グループ学習
少数の集団で学習を行う。
一斉学習に比べて少人数の為、学習者個人の考えや態度が理解しやすい。
同一の問題を抱える仲間と一緒に学習したり、状況の異なる人と意見交換をすることで様々な効果が期待できる。
シンポジウムやフォーラムなどの一斉学習とは異なり、講師などが存在しない。
その為、学習者全員で問題についての計画、実行、解決策の考案が討議できる。
助言者として専門の教育者に参加してもらうことが多い。
- 座談会(ランドテーブルディスカッション)
- 小集団(司会者、書記を含む)
- 学習者全員の顔が見えるように輪になって座り、自由に討議する。
- 司会者と初期を設置し、司会者は進行役となる。
- 全員が均等に発言できるように配慮し、最後にまとめる。
- 小人数向きであり、学習者全員が自由に発言できる。
- その為、教育者は全員の状況を把握することができ、学習について評価することが出来る。
- 6-6式討議法
- 1グループ:約6人⇒大集団
- 学習者を6人1グループに分け、各グループが同時に1人1分ずつ、合計6分間、あるテーマについて討議する。
- その後各グループの代表が意見を発表し、最後に全体の司会者がまとめる。
- ※多人数の討議では発現しにくいため、小集団に分けて学習者全員が討議に参加できるようにしたもの。
- バズセッション
- 小集団⇒大集団
- 学習者を少人数のグループに分け、あるテーマについてそのグループごとに討議する。
- その後、グループの大乗が意見を発表し、最後に全体の司会者がまとめる。
- ブレインストーミング
- 小集団
- 司会者を置き、あるテーマについて学習者が自由な発想で発現する。
- 小集団で討議を行う。
- ※発言の内容については他の学習者は批判をすることなく、結論を求めることもしない。
- 1つのテーマについてあらゆる角度から検討することが出来る。
- ⇒新たなアイディアを得ることが期待できる。
- 体験学習(実験、実習)
- 最初に教育者が課題について説明し、実演する。
- その後、学習者は同じように実験、実習を行う。
- 学習者が具体的な体験を通して学習する為、知識だけでなく技術も習得でき、実際に体験したことが自信に繋がる。
- ⇒行動変容に有効的
- Ex.観察、調査、活動、ロールプレイ、シュミレーション、ゲーム、ボランティア体験、調理実習など
- ロールプレイング
- 小集団
- あるテーマについて場面を背停止、学習者の中から数人が各々役割分担をして、教育方法や問題解決について具体的に即奮寸劇を演じ、その後役者と観劇者で討論を行う。
- 個々の役割に応じて具体的に演じることで、対象とした役の心理状態や問題解決などについて具体的に想像しやすくなる。
- ワークショップ(別名研究会)
- 大集団⇒小集団⇒大集団
- 最初に全体会議でテーマについての説明があり、その後小集団の分科会に分かれて自由討論や体験学習を行い、結果をまとめる。
- 最後に会議で各分科会による報告を行い、意見をまとめる。
- 強雨の経験や職業を持つ人が小集団を作り、各々事前に研究した共通のテーマについての成果や経験を発表し、討議をする研修会。
- 学習者相互での意見交換や教育者からの助言により、問題を解決することが期待出来る。
- デメリットとして時間がかかる。
最終更新:2011年03月09日 02:11