウルスも同じである。 --「ドラゴンシーザー」という名前の由来は『超電子バイオマン』に登場した母艦「バイオドラゴン」と『大戦隊ゴーグルファイブ』に登場した母艦「ゴーグルシーザー」の2つと思われる。 **豪獣神(ごうじゅうじん) -アバレンジャーの大いなる力によって豪獣ドリルが変形した爆竜戦闘型巨大ロボ。右腕がドリルになっている。また、頭部のデザインも北欧の海賊・バイキングの角兜にも似ている。 --アバレンジャーの1号ロボ・アバレンオーは、豪獣神と同じく腕部分がドリルの巨大ロボである(アバレンオーは左腕がドリルになっている)。 --ジュウレンジャーの巨大ロボの名称は「~神」で統一されており、1号ロボは大獣神(だいじゅうじん)、大獣神を構成するメカの一部とドラゴンシーザーが変則合体した2号ロボの名前は、剛龍神(ごうりゅうじん)であった。豪獣神の頭部は錨をモチーフにしているが、頭部側面から赤い2本の角が飛び出している点などが大獣神を思わせるデザインになっている。 **豪獣トリプルドリルドリーム -豪獣神の必殺技。 --タイムファイヤー・ドラゴンレンジャー・アバレキラーの3つのレンジャーキーをセットすることで、豪獣ドリル・豪獣レックスを召喚し、豪獣神を含めた3体によるドリル攻撃を1つに合わせて敵を貫く。

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