※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

白金七光(しろがねななみ)

  • 性別:女:巨乳
  • 学年:1年
  • 所持武器:魔人剣レジェンド
  • 出身校:妃芽薗 評価点数:220
  • 固有技能:猟奇殺人
  • 攻撃力:10 防御力:1 体力:6 精神力:3 FS「剣技」:10

特殊能力『秘剣・刻砕毘術天嵐界(ひけん・こくさいびじゅつてんらんかい)』 発動率:87% 成功率:100%


効果1:味方限定方向強制移動1マス(敵陣方向)
範囲対象: 同マス内味方1人
時間:一瞬

効果2:即死
範囲:同マス敵1人
非消費制約:効果2にかかるカウンター(敵に殺される 効果対象:カウンター条件を満たしたキャラのみ 待ち受け範囲同マス 待ち受け時間2ターン 待ち受け回数1回 タイミング同時)

消費制約:攻撃力5消費

<補足>
同マスの味方一人(自分を選択することも可能)を敵陣方向に一歩移動させて、
自分は死亡同時発動即死カウンター状態になります。

FSと消費制約が重めの割には、即死カウンターがついてるためにメインの効果が小さいですが、
このキャラを一歩移動させたいや、3歩進んでZOCを置きたいって状況は沢山ありますので使えない事はないと思います。

能力使わなければ一応攻撃10あるので、増援に出てきてがっかりと言うレベルでもないでしょう。


<能力原理>

圧倒的な速度で繰り出されるスィングで周囲の大気を刻み、砕き、衝撃波を発生させ対象を吹き飛ばす秘剣。
対象を軽く50mは吹き飛ばすが、精妙なコントロールで対象を無傷で着地させる神業である。
全力で繰り出す一撃の宿命か、しばらく(すくなくとも戦闘中は)通常の攻撃に支障をきたす事になる。

また、応用として大気を切り裂き作りあげた気流の渦に自分が飛び乗り移動手段として利用することも可能。


さらに、この技を放った直後、相討ち必死の構え「鏡面殺・零の型」に移行し敵を迎撃する。

キャラクターの説明

身長165センチメートル。裾野がウェービーにふんわり膨らんだショートボブカットヘアに眼鏡をかけたキリっとした印象を受ける明朗快活な美少女。
だが、眼鏡を取るとほんわか系未亡人のようなナチュラルな色気を漂わせる。

敵を作りたがらない性格で生徒間同士のいざこざもなぁなぁで済ませたがり周囲からの評価は良くも悪くも八方美人。

ソフトボール部に所属しており魔人の投げる魔球を秘剣の試し台にしている。とは本人の弁。

また、刃物の扱いが病的に上手く、鼻歌を歌いながら軽く刃物を振るっただけで猟奇的なオブジェが出来上がる。

直接的な性行為を除けば男性に対して非常に寛容。むしろ、積極的にその手の馬鹿話に参加したがる。
オタ的な男性の嗜好を掴むのが非常にうまく、女子には受けが良いが男性には受けが悪い物や、処女厨が嫌う女性等の知識を異様に熟知している。

男性心理を熟知している彼女の正体は、性転換能力を食らった元男性。
お仕事の一環でこの学園に潜入する事になり、その際にチンパイされた傭兵魔人。
自分のナニを人質に取られては拒否権などあるわけもなく、我が身の不幸を呪いながら今回のハルマゲドンに備える。

正体はまったくもって謎。

剣道少女から眼鏡委員長、おっとり巨乳など幅広いニーズに応えられる自分の外見に開き直り、最近はやけくそ気味に(夢見がちな男子から見た)清純な理想の女性を演じている。ただし希望崎の変態共の理想ではない。

彼自身、女の園にいても別段過剰に興奮しないのだが、性欲がなかったりホモだったりと言う訳ではなく現状にいっぱいいっぱいなだけである。

エピソード

窓という窓にカーテンの引かれた室内は、風景が揺らぐ程に強烈な陽光を受けている屋内とは対照的に冷ややかだ。
洗濯したばかりのシーツが放つ清潔な匂いと、癖のある香水の臭いが微量ながら混じった部屋の一室で、白金七光は
ソファに身を埋めて、ミントスティックチョコをその薄い唇に咥えるでもなく 持て余すように指先に挟みプラプラさせながら
正面の椅子に座る男を軽く眉をひそめて睨んでみる。

「ハルマゲドンが始まるまでは僕の行動は自由だって話でしたけど。後、ここは完全男子禁制ですよ…それで何の御用です?」

「七光ちゃん。ハルマゲドンで生き残ったり勝ったり、せめて、そのどっちかを満たすにあたって大切な事って何だと思う?」

七光の質問に答えずに、男は逆に笑み混じりでそう聞き返した。希望崎学園の男子制服は、この妃芽薗学園女子寮には
相応しくない代物である。発見でもされようものなら、弁解の余地なく七光含めて粛清されるのは間違いなしであろう。
男子禁制の妃芽薗学園と言うのは、その程度には危険な場所なのであった。

しかし、彼女の眉間に皺が寄せられているのは、その危険な状況ではなく男のリアクションが原因だ。

「……質問に質問で返すのやめて下さいよ。先輩と腹芸したり化かし合いに付き合うつもりないですよ。
僕の担当はって言うと誰かを上手く使う方じゃなくて、上手くやる方でしょ。そんな問いかけされたって、答える気にもなりません」

「そう言わないの、後輩。大事なのは何事もチームワーク。結局のところ、一人で出来る事はたかが知れてる。骨身にしみてるだろ?」

軽く事も無げに笑う男の言に七光は深く溜息をつく。

「何がチームワークですか!?―――チームワークとか適材適所とか言って、僕に適当に何もかも押し付けて」

「んー、それで死にそうな目に遭ったり、実際死んだりしたのが、何時かのハルマゲドンだったけ?」

「そこまで判ってて僕の神経逆なでしないで下さい、お願いですから。それに、結局、今回もハルマゲドンで戦うのは僕一人じゃないですか。現場の判断ってやつで上手くやろうと思います。なんか、不吉な事言う前に帰ってください。しっしっ」

野良猫を追い払うように男の目の前で手を振る。
七光は今1秒毎に状況が悪くなっていく錯覚に囚われているのであるが、それは、あながち間違いでもないだろう。


「ず、随分と嫌われたもんだね。流石に少し傷ついた。ま、実際、君が戦うのは当然としてさ。でも、それだけじゃ意味がないんだ、これが」

先輩と呼ばれた男は七光の態度に腹を立てた様子も見せず、むしろ、小動物を愛でる様に笑みを浮かべ大袈裟に肩をすくめる。


「今回の妃芽薗学園のハルマゲドンには、どんな形であれ希望崎学園を参入させなきゃいけない。これが今回の依頼であり、あの組織の決定だ。
今から君に彼らをこの学園内に誘導してもらう。それが今回の用件。直接口頭で伝えなきゃいけない重要度Aランクの指令って訳さ」

指先に挟んでいたミントスティックチョコを咥え、七光は再び溜息を一つ。
つまり、自由時間が終わり、今この瞬間からハルマゲドンが始まると言う事だ。
十分な報酬と、自分にとって大切な物を(人質と言うのは正しいのだろうか?)人質に取られてるとはいえ、
魔人学園の最終戦争に、最も性質の悪い戦闘破壊学園の生徒たちを介入させると言う任務は流石に気が重い。

そんな、うわぁ、と言う表情を浮かべる七光を眺めてにやついていた先輩は、ちらりと腕時計を見ると
指を鳴らし双眼鏡で外を覗き見た。

「さて、そろそろ時間かな。―――拗ねてる君に朗報だよ。彼らの御到着だ」

「全然良い話じゃないですよ。―――そういえば、希望崎から派遣される。もっとも彼らは自分の意思で来たと思ってるでしょうが…能力者はどんな能力なんです?」

「それがさ、いやいや、今回の計画は底意地が悪いね。全員シークレットなんだ」

「全員シクレって……そんな無茶な。本当ですか?」

「妃芽薗のお嬢さんたちも、今頃、こう思ってるよ。―――こいつら何者ですの?本当に腕は立つんですの?―――ってね。想像しただけで笑みがこぼれるよねぇ」

そして、長い腕で大きく伸びをして、先輩とよばれる男は立ち上がった。
七光もそれに続く。話を聞く限り、やはり今回のハルマゲドンは大人の思惑が絡んだ凄惨な物になるのは間違いなさそうだ。


「じゃあ、後は任せたよ。彼らとご対面して校内に引き入れて。僕はそれぞれの陣営に渡りを付けてくるよ」

「……僕もう帰りたくなってきました」

今日、三回目となる溜息をつくと、覚悟を決めたように扉を開ける。
うす暗い世界に慣れていた身体が真夏の太陽に晒される。水色の地獄を直視しないように
薄い色が付いた眼鏡を取りだし、目元を保護する。

「嗚呼、これって言っても許されるよね。なんで、こんな不幸なのさー」

七光の右手にもつ剣は、今日も静かに彼女を見守るように輝いていた。