weekend in newyork
作曲:フィリップ・スパーク
演奏時間:7分41秒
難易度:5
編成:大編成 ハープあり
出版社:アングロ・ミュージック
価格:\19524-
フィリップ・スパークが、週末をニューヨークで過ごしたときの印象をもとに作曲した作品です。
この作品は、2008年、アメリカ陸軍フィールド・バンドの委嘱で作曲され
その年の12月のミッドウェスト・クリニックで同バンドによって初演されました。
ニューヨークの町に初めて足を踏み入れたスパークが街を歩いていて出会った
ジャズの要素をビシバシ取り入れた曲で、その印象は、まさにガーシュウィンの
「パリのアメリカ人」のスパーク版!!
曲は、作曲者が“ストリート・シーン”と呼ぶ律動的なテーマを要所要所に聴かせながら、
街角を行く一人のイギリス人作曲家(つまり、スパーク自身)が出会う
さまざまな情景を描いていきます。
途中、「あなたがスター!!」と言わんばかりの、とてもスウィンギーな
アルト・サクソフォン独奏がありますが、これはどこかで聴いたような...。
そうです、これはスパーク自身の『トロンボーン協奏曲』から転用されたテーマです。