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黒姫音遠

  • 性別:女
  • 胸:貧乳
  • 学年:1年
  • 所持武器:電撃
  • 出身校:妃芽薗 評価点数800+500+400=1700
  • 転校生
  • 攻撃力:15 防御力:10 体力:15 精神力:10 FS「電力」:10

特殊能力1『電磁の門(ヴェルトテューア)』 発動率:80% 成功率:100%

効果:永続戦線離脱
対象:同マス全員
制約:一度しか使えない
制約:敵味方無差別
自分を対象には含まない

<能力原理>

強力な電力を空間に流し込むことで、空間を破壊し並行世界への扉を開く。
開かれたばかりの扉は不安定であり、開いた瞬間周囲にいた者たちは空間にのみこまれ、並行世界へ転送される。
どこの並行世界に転送されるかは扉が開くまで音遠自身にも不明。
再び空間を破壊するには膨大な電力を必要とするため、暫くは能力を再使用できない。一度の戦闘で一度使うのが限界である。

特殊能力2『追跡雷光(ブリッツイェーガー)』 発動率:80% 成功率:100%

効果:遠距離通常攻撃
対象:周囲3マス一人
制約:変態にのみ有効(変態と書いてなくても変態だろうと思われるキャラにも有効)

対象になるキャラクター

●生徒会

●番長G

<能力原理>

音遠の風紀委員としての力の発露。
風紀を乱す変態を狙いを定め、追跡する電撃を放つ。
変態でないものを追うことはないが、当たればダメージは受ける。

キャラクターの説明

この世界とは違う並行世界から来た少女。
この世界には本来は存在しない黒姫射遠の実の妹であり、体内で発生させた電気を操作する魔人能力者。
アンダーリムの眼鏡をかけ、誕生日に姉にもらった電撃をあしらった髪止めをいつもつけている黒髪の少女。
趣味は読書。元の世界では姉と同じように希望崎学園の風紀委員だった。

彼女の世界の黒姫射遠は第7次ハルマゲドンのさなか、命を落としている。
そのことを知った音遠は姉の死を悲しんだが、彼女の意思を継ぎ、悪と戦うことを誓う。

それから時は経ち、希望崎学園に入学した音遠は彼女の望み通り風紀委員となり、希望崎の悪と戦っていた。
そして、いつものようにレイパーを発見した音遠は撃退するため電撃を放つ。
だがその時音遠が放った電撃は、空間を破壊し異世界への扉を開いた。
中心にいた音遠はそのまま巻き込まれ、目覚めたとき、音遠は彼女の世界とは別の世界にいた。

周囲の様子や会話から自分が自分の世界とは別の世界にいることに気付いた音遠は、この世界では姉がどうなったのか疑問に思い、射遠の情報を求めて行動する。
そして生きている射遠と彼女がこの世界の妹達と活動している姿を確認した音遠は彼女に声をかけることもなくその場を立ち去り、妃芽薗に転校生として入学することを決めた。
希望崎で第八次ハルマゲドンが起きたころの話であった。

そうして転入した妃芽薗では自分が並行世界から来たことを隠して、風紀委員をしている。
なお、幼いころから姉を見てきた結果、彼女にとって風紀委員とは、学内にはびこる悪を撃ち滅ぼし治安を守る正義の治安維持組織である。
故に彼女は血の踊り場事件を解決するのは自分たちの使命だと信じている。

音遠の世界の黒姫射遠

特に壮絶な過去もないごく普通の特撮好きの少女。
持ち前の正義感から風紀委員となる。
第7次ハルマゲドンにおいて生徒会と番長Gの争いを食い止めようと行動していたが、ハルマゲドンの数日前、彼女の動きを快く思わなかった刺客に暗殺される。
彼女の死はハルマゲドンの生徒会と番長Gの争いを加速させる結果となった。

エピソード

「いい加減にしてください!!」
希望崎学園の風紀委員会室にまた黒姫射遠の怒声が響き渡っていた。
周囲の風紀委員たちももういい加減慣れたのか「ああ、またか…」とか「姫も大変だな」とか各自好き勝手なことをわめいている。
射遠の怒りの対象となっているのは彼女の「妹」である黒姫亜羽兎である。
「あなたはどうしていつもいつもそうなんですか。もう少し空気を読めないんですか!!」
「…いえ…あの…自分は状況を見て最適な行動をですね…」
「校舎内で突然アハトアハトを撃つのが最適な行動なんでですか!?」

話は時間を少しさかのぼる。
その日、生物部が作った合成生物が逃げ出し大暴れしているという報告が入り、風紀委員会室にいた射遠達が出動するという事態になった。
そこまでは良かったのだが、到着と同時に亜羽兎がアハトアハトを錬成し、砲撃した結果、周囲に大きな被害が出てしまった。
死者こそ出なかったものの数人の負傷者が出た。
「私の苦労も考えてほしいなー」とはその場でとっさにバリアを貼った黒姫聖守の言葉である。
「被害を最小にするにはあれが…」
「それ、私の目を見て言えますか?」
その言葉に目をそらす亜羽兎。
「やっぱり嘘なんじゃないですか!!ただ、撃ちたかっただけなんでしょう!!?」
射音があきれたように叫ぶ。
「まあまあ、姉貴もうちょっと落ち着いてだな」
傍で見ていた黒姫玲南が止めに入る。のだが、
「あなたもですよ、玲南。あなたの行動でどれだけ風紀委員会にクレームがきてると思ってるんですか!」
射遠の怒りの矛先が玲南の方に向かう。
どうやら藪蛇をつついてしまったようだ。
「いや、前に番長リンチにかけた件はこっぴどく叱られて姉貴に謝ったじゃん」
「あの件は確かにそうでしたね」
「じゃあ、いいじゃん」
「…まったく反省しているように見えないのはこの際置いておきましょう。先週音楽室で色々壊した件を私が知らないとでも?」
「げ!?」
「校舎の前で派手に喧嘩をしていたという目撃情報も入ってるんですけど」
「いや…あ・・あれはさ、あいつらがさ」
「もう少し穏便にしてください」
「だって拳が出ちゃったんだから仕方ないじゃん」
「仕方ないじゃないですよ…まったく…はぁ…」
ため息をつく射遠。
まあ、いまさら希望崎で備品を破壊したり喧嘩したぐらい放っておいても誰も気にしないのかもしれないがそういう性分なのだから仕方がない。
「そんなに怒ってばかりだと、」
「誰が怒らせてるんですか…だ・れ・が!!」
そしてしばらく続いた後、射遠はあきらめたような表情をすると二人に言った。
「もういいですよ。次からは気を付けてくださいね」
「はい」「おう」
この二人は多分また同じような事をやる気もするが…
我ながら甘すぎると自分でも思う。
そして射遠は調子を取りなおすと告げる。
「とりあえずケーキ作ってきたのでみんなで食べましょうか」
「おお、姫のケーキか」「食べる食べる」
と周囲にいた風紀委員達も彼女のもとに集まってくる。
「いっぱい作ってるから別になくなりませんよ」
射遠は苦笑すると持ってきたケーキをお皿に切り分けていく。
風紀委員会の日常的な光景であった。

――――――――――――――――――――――――――――――

同時刻、遠く離れた位置からその光景を双眼鏡で見つめていた少女がいた。
「クスクス、この世界のお姉ちゃんも変わらないなぁ」
そう、楽しそうにつぶやいた少女は名を黒姫音遠といい、並行世界から来た黒姫射遠の妹である。
「うん、この世界お姉ちゃんが元気そうでよかった。私はそれだけで満足だよ」
そういうと希望崎を後にする音遠。
彼女の世界の黒姫射遠は死んでしまった。
だからまた会えるなんて思ってもいなかった。
だから彼女が飛ばされた世界で黒姫射遠が生きていると知った時はとてもうれしかった。
また二人で会話ができれば音遠にとってどんなに幸せな事だろう。
きっとこの世界の黒姫射遠に自分のことを話せばきっと彼女は音遠のことを受け入れてくれるだろう。
そうすれば、もしかしたらまた昔のように姉となかよく一緒に過ごせるのかもしれない。
でも、音遠はそうするつもりはない。
いや本当は射遠が生きていると知った時、音遠は彼女に声をかけるつもりだった。
でもこの世界の射遠には自分とは違う家族がいる。
そんなところに自分が名乗り出ても迷惑なだろう。
音遠にとって黒姫射音はあこがれの存在であり、目標とする存在であった。
そんな彼女に自分のことで迷惑はかけたくない。
まして彼女は音遠の姉である黒姫射遠ではないのだから――

「とはいえ、これからどうしよっかなぁ、野宿するわけにもいかないよね」
以前橋の下で暮らしている転校生がいるという話も聞いたことがあるが音遠はそんなことをするつもりは一切ない。
音遠がこれからのことに思い悩ませながら学園の外を歩いているとふと「妃芽薗学園入学案内」と書かれたパンフレットが目に入る。
どうやら必要のなくなった誰かが捨てたもののようだ。
拾い上げて目を通して見ると全寮制の女子校らしい。希望崎の様に魔人を受け入れているようだ。
(私の世界にはこんな学校なかったな…)
もしかすると存在したのかもしれないが少なくとも音遠にはこの学校に関する記憶はない。
この世界に自分が存在しないようにこの世界には存在し、自分の世界には存在していないかもしれない。
「とりあえずいってみようかな。」
寮があるならおそらく当面の衣食住には困らないだろう。
その後のことはそれから考えたらいい。元の世界に戻れるかもわからないのだし
「となると問題は素性かな。まさか別の世界から来たなんて言うわけにもいかないし…」
ただでさえ突然の編入である、
そんなことを言えば下手をすると何らかの契約でやってきた転校生と見られて警戒されかねない。
「希望崎の学生ということにしておこっか。…別に嘘じゃないしね」
音遠が希望崎の学生なのは事実だ。ただこの世界の話ではないというだけのこと。
ひょっとしたら転入の時期のせいで奇異に観られるかもしれないがそれは仕方ないことだ。

こうして異世界の少女黒姫音遠は妃芽薗学園を巡る騒動に巻き込まれることとなる。
彼女の前にどんな運命が待ち受けているのか。それはまだ分からない。