臨床栄養学

臨床栄養学

臨床栄養学
出題:30問


教育目標

傷病者の病態や栄養状態の特徴に基づいて、適切な栄養管理(栄養マネジメント)を行うために、栄養ケアプランの作成、実施、評価に関する総合的なマネジメントの考え方を理解し、具体的な栄養状態の評価・判定(栄養アセスメント)、栄養補給、栄養教育、食品と医薬品の相互作用について修得する。
特に各種計測による評価・判定方法やベッドサイドの栄養指導などについては実習を活用して学ぶ。
また医療・介護制度やチーム医療における役割について理解する。
さらにライフステージ別、各種疾患別に身体状況(口腔状態を含む)や栄養状態に応じた具体的な栄養管理方法について修得する。

出題の狙い

「臨床栄養学」では、傷病者を対象とした栄養マネジメントについて学ぶが、傷病者の心身について十分に理解を深めておくと同時に、医療に従事する者としての心構えや医療制度等を修得しておくことが必要である。また、傷病者の病態や栄養状態の特徴に基づいて、適切な栄養マネジメントができる実践能力が必要である。
栄養マネジメント、すなわち傷病者の栄養アセスメント(栄養スクリーニングを含む)、栄養ケアの計画と実施、食事療法及び栄養補給方法、傷病者の栄養教育、モニタリングと再評価、薬と栄養・食物の相互作用、栄養ケアの記録に関する理解を評価する。「臨床栄養学」では、これらを最も重視して出題する。
また、疾患・病態別、ライフステージ別にその生理的特徴や栄養代謝の異常を理解した上で、適切な食事療法・栄養補給や栄養教育による栄養ケアのあり方や具体的方法が理解されているかを評価する内容とした。
しかし、「社会保険・老人保健診療報酬医科点数表」の「外来・入院栄養食事指導料」、「集団栄養食事指導料」「在宅・患者訪問栄養食事指導料」等に記載されている疾患については、その疾患に特異的な栄養ケアについて出題するが、原則として疾患・病態別栄養ケア(《 》がつけられているもの)は、栄養マネジメントの知識と技能を応用できるか否かに焦点を絞って問うこととする。
最終更新:2011年03月07日 17:32
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