つわり(妊娠嘔吐)
- つわり(妊娠嘔吐)とは
- 妊娠初期に出現。
- 主症状:食欲不振、嘔吐、吐き気、胸やけ、嗜好の変化、唾液過多など。
- 発症率:軽いものも含めて約90%の妊婦に出現
- 発症時期:妊娠6週目~
- 妊娠14~16週目には症状が消失
- 発症時間:起床時や空腹時に強い
- 食事をとることにより軽くなる
- つわりと悪阻の違い
- 悪阻は、つわりが悪化し、臓器の障害を起こすような病的な症状
- 持続的な嘔吐や食欲不振によって起こる脱水症、体重減少、代謝減少など
- 適切な治療を行われないと肝臓・腎臓・神経系などの臓器障害にまで進行
- つわりの栄養管理
- 油っこいものや刺激の強いものは避ける
- 起床時、空腹時には簡単に食べられる食品を用意しておく(クラッカー、飴など)
- 食欲がない場合には酸味のあるもの、冷たいものを利用
- 水分補給を行う
- 便秘にならないように気を付ける。野菜、果物、いも類、海藻類などの繊維の多いものを摂取するように心がける
- 食事の回数を多くして、1回の食事量は少なめにする
- つわりは正常に妊娠が進行している印でもあることを理解してもらい、両親や夫の援助を受ける
最終更新:2011年03月15日 14:56