20110322
背景:生活習慣病のほとんどは過食から起きている。
本当に、これほどたくさんの食物、栄養が必要なのか。
目的:断食は体と心にどのような影響を与えるのか知るため。
よい影響が多い場合は活用することを視野に入れている。
方法:2,3日(耐えられなくなるまで)水分以外の固形の食物を口に入れない。
結論:
視野の狭さをひどく感じた.
当然のことだが,体感できた.
急激に体重,見た目を変えれる方法であろう.
腹まわりの肉が明らかに違う.
実験後は食欲の欲するままに,食を食べた.
常に食を探している状態となった.
食のために生きているとさえ思った.
抑えると爆発する.
そして,その後,開放するとどんどんエスカレートする.
剣道を一度離れて,その後始めた人が異様なエネルギーでやっている,
ことに結びつく気がする.
上手く利用できないか.
エネルギーを意識し始める.
摂取した分,行動できるとおもい,その分行動するようになる.
さらに食べると,より動こうとする.
徐々にスピードが速くなっていき,生産性も向上する.
しかし,あるときを越えると,食という行為にエネルギーの矛先が向けられる.
簡単に消費できるものだからだろうか.
そして下記の食の悪循環へと発展する.
摂取した分,動こうとする.
恩を受けた分,返そうとするというような人間の心理だと思う.
バランスをとろうとする.
摂取した分,エネルギーを消費しようとするが,
運動は苦なので,食という行動で消費しようとする.
またエネルギーがたまる,ので,食をする.
これが現代の食の悪循環ではなかろうか.
食のエネルギーは行動でだされるべきである.
その正しい認識を持つ必要があるように思う.
次回研究テーマ
食欲をコントロールし,常に高いパフォーマンスを出せる状態を作るにはどうすべきか.
コントロールできるのか,それによりメリット,デメリットはなにか.
実験日誌:
前日の食事
・20:00頃 BMでハンバーグとステーキを食した。
1日目
・朝食はいつもとっていないので苦にならず朝食抜き。
・昼食時は、仕事に打ち込むことで、難なくクリア。
・15:30頃 口、喉、胃あたりが空腹を超えた少し気持ち悪い感じに。
・16:30頃 自然と食べ物のことを考え、手に取ろうとしてしまう。
・19:00頃 いつも夕食をとっている時間。
すごく空腹を感じる。
胃が空っぽなのがわかる。
力が出ない気がする。
精神的には、まだまだ闘える状態。
水分でごまかし空腹をごまかす。
・19:30頃 ストレスを感じる。
いらいらする。
食はストレスを発散させる大事な要素なのかもしれない。
他のストレス発散法で解消するように思考を切り替えることで、
なんとか感情の防いだ。
・21:00頃 精神的にも肉体的にも”空腹”という状態を感じる。
食べてしまおうか、という誘惑が強くなる。
平常より頭、体が冴えている気がする。
・23:00頃 入浴
大好きな半身浴
30分後浴槽から出ると,強めの立ちくらみがした.
半身浴は意外に体力を使っているのかもしれない.
強い食欲に駆られる.
何が食べたい,という気持ちではなく,
なんでもいいから,腹に入れたいという気持ち.
誰よりもなんでもおいしく食べられる,と思うようになる.
吐息が非常にくさい.
断食で毒素が排出されると聞いた事がある.
原理はまったくわからないが,そういうことなのだろうか.
・25:30 就寝
洗濯、ギター練習、旅行HPの作成でいつもより少し寝るのが遅くなった。
性格的に寝つきが非常にいいので,苦なく眠りにつけた.
2日目
・7:30 起床
目覚めは悪くない。
空腹だと思いだした瞬間から、胃あたりに違和感。
重いような、凹んでいるような感じ。
・7:45 通勤
とても気持ち悪かった。
胃あたりが、思いっきり凹んでいるような感じ。
頭がぼーっとして、頭痛もする。
配慮が足りないのがわかる。
しかし、配慮するだけの体力がない。
視野が狭い感じがする。
・8:00 会社
2階分の階段でい気があがる。
そもそも、呼吸が浅いことに気づく。
呼吸法が乱れている。
本当に少しの事にいらいらする。
・10:00 胃に違和感有り。
食欲が高まり、もうやめよう、と何度となく思った。
がなんとかこらえた。
常人ならばここでやめているだろうと思う。
・12:00 いつもの昼食の時間。
周りの人が食事を始めたので、
会議室にこもることで、誘惑を断ち切る作戦に。
何気なく置いてあるお菓子を自然に手に取ってしまう状態。
それほどおいしいと感じたことがないお菓子が異常においしそうに見える。
頭痛はなくなった。
・12:30 胃の違和感が軽減されてきた。
少し体が軽く感じる。
頭痛も解消され、通常よりすっきりした状態。
仕事がはかどる。
いらいら感は全く無し。
・14:00 再び頭痛がしてきた。
体温が低く、すっきりしない。
・16:00 空腹が襲ってきた。
本当に何か食べたい。
がっつり沢山じゃなくていいから、
ほんの少し甘いものを食べたい。
尿は完全に無色透明。
鏡で自分を見ると痩せ細った気がする。
実験の意味を問い始めてきた。
もうここで実験終了か。
・16:30 空腹がいらいらに変わってきた。
脂っこい物をがっつり食べてストレスを発散したい、
欲望がすごく高まっている。
・17:00 仕事が切羽詰まっていることに気がついた。
焦りとストレスを感じた。
もう食べていいかい。
限界だ。
・17:10 会議が入っていたので、空腹を忘れることができた。
・18:00 緊急の仕事が入ったので、より空腹を忘れることができた。
・22:00 ひと段落。
自分へのご褒美として、おいしいご飯をあげたい気持ちでいっぱい。
しかし、せっかくここまで来たので、断食を続けたいと思う。
明日の夕食をとることを自分に約束。
・23:00 帰宅.
横断歩道を渡るときに,ふと思った.
断食を始めた頃は,ひどく感情の起伏が激しかった.
生物的に正しい反応だ.
しかし,それを越えたとき自制を強く感じる.
感情をコントロールできたと.
自分の中の猛獣を乗りこなせたんだ.
そうすると一皮むける.
窮したときにあわてない,
感情に揺さぶられない,ということが可能になる.
知っているのと,知らないのとでは大きな違いだ.
体験したのと,してないのとでは大きな違いだ.
ということがはっきりとわかった.
つらさの向こうに何かがあると,
体でわかっている人じゃないと,これはできない.
私は変わり者だし,剣道を小さい頃からやってきたので,
人よりはそのことがわかっている.
人との違いがはっきりわかったのも大きな収穫だ.
私の中で,2つのことが実証された.
1.心底思ったことが達成される.
こんだけやっているのだから,という思いで,
何かしら結果を出そうとする,という人間の心理が働いた.
だからといって,それは捏造ではなく,
小さなまで視界に入るようになったということだ.
何かしらつかんでやると,わらをもつかむ感じ.
そうすると,細ーいわらがみえるよになり,
つかめる.
神様の前髪は一本しかない,と言ういいましにも共感できる.
2.ホーソーン効果の実証
人は試すことが好きで,
試しているときは,いつもより生産性があがるという効果.
新しい考え問い観点では,今回は明らかに生産性があがった.
この2日間は有意義を感じていたのは間違いない.
・23:30 大好きな風呂へ.
昨日よりは,体力の減りを感じなかった.
吐息のくささはなくなっていた.
始終胃がへこんでいる感覚は有る.
体が痩せ細った気がしてしょうがない.
明日,何を食べようか.問いうれしい質問で今の空腹を耐えている.
3日目
8:30 起床
腹痛
頭痛。
めまい。
置きあがるのがつらい。
インフルエンザで40度の熱が出た時とおなじくらいの体の重さだ。
みぞおちあたりがとても重く、
体全体に力が入らない。
もう、限界だ。
9:00 ”エクレア”を食べた。
これで生き返る、と思ったが、逆だった。
心臓の鼓動が速くなり、とても苦しい。
食べ終わった後も鼓動は早いまま。
ただ、凹んでいたおなかが膨らむのが感覚として感じ取れた。
9:30 吉野家で朝食をとった。
ほぼ、食べなきゃという強迫観念が有った。
牛丼そばセット、卵、味噌汁、エビ天。
食べたいものを思いっきり頼んだ。
やはり、おいしいと言う感情は湧かなかった。
引き続き、心臓はバクバクしているし、
一口食べる毎に、はぁー、はぁーと呼吸をつかねばならない状況だった。
なんとか半分は食した。
移動中はげっぷとへに襲われた。
おなかがぎゅるぎゅる言っていた。
10:00出社
心臓はバクバクしたまま仕事開始。
体は軽い。
朝より頭もすっきりしいる。
ただ、前頭葉が痛い。
食欲を抑える自制において、フルに使われたのだろうと思う。
お疲れ様さま。
12:00 昼食
弁当を買って食べた。
なぜか早食いだった。
おいしく感じた。
冷たいご飯はいやだなぁなんて文句もはける状態だった。
もうすでに、もとの状態に戻った感じだ。
15:00 排泄
断食を始めてから大の排泄を一回もしていなかった。
食べたので、排泄ができるようになった。
20:30 帰宅
21:00 居酒屋で夕食
アラカルトで食べたかったので初の一人居酒屋.
食の欲望が新しい道を開いてくれた.
とてもおいしく食した.
食の欲望はエスカレートしていくばかりだった.
21:30 マックでマックシェイクとアップルパイを食した.
これはコントロールしないとまずいと思った.
22:00 マックでちょっとお仕事.
23:00 帰宅
大好きなお風呂
24:00 ギターの練習
25:00 wikiなどの更新
とてもハングリーでパワフルな一日となった.
吸収できたエネルギーを存分に発揮しようとしているようだった.
27:00 就寝
空腹対策:
水分を沢山とること。
→水分しかとっていないのに,沢山の水分を取るとはきそうになるときがある.
食べ物を視界に入るところに置かない。
→においでばれる.食べ物はいたるところにある.
それを見つける嗅覚が鋭くなる.
食べ物を考える暇を与えない。
→思考は生きるためについているのか.
体が求めることを考えないことできない.
4日目
9:00 起床
単に夜更かしのせいで、朝が遅くなっている。
体に違和感を覚えるところはない。
やらねばならぬ仕事のことで少し頭が重いというくらい。
食を食えないよりは断然楽だ。
9:10 朝食
朝ご飯を食べた。
マフィンにハムを挟んだだけの朝食。
さいこーにおいしかった。
10:00 出社
仕事が山積みのせいか、行動と思考が異常に早い?
周りが止まって見える。
ずれをひどく感じる。
集中力がすごい。
13:00 仕事が押して、遅めのランチ。
定食屋さんで生姜焼き、唐揚げセットを頼んだ。
ひどくおいしかった。
恐らく世界で一番おいしく食していると思った。
19:00 夕食 コンビニ弁当、菓子パン2個、コーンスープ
時間が無いので仕事をしながら食べた。
しかし、やはりとてもおいしい。
幸せをとても感じた。
23:00 夜食
とても食欲にかられた。
油そばを食べた。
お酢、ラー油、マヨネーズをかけた、ざ・こってり系。
5日目
10:00 起床
14:00 ”soup stock 東京” で昼食
15:00 ”大戸屋”でチキンかあさんに定食を食す。
食欲が旺盛である。
以前より、行動が早く、行動量も明らかに増え、
歩くのも、食べるスピードも断然早くなった。
とても生き急いでる感がある。
理由はわからない。
最終更新:2011年03月27日 23:55