七宮雲珠(ななみやうず)

  • 性別:
  • 胸:普通
  • 学年:1年
  • 所持武器:思い
  • 出身校:希望崎
  • 攻撃力:0 防御力:2 体力:5 精神力:3 FS(愛憎):15

特殊能力名『大好きの終わり方』 発動率:88 成功率:100

効果1:雑魚召喚(DPなし) 35
タイプ:召喚型
範囲+対象:隣接1マスのどっか 1.1
時間:1ターン 1

効果2:体力5ダメ 60
タイプ:瞬間型
範囲+対象:隣接1マス1人 1.1
時間:一瞬: 1
【効果2にかかるカウンター】
条件:敵に自分が殺される 0.4
対象:カウンター条件を満たしたキャラのみ 1
待受範囲:同マス 1
待受時間:2ターン 1
待受回数:1回 1
タイミング:同時 1

効果値1 35×1.1×1=38.5
効果値2 60×1.1×1×0.4=26.4
発動率 (100-64.9)×(1+1.5)=87.75≒88

【召喚キャラ】
兄の幻影
  • 攻撃0 防御3 体力2 精神0 FS0
  • 無性(幻影だから)
幻影だけど肉体を持ってるのでZOCになる。
ただ殺されるためだけにいる存在。

<能力原理>

実兄の幻影を作り出す能力。

兄に対しては愛憎入り乱れた思いがあり
幻影の兄が他人に殺されるところを見るとゾ
クゾクして軽くイっちゃう。
でも大好きなことには変りないので殺された
ら殺されたで精神は減る。めんどくさい奴。
自分が殺されると兄に対する思いだけが残り
相手にダメージを与える。

キャラクターの説明

料理上手で家事全般が得意な15歳。くせっ毛セミロングのおとなしい子。
あまり目立つ方ではないが人付き合いはよく明るい性格。

10歳年上で親代わりの兄が大好き(だった)
お兄ちゃんのためにご飯を作ってあげるのが生きがい(だった)
  • どんなにお兄ちゃんの帰りが遅くなっても温かい料理を出してあげる
  • ひとりで食べるごはんは美味しくないのでお兄ちゃんが帰ってくるまで絶対に手をつけない
  • 料理は絶対に手を抜かない。時間と手間暇をかけて完璧に仕上げる。絶対に美味しいって言ってもらう!
  • 「今日はご飯いらない?じゃあお夜食作って待ってるね」
  • 「帰ってくるの1時過ぎるの?私だけ先に食べちゃったらお兄ちゃんに悪いから寝ないで待ってるね!」
仕事が忙しく帰りがいつも午前0時を過ぎる兄にとって妹の過剰な気遣いは仕事の疲れも相まって拷問にしか思えなかった。
そんなことを3年くらい続けていたら兄は家に寄り付かなくなった。
その後色々あって魔人として覚醒。
ここぞとばかりに兄は雲珠と縁を切りそして恋人と結婚したらしい。

兄に対しては殺してやりたいほど憎いけどでも大好きという相反する二つの思いがひしめき合っている。

エピソード

雲珠が11歳の時に両親が交通事故で死に10歳年上の兄が親代わりとなって雲珠を経済的精神的に支えていた。
自分を支えてくれる兄のために少しでも恩返ししたいと雲珠は料理を覚えた。
大好きな兄の為に料理をするのは楽しかったしおいしいと褒められれば飛び上がるほど嬉しくなる。
自分も微力ながら兄を支えてあげることが出来ると実感できるようになった。
お互いを支え合いながら生きて行ける。なんて素晴らしいのだろう。
私たちに両親はいないけれど私たちにはお互いがいる。兄も私も寂しくない、ひとりではない。
そう強く思った。

雲珠が14歳になったばかりの春、兄は恋人を連れてきた。真剣に結婚を考えているという。
「兄の幸せのためなら」と喜び祝福していたが心の中は穏やかではなかった。
それから兄は次第に家に帰らなくなった。出張続きで忙しいと兄は言っていたが雲珠には嘘にしか聞こえなかった。

一人だけでごはんを食べる日々が続いた。
おいしいと言ってくれる相手がいない食事はなんと虚しいのだろう。
――兄は私を忘れて恋人と幸せになるのだろうか。
――そしたら私はどうなってしまうのだろう。

――――私は独りになってしまうではないか。

その考えに辿り着いた刹那、雲珠は魔人として覚醒した。

こうして彼女は体良く魔人学園に押し込められた。
雲珠という邪魔者がいなくなってすぐ兄は結婚したらしい。
もう兄にごはんを作ってあげることは永遠にないだろう。

それでも雲珠は兄のことを嫌いにはなれなかった。

最終更新:2011年08月21日 00:36