【黒猫探偵団機密資料/out of game】

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【みなかみランド計画書 最終版/2011 年6 月18 日】

01 みなかみランド計画書 -最終版-

02 みなかみランド レジャー施設概要

03 駐車場

みなかみ町で最大規模の駐車場

普通車 500 台
大型自動車 20 台
身体障害者用 6 台

04 エントランスホール

駐車場と施設との間に大橋をかけ、異なる世界に入り込む感覚を演出。
大橋は大木を惜しみなく使用し、重厚かつ古風な雰囲気を与えるよう加工を施す。
入口にはマスコットキャラクター「ホタカくん」を設置。
ロボット制御を行い、入園者に対して挨拶や、呼びかけに対する応答を行う。

05 遊歩道

施設からは川沿いに降りることができ、川沿いは遊歩道となっている。川には魚を放流。
入園者は釣りを楽しむこともできる。

※放流などによる増水時は閉鎖する。

06 不思議館

みなかみランドの中心に位置するフランスの宮殿様式の建物。
建物を傾けるなどの仕掛けで、不思議な空間体験を演出する。
建物の外観は、窓などの全てを偽物で表現する。
出入り口の扉のみが本物で、近づいてはじめてわかる驚きを体験させる。

内部には、錯覚を利用した部屋を設置。通路を迷路状にすることで、
入ったが最後、永遠に出られないのではないかと思わせ、ホラー的な効果も狙う。

07 メリーゴーランド

通常のメリーゴーランドの機構にロボット技術を導入し、搭乗する馬と会話することができる。
入園者が、みなかみランドパスを馬に食べさせると、馬が入園者の今まで回った施設などを解析。
「私はしゃべる馬、ホース」などの挨拶からはじまり、今日の天気、趣味、株価などをインターネット上より収集し、
入園者との円滑な会話を行う。

※ 導入当初は、日本語(群馬弁)、英語、韓国語をサポート。

08 ティーカップ

通常のティーカップの機構に、シートベルトと機械部分の改造を行う。
カップ中心部にある軸を回すことで最大一秒間に十回転を可能とするほか、軸を引く、押すという新たな機構を追加し、
引くとティーカップが浮き、押すとティーカップが落ちるようにすることで、
のどかに楽しみたい入園者と、ジェットコースター並みのスリルを味わいたい入園者を共存させる。

09 ジェットコースター

レール、車体全てにみなかみ町の町木であるブナを使用。
乾燥時、雨天時でスピード感や乗り心地の変わる自然を利用したスリルを演出する。
山の斜面を利用し、高低差を強調。
のぼるときは斜面をのぼり、下るときは斜面を下るようにすることで、従来よりも落下感を強く感じるようにする。
また、車体には音声装置を内蔵し、場所に応じて「えれぇ。このカーブやべぇー。浅草こえるべ」など、
しゃべることで、臨場感増加の役目も果たす。

10 ロケット

通常のロケットの機構に、シューティングのギミックを追加。
前方のロケットを手元にある光線銃で攻撃することができ、攻撃を当てることでポイントを得られる。
ロケットは搭乗者の操作によって上下に移動できるので、
後方のロケットの攻撃を受けないよう上下に移動しつつ、前方のロケットを攻撃する必要がある。

11 モノレール

施設入口から施設奥までの移動を補助する移動装置。1台の最大搭乗人数は30名。
乗りすぎるとブザーが鳴る安全装置を内蔵。ロボット技術を内蔵し、場所に応じて施設の紹介を行う。
また、花火打ち上げ時には中間地点でストップし、じっくりと花火を見られるように計らう。

12 ホタカくん観覧車

施設内のどこからでも見られる、マスコットキャラクター「ホタカくん」の全身を利用した観覧車。
食事時になると「ホタカくん」の胴部から音を出し、施設利用者にさりげなく食事のタイミングを促す。
また、夜になると目が点灯し、施設内の暗がりを監視する。

13 洋館

お化け屋敷兼宿泊施設。一部屋につき一体のお化け役(三交代制)をつけ、不定期にホラー的な演出を行う。
人的演出以外にも、装飾品を機械式にし、
ラップ音、ポルターガイスト現象、幻聴、幻覚なども好きなタイミングで実行することができる。

※お化け役のエキストラは、洋館に住み込みで雇用する。

14 果樹園

肥料をふんだんに利用し、甘みのある、栄養価の高い複数の果実を育成する。
成長した果実は収穫し、果樹園横の施設で販売を行う。

15 歴史資料館

かやぶき屋根を再現した施設内に、みなかみ町の歴史資料を展示する。
また、レストランも併設し、
みなかみ名物「おっきりこみ」や「ダムカレー」「川海苔」「上州名物こんにゃく」などを飲食できる。

16 みなかみランド

プロモーション計画

17 プロモーション計画

我が社の正当性を強く押し出し、
みなかみ町民を我が社の計画に引き込むためにみなかみランドのプロモーション活動を実施する。
スケジュールは下記を予定している。

 スケジュール(予定)
 6月10日 計画書第一稿を共有
 6月16日 コンテのコンペ開始
 6月18日 計画書最終版完成・共有
 6月20日 社内で計画の最終確認
 6月22日 コンテのコンペ終了
 6月27日 ここまでの討議結果を共有
 7月4日 仮映像納品

18 7月11日 映像公開・キャンペーン開始

完成した映像は、YouTube に公開し、大々的な告知を行う。
これによって地域住民のランドに対する印象向上、建設反対派の士気低下のみならず、
全国的にランドの知名度を高め、ランドの建設を既成事実とする。

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最終更新:2011年07月30日 09:01