食行動変容と栄養教育


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食行動の変容と行動科学


  • 行動科学(behavioral science)とは
心理学、社会学、教育学、人類学、医学など様々な専門分野から、人間の行動を総合的に研究する学問
知識を提供するだけでは行動の変容はみられない
 ⇒教育の計画、実施、評価を行うことが重要


  • 行動学習の基本
行動は刺激による反応で学習
つまり、行動(反応)はきっかけ(先行刺激)によっておこる。
Ex.「お腹がすいた(内的刺激)」、「美味しそうな食べ物を見た(外的刺激)」といった先行刺激によって、「食べる(反応)」行動が起こる。
その結果、「美味しいと感じる(強化刺激)」により、更に「食べる」行動を継続させる。
この刺激を強化刺激(強化子)という。


  • 健康信念モデル(Healty Belief model)
1950年代、アメリカの公衆衛生の分野で、疾病予防行動の説明するモデルとして誕生。
ローゼンストックやベッカーなどにより開発、発展された。
健康行動を総合的に説明するモデル。
予防行動を実行する可能性を、疾病に多雨する驚異の程度及び予防行動の有益性と所外の認知で予測する。
Ex.両親が糖脳病で、自分もこのまま体重が増えていくと糖尿病になる可能性が高いと感じること(疾病Xへの罹患性の認知)

両親をみていて糖尿病の合併症は怖いと感じること(疾病Xの重大性の認知)
メリット:「カロリー摂取を控える」と「糖尿病が改善する」「体重が減る」
デメリット:「好きなものが食べられない」「外食ができない」
メリット>デメリットの場合は
糖尿病の予防実行の可能性は高くなる。


  • 行動減容段階モデル(stage change model)
人の行動が変化する過程には段階があると提唱しているモデル。
1983年に禁煙教育の方法として紹介されて以来、実践的で理解しやすいモデルとされている。

行動変容の段階(stage of change)
行動変容の準備性によって5段階に分けられるとされている。
  1. 無関心期(6か月以内に行動を変えるつもりがない)
  2. 関心期(6か月以内に行動を変えようと考えている)
  3. 準備期(1か月以内に行動を変えようと考えている)
  4. 実行期(新しい行動を初めて6か月以内)
  5. 維持期(行動を変えて6か月以上経過)


  • 合理的行動の理論(theory of reasoned action:TRA)と計画的行動の倫理(theory of planned behavior:TPB)
1975年合理的行動の理論はフィッシュバインとエイゼンにより提唱。
エイゼンが合理的行動の理論より発展させた計画的行動の理論を提唱(theory of planned behavior:TPB)。

合理的行動の倫理と計画的行動の理論
基本:「人がある行動を行うには、その行動を実行しようと考える行動意図がある」

態度(attitude)と主観的規範(subjectivenorm)、知覚された行動のコントロール感(preceived behavioral control)の3つの要因から説明される。
 ⇒行動を実行しようと思う気持ち(行動意欲)を考えながら行動変容を進めること
  ⇒行動を実行しようとする気持ちは今どれくらいあるか
  ⇒気持ちを高める為には何が必要か
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