カウンセリングの技法
- 傾聴
- クライアントの話を注意深く聞くこと。
- 栄養カウンセリングの基本として、まず必要な情報を集めなければならない。
- クライアントの話を注意深く聞くこと(傾聴)である。
- その為には、クライアントが話しやすい環境を作り、必要な情報を的確にする必要がある。
- かかわり
- クライアントい心を向けて関わること。
- 相手と目線を合わせ、相手の話を関心を持ってい姿勢を示す。
- 共感的理解
- クライアントと同じ立場に立ち、一緒になって感じたり、考えたりする姿勢
- 共感的理解をすることで、心理的支援を行った際に相手をより深く理解することが出来る。
- 要約
- 話しのポイントを要約して返す
- クライアウントの考え方や価値観を確認することと同時に重要なことがクライアントの話のポイントを要約して返すことが重要。
- 要約して返すことで、クライアントの考えや気持ちを整理させ、今まで気付かなかった事に気付かせる場合もある。
- 開いた質問
- 必要な情報を得るための質問をする
- クライアントの会話で重要な技法。
- 行動変容に必要な情報を得るための質問をすることである。
- そのためには『はい』や『いいえ』で答えられる質問ではなく、『どんなことに困っているか』や『なにが原因と思っているか』などクライアントの食行動に関する関する考えを尋ねる、ということが重要。
- 『はい・いいえ』で答えられる質問は得られる情報が少なく、クライアントも自分の考えを話しにくい。
- 自由に答えられる質問にすることで、クライアノは自分が最も関心のあることから話していく。
- クライアントは自分の関心のあることを聞いてもらうことで、栄養士に対して信頼感を持つことにつながる。
- 非言語的態度の理解
- クライアントが伝えたいことは話の内容だけでなく、話し方や身振り素振り、沈黙にもあらわれてくる
- 非言語的態度を注意深く観察し、読み取ることが大切。
- クライアントが上手く言葉に出来ない感情を、カウンセラーが言語化する。
- 沈黙の尊重
- クライアントが考えをまとめている時、気持ちを整理している時の沈黙は尊重する
- クライアントの状況を理解し、カウンセラーの話を待っているのかどうかを判断する。
- 気持ちを伝え終わった後の安堵を感じていることで生じる沈黙を尊重する。
- 明確化
- クラウントがより自己の問題を明らかにできるように援助
- クライアントに自分自身の行動や気持ち、感情、生活習慣などについて話すように促す。
- 明確化が出来れば、問題解決への取り組みが積極的に行われるようになることが期待できる。
最終更新:2011年03月11日 03:52