妊娠糖尿病


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妊娠糖尿病

妊娠糖尿病とは
妊娠糖尿病(gstational diabeyes melitsu:GDM)
発症率:約0.5~5.3%(糖尿病の既往を持つ妊婦は0.7%程度)
原因:生活習慣病の増加傾向、妊婦年齢の高齢化
今後も妊娠糖尿病の増加が懸念される。
又、妊娠糖尿病は分娩後に糖尿病に移行する頻度が高い。

定義と診断
定義:妊娠中に発生したか、または初めて認識された耐糖尿の低下
(日本産科婦人科学会が定義)
※妊娠初期から糖尿病型を満たす、又は糖尿病網膜症が認められるものは糖尿病と診断
妊娠中に初めて発見された耐糖能異状が妊娠糖尿病と診断
75g糖孵化試験による妊娠糖尿病の診断基準
早朝空腹時に75gのブドウ糖を負荷し、静脈血漿ブドウ糖価が以下のうちの2点を満たすもの
・負荷前値:100mg/dL
・1時間値:180mg/dL
・2時間値:150mg/dL
分娩後に改めて75g糖負荷試験を行い、病型を糖尿病型、境界型、正常型に分類する

妊娠糖尿病の周産期合併症
妊娠糖尿病の糖代謝異常は軽症な症例があるが、様々な合併症がある
  • 胎児奇形
糖尿病合併妊婦からの出生時には奇形発生リスクが増加する
心血管系、中枢神経系、筋骨格系、消化器系、泌尿器系など全ての臓器で奇形が生じる
奇形の発生確率は非糖尿病妊婦に比べ252倍高い
母体でブドウ糖、ケトン体、アミノ酸が胎芽の器官形成に影響を及ぼす
初診時の妊娠糖尿病スクリーニングで疑われる
実際の初診は7~10週目頃が多く、受精後7週目までに器官形成終了する
その為、初診の時に妊娠糖尿病と診断され血糖管理を行っても期間形成期での管理は不可能
妊娠前から糖尿病を診断されていた場合は血糖を十分にコントロールする必要がある
計画妊娠を行う音で、奇形発生リスクを最小限に留めることが出来る
  • 巨大児
ペダーセン(Pedersen)の高血糖高インスリン血症が原因
母体の高血糖が胎児の高血糖を引き起こし、胎児インスリン分泌が促進される
インスリンの成長促進作用により、巨大児が生じる
巨大児は分娩時合併症を引き起こす 
  • 胎児発育遅延
インスリン治療で母体の過度な低血糖が胎児発育遅延を引き起こす
食後1時間値の血糖が130mg/dL未満に管理された場合に発症率が上がる
血糖管理は高血糖でも低血糖でもなく、健康妊婦の血糖値に限りなく近づけることが重要
  • 新生児低血糖
新生児低血糖は胎内での慢性的な高血糖状態に順応した結果、膵β細胞の過形成が生じる
臍帯切断後に過剰な糖の供給が途絶えるがインスリン分泌が持続する為に
低血糖症状が生じる
  • そのほか
その他の合併症として
新生児の高ビリルビン血症
低カルシウム血症
呼吸障害
などが高頻度で症状が出ている

病態と栄養
一般的に軽度のものが多い
 ⇒糖尿病合併症以上に食事療法の治療が中心的
妊娠初期:妊娠悪阻の経口摂取障害が生じ、妊娠前と比較して血糖値は10%減
妊娠中期:胎盤の熟成に伴い、胎盤ホルモンはインスリン抵抗性が出現。インスリン必要量増加
妊娠末期:妊娠前のインスリン必要量の2倍量
※妊娠末期にインスリン必要量が減少する場合は、胎盤昨日低下を疑う必要あり

栄養管理の基本
妊娠糖尿病に対する特定の食事摂取基準に関する指標がない
非肥満妊婦は標準体重×30kcal+350kcal
肥満妊婦は標準体重×30kcal
を基準として栄養管理を行う施設が多い

栄養管理目標
日本産科婦人科学会・栄養他者問題委員会は血糖管理目標値を設定
  • 食前血糖値:100mg/dL以下
  • 食後2時間血糖値:120mg/dL以下

インスリン療法
適正な栄養管理が行われていても、目標血糖値に達しない場合に適応
食後の血糖値上昇が著しい場合は1日1~2回のインスリン注射では不十分な場合が多い
 ⇒強化インスリン療法が必要
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