4章:月の導き

『クラウドと別れた セシル ティーダ フリオニールは 3人で 共に旅を続けている ときに手分けしつつ 確実に歩みを進めていたが 旅路への想いは それぞれに異なっていた――』


<イベント>
セシル:“求め続ければ 手に入ると思っていた だが いまだに道は見えない どうすれば クリスタルは手に入る? こうしている間にも 世界は――”
ゴルベーザ: 思い悩んでいるようだな セシルよ
セシル: 兄さん
ゴルベーザ: 思考に囚われ 歩みを止めてしまうか そんなことでは クリスタルへの道は開かれぬ 永遠に夢幻のまま終わる
セシル: 夢だから 迷ってしまうんだ
ゴルベーザ: おまえたちはクリスタルを なんだと思っているのだ?
セシル: え――?
ゴルベーザ: クリスタルの輝き それは目に映るものではない ただ求めるだけでは 一筋の光明すら見い出せぬ
セシル: それは どういう――
フリオニール: セシル どこだ? 何をしてる?
ゴルベーザ: クリスタルの秘密―― 知りたくば 我が影を追うがよい
フリオニール: 大丈夫か? あいつ―― カオス側に ついているゴルベーザだろ?
セシル: 僕の―― 兄さんでもある
フリオニール: 兄弟だとしても今は敵だ 何か言われたのか?
セシル: クリスタルの秘密を知っていると 知りたければ 追いかけてこいって
フリオニール: セシル 言いにくいことなんだが 気を許せば闇にのまれる 敵の罠かもしれない
セシル: そんな――
ティーダ: 二人とも 何やってるんッスか?
フリオニール: 行こう ティーダが待ちくたびれている さっきの誘いは忘れた方がいい 仲間が危険な目にあうのは 見たくない
セシル: 僕は――



<プロローグ>
暗黒の力と聖なる力 相反するふたつの力を持つ騎士 セシル 仲間との絆を信じる彼は ティーダ フリオニールとともに旅を続けていた だが いまだクリスタルの手がかりはつかめていない ひとり思い悩むセシルの前に 黒い影が現れようとしている



<荒ぶる亡者のひずみ>
フリオニール: まだ 先は長い 気を引き締めていくぞ セシル
セシル: 僕なら大丈夫だよ さぁ 行こう


[フリオニールに話しかける]
フリオニール: 家族を思う気持ちは分かるが…… 今は 戦いに集中した方がいい



皇帝: いい見世物だったぞ ゴルベーザ どうだ 計画どおり奴を導けそうか?
ゴルベーザ: 心配はいらない…… 実の弟だ 信じ込ませるなどたやすい
皇帝: フッ…… 貴様の働き…… 期待しているぞ



<フィールド>
フリオニール: さぁ 南の小島を目指そう 混沌の大陸に進めば クリスタルにも近づけるはずだ
ティーダ: 賛成―! こっちからガンガン攻め込んで 先手取ってやるッスよ!
セシル: 勢いがあるのはいいことだけど 気をつけて いつ 何に襲われるかわからないからね (僕たちはクリスタルに近づいているのだろうか……兄さんは 旧火山の方へ向かったけど――)


[フリオニールに話しかける]
フリオニール: ひずみが多いと 道のりが遠く感じるな 他のみんなは 無事だろうか
セシル: クラウドが離れてから しばらく経ったね 彼は自分の答えを 見つけられたのかな
フリオニール: あいつなら大丈夫 きっと見つけてるさ 俺たちも負けていられないぞ セシル!

フリオニール: よし 先に進もう 仲間に会えれば 情報も手に入るはずだ


[ティーダに話しかける]
ティーダ: そういえばさ ゴルベーザは 何しにセシルのところへ来たッスか?
セシル: 僕に話があったみたいだ…… クリスタルの秘密を 何か知っているらしい
ティーダ: ふーん じゃセシルは何か聞けたッスか? どこにあるとか どうやって手に入れるとか――
セシル: 詳しく聞けていればよかったね でも それを聞く前に行ってしまったから――
ティーダ: あー すべてはフリオニールのせいッスね あいつタイミング悪いからなぁ~

ティーダ: ゴルベーザって 強いんだろ トドメはささないけど 戦ってみたいッスよ



<湾岸を望むひずみ>
セシル: クリスタルの秘密……か
ティーダ: よしっ このひずみもサクサクと―― ……あれ セシル?
セシル: あ ごめん 考えごとをしてて それじゃ サクサクと先に進もうか


[ティーダに話しかける]
ティーダ: さっきから ずっと考えごとッスか? ……首かしげちゃってさ



<イベント>
!?!?ティーダ:
セシル: 兄さんの残した言葉を 考えていたんだ
ティーダ: さっき言ってた 『クリスタルの秘密』っての?
セシル: ああ―― 僕に何を 伝えたかったんだろうって
ティーダ: だったら 会ってくればいいッス
セシル: え……?
ティーダ: ホントはセシル 後悔してんだろ?
セシル: うん 危険をおかしてまで来てくれた 兄さんの気持ちを無駄にしたようで
ティーダ: かっこつけんなって ただ会いたい それで十分ッス
セシル: でも フリオニールは 僕を心配して――
ティーダ: フリオニール 関係なし セシルさえ 無事に 戻ってくれば問題なし あいつには うまく言っておくから ばびゅーんと行ってこいって
セシル: いいのかい? 本当に?
ティーダ: 仲間の言うことは聞くもんだろ
セシル: ありがとう すぐに戻ってくるから 必ず―― 約束するから
ティーダ: 家族か―― さぁ~て どーやって説明すっかな――



<フィールド>
セシル: ティーダ ありがとう―― フリオニールにも謝らないといけないな クリスタルの秘密―― 兄さんは 本当に僕にそれを教えようと……? いずれにしても何かを伝えたいんだ だから会って話を聞くしかない――!



<果てに孤立するひずみ>
セシル: ここには 誰もいないのかな いい機会だから 少し戦っていこう
最終更新:2011年05月19日 20:10
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