3章:意志が示す道

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『ティナは オニオンナイトと共に歩みを進め やがて 南の地へと辿りつく 深き雪原を前にして 自らの力に対する疑問は つのるばかりだった――』 <イベント> オニオンナイト: 何か心配事? ティナ: 風が やんだの 敵の動きも みんなの気配も 感じとれなくなった こんなこと初めてで でも大丈夫だから 私のことは―― オニオンナイト: 守るから ティナ: え? オニオンナイト: ティナのことは僕が守る 約束するから どうかした? ティナ: ううん いつのまに そんなに騎士らしくなったの? ちょっと前までは もっと生意気だったのに オニオンナイト: やっぱり 覚えてない? ティナ: え? オニオンナイト: いや ならいいんだ ほら 先を急ごう ティナ: “なぜだろう 目覚めて以来 大事なことを 忘れてしまっている気がする けど それが何なのか どうしても思い出せない なぜ 眠っていたのかすらも” オニオンナイト: ティナ 置いていくよ ティナ: あ―― うん “でも いつか取り戻せるはず そうすればきっと クリスタルへの道だって――” 『魔導の力を宿した少女 ティナ ひとときの眠りから目覚めた彼女に 少年は多くを語ろうとしなかった 真実は いまだ眠りについている ティナの身に宿る 強大な魔導の力とともに――』 <悲しき雪のひずみ> ティナ: 眠ってた間のこと―― あなたも何か思い出したら 教えて? オニオンナイト: ……うん わかったよ 僕も手伝うから 一緒に進もう [オニオンナイトに話しかける] オニオンナイト: 戦う感覚 つかめてきた? それなら先へ進もう <イベント> ティナ: さっきはありがとう オニオンナイト: え? ティナ: 私のこと 励ましてくれたでしょ 本当はね 少し怖かったの みんな がんばっているのに 私だけ何もできていないから まっすぐ進めない自分がもどかしくて クリスタルを手に入れたら 私も変わるのかな オニオンナイト: そうじゃない 変わったから 手に入ったんだ ある人が教えてくれたんだ 『クリスタルは決意の先に輝く』って だからティナも 自分のいちばん強い気持ちに従えばいいんだよ ティナ: いちばん強い気持ち? まだ わからないかも オニオンナイト: ティナ―― ティナ: でも やってみる あなたみたいに 私も 望みを捨てないで 進み続けていれば きっと オニオンナイト: ティナなら絶対見つけられるよ 僕の予想は よく当たるんだ ティナ: 頼りにしてる <フィールド> オニオンナイト: このあたりは はじめて来る場所だよね しっかり探索しながら 進んでいこう 焦らなくても大丈夫 落ち着いて前へ進もう ティナ: うん わかった それじゃ……行こう [オニオンナイトに話しかける] オニオンナイト: ティナ 足もとに気をつけて 雪が凍って 滑るかもしれないよ ティナ: …… オニオンナイト: ――ティナ? どうしたの? 具合でも悪い? ティナ: あ ごめんなさい ……なんでもないの 雪を見てたらね なんだか 懐かしい気持ちになっただけ オニオンナイト: むこうに 聖域が見えるよ 早くクリスタルを持って帰らないとね
『ティナは オニオンナイトと共に歩みを進め やがて 南の地へと辿りつく 深き雪原を前にして 自らの力に対する疑問は つのるばかりだった――』 <イベント> オニオンナイト: 何か心配事? ティナ: 風が やんだの 敵の動きも みんなの気配も 感じとれなくなった こんなこと初めてで でも大丈夫だから 私のことは―― オニオンナイト: 守るから ティナ: え? オニオンナイト: ティナのことは僕が守る 約束するから どうかした? ティナ: ううん いつのまに そんなに騎士らしくなったの? ちょっと前までは もっと生意気だったのに オニオンナイト: やっぱり 覚えてない? ティナ: え? オニオンナイト: いや ならいいんだ ほら 先を急ごう ティナ: “なぜだろう 目覚めて以来 大事なことを 忘れてしまっている気がする けど それが何なのか どうしても思い出せない なぜ 眠っていたのかすらも” オニオンナイト: ティナ 置いていくよ ティナ: あ―― うん “でも いつか取り戻せるはず そうすればきっと クリスタルへの道だって――” 『魔導の力を宿した少女 ティナ ひとときの眠りから目覚めた彼女に 少年は多くを語ろうとしなかった 真実は いまだ眠りについている ティナの身に宿る 強大な魔導の力とともに――』 <悲しき雪のひずみ> ティナ: 眠ってた間のこと―― あなたも何か思い出したら 教えて? オニオンナイト: ……うん わかったよ 僕も手伝うから 一緒に進もう [オニオンナイトに話しかける] オニオンナイト: 戦う感覚 つかめてきた? それなら先へ進もう <イベント> ティナ: さっきはありがとう オニオンナイト: え? ティナ: 私のこと 励ましてくれたでしょ 本当はね 少し怖かったの みんな がんばっているのに 私だけ何もできていないから まっすぐ進めない自分がもどかしくて クリスタルを手に入れたら 私も変わるのかな オニオンナイト: そうじゃない 変わったから 手に入ったんだ ある人が教えてくれたんだ 『クリスタルは決意の先に輝く』って だからティナも 自分のいちばん強い気持ちに従えばいいんだよ ティナ: いちばん強い気持ち? まだ わからないかも オニオンナイト: ティナ―― ティナ: でも やってみる あなたみたいに 私も 望みを捨てないで 進み続けていれば きっと オニオンナイト: ティナなら絶対見つけられるよ 僕の予想は よく当たるんだ ティナ: 頼りにしてる <フィールド> オニオンナイト: このあたりは はじめて来る場所だよね しっかり探索しながら 進んでいこう 焦らなくても大丈夫 落ち着いて前へ進もう ティナ: うん わかった それじゃ……行こう [オニオンナイトに話しかける] オニオンナイト: ティナ 足もとに気をつけて 雪が凍って 滑るかもしれないよ ティナ: …… オニオンナイト: ――ティナ? どうしたの? 具合でも悪い? ティナ: あ ごめんなさい ……なんでもないの 雪を見てたらね なんだか 懐かしい気持ちになっただけ オニオンナイト: むこうに 聖域が見えるよ 早くクリスタルを持って帰らないとね <凍れる大地のひずみ> オニオンナイト: どうしたの? ティナ 僕の顔に 何かついてる? ティナ: ……ううん りりしくなったなって 思ってたの オニオンナイト: な 何言ってるんだよ! ほら 早く行こう! [オニオンナイトに話しかける] オニオンナイト: 戦う前には 敵の装備を確認するんだよ どんな相手かわかれば 落ち着いて戦える <イベント> ケフカ: いいものを見せてもらいました さすがは僕のお友達 見事な壊しっぷり ティナ: ケフカ 何をたくらんでいるの? ケフカ: 力を確かめに来たんだ やっぱりおまえはカオスに仕えた方が心地いいんじゃない? ティナ: どういう意味? ケフカ: おやおや 何も覚えていない なら 教えてあげましょう おまえは その力で大事な仲間を―― オニオンナイト: やめろ! ケフカ: あれれ? 傷つけられた本人が 何言ってんの? 美しき友情なんて―― やめて ウザったらしくて 反吐が出る ティナ: それは どういうこと? まさか―― ケフカ: ピンポーン その ま さ か おまえはそこにいる仲間を ギタギタに痛めつけたんだ あんなに楽しそうだったのに 忘れるなよ まったく危険な存在ですねえ 戦えば戦うほど 自分で力を抑えきれなくなる 力が心を超えて暴走する 破壊の化身めが ティナ: 嘘っ―― ケフカ: 嘘っ―― じゃないよ ほーら 敵はここにもいる どうした? 破壊の力 もっと見せちゃいなよ 敵も味方も世界も ぼくちんと一緒に ゼーンブ壊そう ぶっ壊そう ティナ: 私―― ケフカ: 何を? オニオンナイト: 僕が相手をしてやる ティナは逃げて ティナ: でも―― ケフカ: 黙っていれば こんのー! ティナ: そんな どこに行ったの? 探しに行かなきゃ でも―― ケフカ: ちくしょう…… ちくしょう…… ちくしょう ちくしょう ちくしょう ちくしょう ちくしょう ちくしょう ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちっっっっくしょーーーー!! せっかく うまくいきそうだったのに! いつも いつも いっっつも 邪魔しやがって!! オニオンナイト: ……おまえこそ 何が目的だ! なぜティナに まとわりつく? ケフカ: はぁ? 正義の味方のつもりですか~? ったく前回も今回もおんなじような奴ばっかり オニオンナイト: ……前回? <フィールド> ティナ: あの子 私が何をしたか知ってて それでも 励ましてくれてたんだ…… 立ち止まったら だめ あの子みたいに 私も進まなきゃ <孤独と裏切りのひずみ> ティナ: まだ 力の加減がつかめない…… ここで練習したら 慣れてくるかな <溶けかけた雪のひずみ> ティナ: あの子とケフカは―― ここにも いないのね ひとりでも 戦わなきゃ あの子を 助けに行くんだから でも…… なんだか 胸がざわつく…… <イベント> ティナ: なんとか倒せた―― けど ケフカ: “あんなに楽しそうだったのに 力が心を超えて暴走する 破壊の化身めが” ティナ: 私は破壊を望んでなんか―― これは!? “体が 熱い!力が抑えきれない? このままじゃ――” あなたは―― ダメ すぐ逃げて! どうして?やめて! <対 クラウド戦> クラウド: 行くぞ ティナ ティナ: 傷つけたく ないのに……! <イベント> クラウド: 大丈夫か? ティナ: どうして逃げなかったの? クラウド: 苦しそうなあんたを 放っては行けない かといって 他に方法も見つからなかった ティナ: もしかして―― 私の力を落ち着かせるために 戦ってくれたの? クラウド: 悪かったな 先に言うべきだった だが まさかここまでとはな 素直に逃げるべきだったかもな ティナ: ありがとう クラウド: 礼を言われる資格はない あんたを救える確証はなかった 本当は どうすればいいのか迷っていた ティナ: でも 助けられたのは本当のことだから その気持ちだけは伝えたかったの クラウド: 迷いがあっても できることはあるか ティナ: どうかした? クラウド: いや ここに来る前のことを 思い出しただけだ―― それより あいつはどうした? もうひとりと一緒じゃなかったのか? ティナ: それが―― クラウド: 事情はわかった 手伝おう ティナ: いいの? クラウド: 気づかせてくれた礼だ 迷う俺でも誰かを救える とな <フィールド> クラウド: ここから少し北に行ったところに 道を塞いでいない ひずみがある 敵が身を隠すには ちょうどいい場所かもな ティナ: ケフカもあの子も そこにいるかもしれない クラウド 行ってみよう―― [クラウドに話しかける] クラウド: ……どうした ティナ: クラウドは私に会うまで ずっとひとりでいたの? クラウド: いや フリオニールたちと一緒だった 目的を果たすために 一度別れたが たぶんあいつらもこっちに向かっている ティナ: よかった みんな一緒なら安心だね 私たちも早く あの子を探そう クラウド: もうひとつ ひずみを越えなきゃならない 準備ができたら 行くぞ <リュカーンのひずみ> ティナ: ここの敵なら…… 倒しても 誰も傷つかないよね [クラウドに話しかける] クラウド: あんたの不安な気持ちはわかる 俺だって同じ だったからな―― <隠された意思へのひずみ> クラウド: しかし……わからないな なぜ あんたがケフカに狙われた? ティナ: さっきみたいに 暴走する力を ――破壊の力を 持っているから 『破壊の化身』としての私を 求めているんだと思う…… [クラウドに話しかける] クラウド: 考え過ぎても 仕方ないことだってある ……そんなことを言えた立場じゃないけどな <イベント> クラウド: どうした? ティナ: 力が怖いの 助けに行きたいのに また力が 抑えられなくなったらって思うと クラウド: 誰にでも迷いはある がむしゃらに進める奴なんて ごく一部だ ティナ: それは? クラウド: フリオニールの『夢』だ ティナ: 夢? クラウド: 『のばらの咲く世界』 それが あいつの願いらしい あいつは―― 『夢があるから あきらめずに戦える』 と言った あの潔さは たまにうらやましくもなる ティナ: まっすぐで すてきだね クラウドには どんな夢があるの? クラウド: 俺は なくしたんだ ティナ: え? クラウド: そういうあんたは どうなんだ? ティナ: 私も わからない 本当の意味での未来って 考えたことなかった 先のことなんて ずっと怖いだけのものだったから けど 今は―― ねえ 同じ夢を見るのはどうかな クラウド: 同じ? のばらの咲く世界か? ティナ: うん でもそこには のばらだけじゃない きっと いろんな花が咲いているんだと思う 私の好きな花も あの子の好きな花も 夢の話を聞いて 私 初めて思ったの 恐れるだけじゃない 未来を―― そんな世界を みんなと一緒に見てみたいって この想いがあれば きっと 迷うことはあっても 心は揺るがないはず あなたの好きな花だって きっとそこに―― クラウド: そう簡単に叶う夢じゃない だが 悪くないな そのためにも まず―― ティナ: 探しに行こう ゴルベーザ: ……悩んでいるようだな オニオンナイト: ゴルベーザ……! ゴルベーザ: 記憶なき時間の存在を 不安に思うか しかし…… おまえは少女を守ると誓ったのだろう? 手にしたクリスタルは 間違いなくおまえのもの ……記憶などなくとも 意思の強さは変わらぬ オニオンナイト: 僕は…… <フィールド> ティナ: むこうのひずみから 強い気配を感じる きっと ケフカだわ クラウド: さっきのひずみでも暴れてきたからな 俺たちが近くにいることに気付いてるだろう 準備を怠るな ティナ あいつを助けてやるんだろ? [クラウドに話しかける] クラウド: 外をうろついているイミテーションたちは 自分のなわばりを持ってる 無駄な戦いを避けたいなら 奴らの動きを冷静に見極めるんだ ティナ: 冷静に……? なんだか 難しそう 私でも できるかな クラウド: ――簡単だ 少し離れて 相手をじっと見ていればいい ティナ: うん ありがとう クラウド できるだけ やってみるね クラウド: 話ならあとでもできる 今は あいつを探そう <クレセントレイクのひずみ> ティナ: 感じる……ここにいる この気配は間違いなく ケフカ―― クラウド: ……大丈夫か? ティナ: うん もう怖くないから それに 私を守ってくれたあの子を 今度は私が 助けたいから [クラウドに話しかける] クラウド: あんたの思うように進めばいい 危なくなったら ちゃんと助ける <イベント> ケフカ: 迎えに来たよ おやおや 今度は別の獲物も一緒かい? ティナ: ケフカ 彼をどこにやったの? ケフカ: あんなクズなど 放っとけ それよりどう? 僕と一緒に破壊を楽しむ決心はついた? ティナ: 私は あなたとは違う ケフカ: 無理無理 偉そうなこと言っても どうせ力に溺れ 誰かを傷つけるに決まってる ティナ: 見つけたの 守りたい未来を どんな力にのみこまれようと 私は もう何も見失わない ケフカ: フーン だったら―― 暗闇の雲: すべてを破壊するまで ティナ: クラウド! 暗闇の雲: さあ どうする? 二人とも わしらの力に溺れるか? それとも―― オニオンナイト: 乗り越えてやるさ 三人で! ティナ: 無事だったのね オニオンナイト: 守るって言ったでしょ さあ このしつこい相手は 僕たちにまかせて ティナ: うん 私は―― ケフカ: 力に溺れて心が壊れちゃえば もっといいオモチャになれたのに ティナ: なんて人 ケフカ: けど もういいよ 誰も壊せない臆病者は 僕に楽しく壊されちゃいな <イベント> ケフカ: あ~そびましょ~ 踊れ!踊れ! 狂宴の始まり~ おしまい? ツマンナーイ ティナ: このままじゃ みんなの希望が―― ケフカ: そんなもん カスだ ぼくちんがゼーンブ ブッ壊してあげるよ ティナ: あなただけは 許さない <対 ケフカ戦> ケフカ: 良いお人形だったのにさ! ティナ: 破壊なんて させない! <イベント> ケフカ: おぼえてろよ オニオンナイト: ティナ! クラウド: 無事か ティナ: みんな よかった これは―― 私の……力? オニオンナイト: 言ったでしょ ティナなら絶対 見つけられるって ティナ: ありがとう クラウド: だが 休んでる暇はない 他の連中は旅を続けているはずだ ティナ: うん 戦いはこれから みんな 行こう “夢なんて ほんのささいなことでもいい それだけで人は 強くなれる その強さは また必ず―― 新しい夢へと つながっていくから” <エピローグ> 『力を持つが故 踏み出すことを恐れていた少女 仲間との出会いは 未来への想いを生み その想いは クリスタルへと変わった 志をともにする仲間のもとへ 三人は旅立つ 新たな夢を目指し 信じる未来をつないでいくために』

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