路線紹介
※島式の項目に●が付いてる駅は、バトル中にその駅にドリフト状態で突っ込むと自走不能になる駅です。
なお、1面2線の駅でも、普通に走っていればドリフト状態で突っ込まないような駅は除外しています。
(上下線が離れる箇所も突っ込むと自走不能になるため、●を付けています)
阪急宝塚本線
路線総延長 |
24.5km |
軌間 |
1435mm |
駅数 |
19駅 |
電圧 |
1500V(直流) |
最高速度 |
100km/h |
閉塞保安方式 |
阪急型パターンATS |
最小曲線 |
半径30m |
1、2、4、タクミさん、総集編、8、18、32、33で運転。(18話は天候雪)
阪急の前身である箕面有馬電気鉄道が現在の箕面線と共に開業させた路線。
神戸本線や京都本線と比べて線形が悪く、運転最高速度は100km/hに抑えられている。
川西能勢口から能勢電鉄線に乗り入れる特急「日生エクスプレス」が最速種別であるが、平日の朝夕ラッシュ時のみの運転であるため
日中は十三、豊中と豊中~宝塚間の各駅に停車する急行が最速種別である。かつては梅田~宝塚間を走る特急も存在したが
宝塚線の線形では、停車駅をたった3駅に絞っても所要時間でJRに勝てず、蛍池をはじめとする途中駅利用の需要も高まったために
設定からわずか8年の2003年に快速急行に格下げ、その快速急行も3年後の2006年に休止に追い込まれている。
現在では宝塚から梅田に行くだけなら、西宮北口乗り換えで今津線と神戸本線を使うほうがわずかに速い。
ゲーム的には前半にきついカーブがところどころ存在するが意外とスピードの出せる路線。8200系の場合は減速は不要?
かつて
庄内で通せんぼ事件があったが、詳しいことはリンク先を参照してもらいたい。
十三~梅田間では神戸本線・京都本線と併走する。定期的に梅田から3線とも日中最優等列車(京都本線と神戸本線は特急)が同時に発車する光景は圧巻。
原作で登場後に三国が高架島式ホームになり、作中で触れられる「三国R100」は消滅している(CS18,19話では高架化後なのでドリフト厳禁)。
…が、SSでは地平時代に逆戻り。対向式ホームに戻ったおかげで再びドリフト可能。
梅田の構内がとてつもなく適当だったり庄内のホームが2編成分の長さがあったりするが気にしてはいけないのだろう。
CS18話では路線データが作り直されているため、線形が一部異なっている。わかりやすいのが先述の三国R100とか。他にも豊中直前の上り勾配(上り線側が直線になっている)、高架区間での一部留置線の追加など。
総集話や32・33話では川西能勢口場内からバトル開始(33話の宝塚→川西能勢口はイベント内で使用)、18話では雲雀丘花屋敷直前の平井車庫からスタートする。
SSの32・33話では一部区間しか走行しないが、フリーランなら全区間走行できる。LSでお世話になった豊中の引き上げ線を使っての解結ができなくなっていたり微妙に判定が変化している。
駅一覧(赤字は18,19話では使用しない駅、※は総集話・◎は32話・△は33話のバトル区間外)
駅名 |
副駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
島式 |
宝塚※◎△ |
宝塚ファミリーランド前(現:宝塚大劇場前) |
HK-56 |
阪急今津線、JR福知山線 |
|
清荒神※◎△ |
|
HK-55 |
|
|
売布神社※◎△ |
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HK-54 |
|
|
中山(現:中山観音)※◎△ |
中山観音前(現在はなし) |
HK-53 |
|
|
山本※◎△ |
平井 |
HK-52 |
|
|
雲雀丘花屋敷※◎△ |
|
HK-51 |
|
|
川西能勢口 |
|
HK-50 |
能勢電鉄妙見線 |
● |
池田 |
|
HK-49 |
|
● |
石橋(現:石橋阪大前) |
|
HK-48 |
阪急箕面線 |
|
蛍池 |
大阪空港前(現在はなし) |
HK-47 |
(旧:大阪高速鉄道)大阪モノレール線 |
|
豊中△ |
|
HK-46 |
|
● |
岡町△ |
|
HK-45 |
|
● |
曽根△ |
|
HK-44 |
|
|
服部(現:服部天神)△ |
|
HK-43 |
|
|
庄内△ |
|
HK-42 |
|
|
三国◎△ |
|
HK-41 |
|
●(CS18,19話のみ) |
十三◎△ |
|
HK-03 |
阪急神戸本線・京都本線 |
|
中津◎△ |
|
HK-02 |
阪急神戸本線 |
● |
梅田(現:大阪梅田)◎△ |
|
HK-01 |
阪急神戸本線・京都本線、阪神本線、大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)御堂筋線・谷町線・四つ橋線、JR東海道本線・東西線・大阪環状線 |
● |
京阪京津線
路線距離 |
11.4km(1997年10月11日まで) 7.5km(現在) |
軌間 |
1435mm |
駅数 |
12駅(1997年10月11日まで) 7駅(現在) |
複線区間 |
全線 |
電化区間 |
直流600V(1997年10月11日まで) 直流1500V(現在) |
閉塞保安方式 |
京阪型速度照査ATS |
最高速度 |
75km/h |
最急勾配 |
66.7‰(1997年10月11日まで) 61‰(現在) |
最小曲線 |
半径40m |
3で運転。
京津電気鉄道が開通させた古川町~上関寺仮乗降場間と上関寺~札の辻間の路線が元になっている。一時期は阪急の前身である京阪神急行電鉄の路線だった。
浜大津から御陵までを結び、御陵からは京都市営地下鉄東西線に直通する。
これだけ書けば普通なようだが、実際は浜大津を出た直後に併用軌道区間に突入し、併用軌道区間を抜けたと思えば登山電車並みの急勾配・急カーブを走りぬき、
そうしてたどり着いた御陵から地下鉄へ乗り入れるというかなりすごい路線。
本編中で庄司慎吾が語るように、これだけの難路線なため専用の車両が用意されている。
ゲームでは
1997年10月に廃止された(原作登場当時も既に廃線済み)京津三条~御陵間も運転することになる。
原作での記述通り線路状態が非常に悪く、細かいカーブでもすぐに脱線してしまうので、運転する際は複線ドリフトやブレーキを駆使する必要がある。
併用軌道区間の停留場である東山三条・蹴上・日ノ岡では複線ドリフトしながら突入すると飛ぶので注意。四宮の浜大津方にある引上げ線はドリフトしたまま突っ込むと自走不能になるので面倒でもここだけは複線ドリフトを解除すること。
流石に実際の京津線にはゴミ捨て場も地雷原も女子更衣室もコミケ徹夜組も線路上には存在しない。もちろん徹夜組直後のジャンプ台なんてあるわけが無い。
しかし、上栄町~びわ湖浜大津間の併用軌道では年に一回祭り(→
大津祭)があり、その巡行中の曳山に800系がすれすれで通過するという
一歩間違えたら大惨事になりかねない光景を見ることができる ...が、最近は沿道の観客が増加し曳山や電車との接触事故の可能性が高くなったのか、曳山が併用軌道区間にいる時間帯は四宮~びわ湖浜大津間の電車の運行を一時的に止めるようになった。
(曳山を止めず、電車を止める)
イベントを詰め込むためか京津三条~東山三条間がとてつもなく長かったり京津三条で渡り線がなく折り返し運転ができなかったり四宮の車庫が無いに等しかったりするが気にしてはいけない。
ちなみに廃止区間の線路は既に剥がされているが、一部区間は遊歩道になっているのでその面影をたどることが出来る。
...正直な話現存区間の方が廃止区間よりハードな気がして仕方が無い。
駅一覧(赤字は廃止済み)
駅名 |
東西線の代替駅 |
駅番号 |
乗換路線 |
島式(備考) |
京津三条 |
三条京阪 |
|
京阪本線・鴨東線 |
● |
東山三条 |
東山 |
|
|
電停 (ドリフト不可) |
蹴上 |
蹴上 |
|
|
電停 (ドリフト不可) |
九条山 |
|
|
|
|
日ノ岡 |
御陵 |
|
|
電停 (ドリフト不可) |
御陵 |
|
T08 |
京都市営地下鉄東西線 |
|
京阪山科 |
|
OT31 |
京都市営地下鉄東西線、JR東海道線・湖西線 |
|
四宮 |
|
OT32 |
|
車庫線 (ドリフト不可) |
追分 |
|
OT33 |
|
|
大谷 |
|
OT34 |
|
|
上栄町 |
|
OT35 |
|
|
浜大津(現:びわ湖浜大津) |
|
OT12 |
京阪石山坂本線 |
● |
阪急京都本線
路線総延長 |
45.3km |
軌間 |
1435mm |
駅数 |
26駅+信号所1 |
複線区間 |
全線 |
電圧 |
1500V(直流) |
最高速度 |
115km/h |
閉塞保安方式 |
阪急型パターンATS |
Plus、18、19話で運転。
京阪電鉄のグループ会社だった新京阪鉄道が開通させた路線。戦中戦後の紆余曲折の末いまは千里線・嵐山線ともども阪急の経営となっている。
京都線は神宝線と違い最初から鉄道規格で敷設された(神宝線は軌道法準拠で開業した)。
そのため使用車両は神宝線と違う仕様で作られており、臨時列車以外での乗り入れ運転などは行っていない(京都線専用車両(現行では百の位が3の車両)のほうが車幅が若干広いため、神宝線に乗り入れるとホームに接触する恐れがある。今は見られないが前面標識板の掛け方の違いなどもあった)。
最近は神宝線から京都線方面への臨時列車が運転されているが、使用されるのはすべて神宝線規格の車両となっている。
神戸本線と並ぶ高速路線であるが、近年は特に急がないようになり高速で走る機会も減りつつある。
現在は土日祝日にのみ運転される6300系「京とれいん」使用の快速特急A、7000系「京とれいん雅洛」を使用した快速特急のみが、淡路~桂間をノンストップで走破する。
現在の特急の停車駅に2駅足せば完全に90年代の急行の停車駅へと早変わりするほど遅くなり、気がつけば急行がなくなっていたり。
ゲームで登場するのは比較的急いでいたころの一部区間で、作中にもあるように阪急とJRから相手を見ることが出来る。
作中で乗客が語っている、当時新京阪鉄道だった京都線特急デイ100形(P-6)が、国鉄の超特急「燕」を抜き去ったと言われる区間でもある。
短い区間の中には直線がほとんどを占めているが、まれにきついコーナーがあるので油断はしないように。特に水無瀬。
現在P-6は正雀車庫で神戸線の900形と併結した状態で動態保存されているほか、(車番は異なるが)バトルで運転する2300系も動態保存されている。
春・秋の阪急レールウェイフェスティバル(事前公募制)では乗車体験や展示が行われる。
...いつか全区間でバトルしてくれないかなぁ。
駅一覧(赤字はPlus話で登場しない駅。青字は18,19話で登場する駅)
駅名 |
副駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
島式(備考) |
梅田(現:大阪梅田) |
|
HK-01 |
阪急神戸本線・宝塚本線、阪神本線、大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)御堂筋線・谷町線・四つ橋線、JR東海道本線・東西線・大阪環状線 |
|
十三 |
|
HK-03 |
阪急神戸本線・宝塚本線 |
|
南方 |
|
HK-61 |
大阪市営地下鉄御堂筋線 |
通過直後に跨線橋柱有 (ドリフト不可) |
崇禅寺 |
|
HK-62 |
|
|
淡路 |
|
HK-63 |
阪急千里線 |
|
上新庄 |
|
HK-64 |
|
|
相川 |
|
HK-65 |
|
|
正雀 |
|
HK-66 |
|
|
摂津市(当時未開業) |
|
HK-67 |
|
|
南茨木 |
|
HK-68 |
(旧:大阪高速鉄道)大阪モノレール線 |
|
茨木市 |
|
HK-69 |
|
|
総持寺 |
|
HK-70 |
|
|
富田 |
|
HK-71 |
|
|
高槻市 |
|
HK-72 |
|
|
上牧 |
|
HK-73 |
|
|
水無瀬 |
|
HK-74 |
|
|
大山崎 |
|
HK-75 |
|
|
西山天王山駅(当時未開業) |
|
HK-76 |
|
|
長岡天神 |
|
HK-77 |
|
|
西向日 |
|
HK-78 |
|
|
東向日 |
|
HK-79 |
|
|
洛西口(当時未開業) |
|
HK-80 |
|
|
桂 |
|
HK-81 |
阪急嵐山線 |
|
西京極 |
西京極総合運動公園前 |
HK-82 |
|
|
西院 |
|
HK-83 |
京福嵐山本線 |
|
大宮 |
|
HK-84 |
京福嵐山本線 |
|
烏丸 |
|
HK-85 |
京都市営地下鉄烏丸線 |
|
河原町(現:京都河原町) |
|
HK-86 |
|
|
JR京都線(東海道本線)
路線総延長 |
42.8km |
軌間 |
1067mm |
駅数 |
17駅+信号場1 |
複線区間 |
無し (全線複々線) |
電圧 |
1500V(直流) |
最高速度 |
130km/h (外側線) |
閉塞保安方式 |
ATS-P(拠点P方式)・ATS-SW |
運転は出来ないが、plusで覆面新快速が走行している路線である。まあ実際にテクスチャが描かれているのは山崎周辺だけだが。
東海道本線は事実上日本で一番最初に開業した路線であり、現在も鉄道の大動脈としての使命を果たしている。
その東海道本線の中でJR西日本の管轄区間内は愛称が決められており、その中の京都~大阪の間がJR京都線である。
この路線の主力ともいえるのが新快速だが、なんとこいつネタでなく本気で特急並みかそれ以上に速い。
京都~大阪間だけを見れば特急サンダーバードとの所要時間の差はわずか2分、ディーゼル特急である特急ひだと所要時間が同じ。
同じくディーゼル特急のスーパーはくとより1分早く大阪に到着出来る始末。
また全線複々線であるため、常日頃併走バトルが開催されている。
国鉄時代は新快速は内側線を通っていたため(ちなみに当時は高槻と新大阪は通過)、外側線を走る特急雷鳥(電車特急)を
内側線の新快速が追い抜くという光景が頻繁に目にされており、雷鳥の運行時刻をずらしたというエピソードもあるほど。
ここまでJR西クオリティーが満載な理由は戦前に遡る。
1930年10月某日。先日運行を開始した特急燕こと第11列車はこの日も定刻に大阪を発車し、順調に高槻を通過した。
「いつも通りだなぁ」運転士はそう呟くと、フルノッチだったマスコンを戻し、惰行運転とした。
ふと右方向に目をやると、マルーン色の単行電車が恐ろしい速度で追い抜いていく様子が。
「こ、こしゃくな!」
その列車は明らかにノッチを抜き、燕を待っている様子だった。この舐めた様子の新京阪(現在の阪急京都線系統)運転士に激怒した燕の運転士は、フルノッチを指令した。
しかし、加速し始めた頃には阪急とオーバークロスし、マルーン色の単行電車は遥か左前方にいた。
「まだまだ青いな」
P-6・デイ100形の運転士はそう言い残すと、住宅街の最中に敷いてある新京阪線へと消えていった。
この無様な負けが13年間、しかもほぼ毎日続いた。これに国鉄は激怒し、競合私鉄に宣戦布告したのであった。
...とかいう適当話は置いておき、こうでもしないと競合私鉄には勝てないからである。
因みに、超特急燕は当時蒸気機関車、対してデイ100形は電車であったこともついでに明記しておく。
国鉄も新快速運転開始後は、競合私鉄に対抗するための最終手段として、車両規格の標準化を徹底していた国鉄としては異例中の異例ともいえる専用設計車117系の導入までも行い必死に私鉄各社に対抗していった。
国鉄民営化後、さらなる新車導入やスピードアップ、ダイヤの改良で所要時間だけを見れば現在の京阪間はJR新快速の一人勝ち状態である...
...が、運賃や中心部へのアクセスなど総合的な面を見るとまだまだ私鉄各社も負けてはいないようだ。
折角阪急が主役の同人誌なんだから、京阪間利用の時も阪急使ってみようぜ!
駅一覧(赤字はバトル区間外)
駅名 |
駅ナンバー |
乗換路線 |
大阪 |
JR-A47 |
JR神戸線・宝塚線・大阪環状線・東西線、阪急京都本線・宝塚本線・神戸本線、阪神本線、大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)御堂筋線・谷町線・四つ橋線 |
新大阪 |
JR-A46 |
東海道新幹線・山陽新幹線、おおさか東線(当時未開業)、大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)御堂筋線 |
東淀川 |
JR-A45 |
|
吹田 |
JR-A44 |
|
岸辺 |
JR-A43 |
|
千里丘 |
JR-A42 |
|
茨木 |
JR-A41 |
|
JR総持寺(当時未開業) |
JR-A40 |
|
摂津富田 |
JR-A39 |
|
高槻 |
JR-A38 |
|
島本(当時未開業) |
JR-A37 |
|
山崎 |
JR-A36 |
|
長岡京 |
JR-A35 |
|
桂川(当時未開業) |
JR-A34 |
|
向日町 |
JR-A33 |
|
西大路 |
JR-A32 |
|
京都 |
JR-A31 |
JR琵琶湖線・湖西線・嵯峨野線・奈良線・東海道新幹線、近鉄京都線、京都市営地下鉄烏丸線 |
京阪本線
路線総延長 |
49.3km |
軌間 |
1435mm |
駅数 |
40駅、1信号所 |
複々線区間 |
天満橋~寝屋川信号所:12.5km |
複線区間 |
淀屋橋~天満橋:1.3km 寝屋川信号所~三条:35.4km |
電圧 |
1500V(直流) |
閉塞保安方式 |
京阪型速度照査ATS |
最高速度 |
110km/h(京橋~守口市(内側線)) |
踏切数 |
77箇所 |
最急勾配 |
33‰ |
最急半径 |
半径200m |
5で運転。
京阪電気鉄道が1910年に天満橋~五条(現:清水五条)間を開通させたのが始まり。一時期は京阪神急行電鉄(現:阪急電鉄)の路線だった。
本来は高麗橋を起点にする予定だったが大阪市側の圧力により天満橋に変更、京都側のターミナルも住宅密集地だったこともあり用地取得が難航した。
変電所の火災で開業日が延期され、延期された開業日当日にも車両故障が発生し始発列車が立ち往生、元日に運転手の飲酒運転により追突事故が発生
16日後に深草車庫で火災が発生、大水害により枚方東口以東が運転不能、
中学生の置石により列車が脱線するなど、何かとトラブルに巻き込まれることが多い不運な路線。
京阪間を走る路線としてほかに阪急京都本線とJR東海道本線があるが、京阪本線のみ淀川の南側を走行する。
天満橋~寝屋川信号所間では複々線を用意し、優等列車が渋滞を起こさないように配慮されている。東海道本線のそれとは異なり、普通列車が外側、優等列車が内側を走る。
勘違いしている人も多いだろうが、三条~出町柳間は鴨東線という別の路線である。
ゲームでは、拓海の言うとおり「短い区間に細かいコーナーとアップダウンがぎっしり」したコース。とにかくカーブが多いので、一つのミスが脱線につながる。
樟葉、枚方市の直前では線路が大きく離れ、ドリフトのまま突っ込むと自走不能となるので注意。
樟葉はブレーキ無しで突っ込めるのであまり気にならないが、枚方市の直前はコーナーがキツいのでブレーキ必須。
線路が分かれる場所はどちらも「上り勾配のある右カーブ」なので覚えておくとよい。
終盤の複々線区間はドリフトし放題の高速区間だが、車線切り換えを行うとたまに後ろの車両がちぎれて吹っ飛んでいくバグがある。
駅一覧(赤字はバトルで使用しない駅 青字はゲームで走行できない駅)
駅名 |
副駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
島式 |
配線 |
三条 |
|
KH40 |
京阪鴨東線、京都市営地下鉄東西線 |
|
I▢II▢I |
四条(現:祇園四条) |
|
KH39 |
阪急京都本線 |
|
II |
五条(現:清水五条) |
|
KH38 |
|
|
II |
七条 |
|
KH37 |
JR東海道本線・山陰本線・奈良線・東海道新幹線、近鉄京都線、京都市営地下鉄烏丸線 |
|
II |
東福寺 |
|
KH36 |
JR奈良線 |
|
II |
鳥羽街道 |
|
KH35 |
|
|
II |
伏見稲荷 |
|
KH34 |
JR奈良線 |
|
II |
深草(現:龍谷大前深草) |
|
KH33 |
|
|
I▢II▢I |
藤森 |
|
KH32 |
|
|
II |
墨染 |
|
KH31 |
|
|
II |
丹波橋 |
|
KH30 |
近鉄京都線 |
|
I▢II▢I |
伏見桃山 |
|
KH29 |
近鉄京都線 |
|
II |
中書島 |
|
KH28 |
京阪宇治線 |
|
II▢I |
淀 |
京都競馬場 |
KH27 |
|
|
I▢II▢I |
八幡市(現:石清水八幡宮) |
|
KH26 |
京阪鋼索線 |
|
II |
橋本 |
|
KH25 |
|
|
II |
樟葉 |
|
KH24 |
|
● |
I▢II▢I |
牧野 |
|
KH23 |
|
|
II |
御殿山 |
|
KH22 |
|
|
II |
枚方市 |
|
KH21 |
京阪交野線 |
● |
I▢II▢I |
枚方公園 |
|
KH20 |
|
|
II |
光善寺 |
|
KH19 |
|
|
II |
香里園 |
|
KH18 |
|
|
I▢II▢I |
寝屋川市 |
|
KH17 |
|
|
II |
(寝屋川信号所) |
|
KH17 |
|
|
ΛΛ |
萱島 |
|
KH16 |
|
|
I▢II▢I |
大和田 |
|
KH15 |
|
|
IIII |
古川橋 |
|
KH14 |
|
|
IIII |
門真市 |
|
KH13 |
(旧:大阪高速鉄道)大阪モノレール線 |
|
IIII |
西三荘 |
|
KH12 |
|
|
IIII |
守口市 |
|
KH11 |
|
● |
I▢II▢I |
土居 |
|
KH10 |
|
|
IIII |
滝井 |
|
KH09 |
|
|
IIII |
千林 |
|
KH08 |
|
|
IIII |
森小路 |
|
KH07 |
|
|
I▢II▢I |
関目 |
|
KH06 |
大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)今里筋線 |
|
IIII |
野江 |
|
KH05 |
|
|
IIII |
京橋 |
京阪モール前(現在はなし) |
KH04 |
JR大阪環状線・東西線・片町線、大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)長堀鶴見緑地線 |
|
I▢II▢I |
天満橋 |
|
KH03 |
京阪中之島線(当時未開通)、大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)谷町線 |
|
▢II▢II▢ |
北浜 |
|
KH02 |
京阪中之島線(当時未開通)、大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)堺筋線 |
|
I▢I |
淀屋橋 |
|
KH01 |
京阪中之島線(当時未開通)、大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)御堂筋線 |
|
I▢I▢I |
近鉄大阪線
路線距離 |
108.9km |
期間 |
1435mm |
駅数 |
48駅 |
複線区間 |
布施~伊勢中川 |
複々線区間 |
大阪上本町~布施 |
電圧 |
直流1500V |
閉塞保安方式 |
近鉄型ATS・ATS-SP |
最急勾配 |
35‰ |
最高速度 |
130km/h(一部特急) |
6、7、17話で運転。6と7は方向が逆になっている。(6の途中と7は雨)
JR、第3セクターを除いた日本の私鉄路線では東武伊勢崎線に次いで第2位の長さを誇る近鉄の大動脈路線。
上本町~桜井間は大阪電気軌道が、桜井~伊勢中川間は参宮急行電鉄により敷設。やがて2社が合併したことにより1つの路線となった。
東西で路線の性質が大きく異なり、西側は平坦な区間、東側は山越えの区間となっている。
東側では半径600m以下のカーブが生じないように設計された結果35‰という最急勾配をはじめ、30‰級の急勾配区間が多数存在している。
単線トンネルで特急列車同士の衝突事故があったが、この事故を契機に全線の複線化が早まったといわれている。
最速の特急でも所要時間では新幹線に歯が立たないが、料金が安いことや、大阪ミナミの中心部である難波まで乗り換え無しでアクセスできることが新幹線にはない強みである。
作中では近鉄難波(当時)~名張間でバトルを行っているが、近鉄難波~近鉄上本町(当時)間は難波線という別の路線である。
ゲームでは長い直線とゆるいカーブの続く高速コース。特に6話は使用車両が8200系ということもあり、ほとんど脱線を気にせず走ることができる。
6話と7話では明らかに路線の長さが違うが、沿線民によると7話の長さが正解に近いとのこと。
駅一覧(本来の近鉄大阪線の区間を6の向きで記載 赤字はバトルで使用しない駅、緑字は17で使用する駅、青字はゲーム中に登場しない駅)
駅名 |
副駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
島式 |
近鉄上本町(現:大阪上本町) |
近鉄百貨店前 |
D03 |
近鉄難波線、大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)谷町線・千日前線 |
|
鶴橋 |
|
D04 |
JR大阪環状線、大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)千日前線 |
● |
今里 |
|
D05 |
|
|
布施 |
|
D06 |
近鉄奈良線 |
● |
俊徳道 |
|
D07 |
JRおおさか東線(当時未開業) |
|
長瀬 |
近畿大学前 |
D08 |
|
|
弥刀 |
|
D09 |
|
|
久宝寺口 |
|
D10 |
|
|
近鉄八尾 |
|
D11 |
|
|
河内山本 |
|
D12 |
近鉄信貴線 |
|
高安 |
|
D13 |
|
|
恩智 |
|
D14 |
|
|
法善寺 |
|
D15 |
|
|
堅下 |
|
D16 |
近鉄道明寺線、JR関西本線 |
|
安堂 |
|
D17 |
近鉄道明寺線 |
|
河内国分 |
関西福祉科学大学前 |
D18 |
|
|
大阪教育大前 |
|
D19 |
|
|
関屋 |
大阪樟蔭女子大学前 (現在はなし) |
D20 |
|
|
二上 |
|
D21 |
|
|
近鉄下田 |
|
D22 |
|
|
五位堂 |
真美が丘ニュータウン前 |
D23 |
|
|
築山 |
|
D24 |
|
|
大和高田 |
|
D25 |
JR桜井線 |
|
松塚 |
|
D26 |
|
|
真菅 |
|
D27 |
|
|
大和八木 |
|
D39 |
近鉄橿原線 |
|
耳成 |
|
D40 |
|
|
大福 |
|
D41 |
|
|
桜井 |
|
D42 |
JR桜井線 |
|
大和朝倉 |
|
D43 |
|
|
長谷寺 |
|
D44 |
|
|
榛原 |
|
D45 |
|
|
室生口大野 |
|
D46 |
|
|
三本松 |
|
D47 |
|
|
赤目口 |
|
D48 |
|
|
名張 |
|
D49 |
|
|
桔梗が丘 |
|
D50 |
|
|
美旗 |
|
D51 |
|
|
伊賀神戸 |
|
D52 |
近鉄伊賀線(現:伊賀鉄道伊賀線) |
|
青山町 |
|
D53 |
|
|
伊賀上津 |
|
D54 |
|
|
西青山 |
|
D55 |
|
|
東青山 |
|
D56 |
|
|
榊原温泉口 |
|
D57 |
|
|
大三 |
|
D58 |
|
|
伊勢石橋 |
|
D59 |
|
|
川合高岡 |
|
D60 |
JR名松線 |
|
伊勢中川 |
|
D61 |
近鉄名古屋線・山田線 |
|
阪急神戸本線
路線総延長 |
32.3km |
軌間 |
1435mm |
駅数 |
16駅 |
複線区間 |
全線 |
電圧 |
1500V(直流) |
閉塞保安方式 |
阪急型パターンATS |
最高速度 |
115km/h |
9、10、13で運転。
阪急電鉄の全身である阪神急行電鉄(現在の阪神電気鉄道とは無関係)が箕面有馬電気軌道より社名変更した際に十三~神戸(後の上筒井駅、現在廃止)間を開通させたのが始まり。
開通より16年後に三宮乗り入れを果たし、さらに4年後に上筒井線が廃止となり、現在とほぼ同じ形をとる。
神崎川~西宮北口間では日本で初となるコンクリートによる架線柱を使用したほか
1984年までは西宮北口に鉄道営業線同士の直角交差(ダイヤモンドクロス)を運用していた。
停車駅や種別表示器での差異はないが、115km/h走行を行う「A特急」という独自の種別があるなど
現在阪急ではもっとも急いでいる路線とも言えるだろう(宝塚線・京都線はそれぞれの項を参照のこと)。
1968年より山陽電気鉄道との相互直通運転を開始したが、
1984年に六甲駅で発生した事故、1995年の阪神淡路大震災を機に
・・・かはわからないが(山陽へは6両編成しか乗り入れできず、混雑に対応できなかったという説もある)、1998年に相互直通運転を解消。
現在は山陽車は阪急神戸三宮まで、阪急車は阪急神戸高速線新開地駅までの乗り入れとなっている。
1995年の阪神淡路大震災では、今津北線・伊丹線とともに阪急電鉄路線内で特に大きな被害を被ることになるが
わずか5ヶ月弱で全線復旧させた(山陽電鉄線直通は大開駅の被害により2ヶ月ほど遅れる)。
現在では神戸高速鉄道と手を切り、神戸市営地下鉄と直通運転する計画があるが・・・
同じ阪神間を走る阪神電気鉄道と東海道本線は互いにライバル関係といえるが、
阪急と東海道本線が互いに見ることができるのは三宮近辺のみであり、阪神に至っては見ることができない。
アメリカやカナダへ行けば、三宮乗り入れ当時のポスター「阪急電車 大阪行は速い阪急25分」というプリントがされたシャツを着た人を見ることができるかもしれない。
このシャツはアメリカのとある恋愛映画に登場するヒロインがなぜか着用していたことで、フジテレビの「トリビアの泉」で取り上げられたりもした。
BSでは路線のほとんどが直線の単調なコース。しかし、そのためにドリフトで加速する場所が少ないので一度離されると距離を縮めるのは絶望的である。
脱線の危険のあるカーブは園田直後の左カーブ、西宮北口~夙川間の右カーブぐらいである。
CSでは前作と逆方向に走るのだが、どういうわけかキツいカーブがかなり増えている上、敵の8200が付かず離れずで食いついてくるのでドリフトがしにくい。そのためブレーキテクを磨ける絶好の場所になっている。
駅一覧(赤字は9で登場しない駅 ※は13で運転するが反対方向)
駅名 |
副駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
島式 |
梅田(現:大阪梅田) |
|
HK-01 |
阪急宝塚本線・京都本線、阪神本線、大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)御堂筋線・谷町線・四つ橋線、JR東海道本線・東西線・大阪環状線 |
● |
中津 |
|
HK-02 |
阪急宝塚本線 |
● |
十三 |
|
HK-03 |
阪急宝塚本線・京都本線 |
|
神崎川 |
|
HK-04 |
|
|
園田 |
|
HK-05 |
|
|
塚口※ |
|
HK-06 |
阪急伊丹線 |
|
武庫之荘※ |
|
HK-07 |
|
|
西宮北口※ |
阪急西宮スタジアム前 (現:阪急西宮ガーデンズ前) |
HK-08 |
阪急今津線 |
|
夙川※ |
|
HK-09 |
阪急甲陽線 |
|
芦屋川※ |
|
HK-10 |
|
|
岡本※ |
|
HK-11 |
JR東海道本線 |
|
御影※ |
|
HK-12 |
|
|
六甲※ |
|
HK-13 |
|
|
王子公園 |
王子動物園・王子スタジアム前 (当時あったかは不明) |
HK-14 |
|
|
春日野道 |
|
HK-15 |
|
● |
三宮(現:神戸三宮) |
|
HK-16 |
神戸高速鉄道東西線(現:阪急神戸高速線)、阪神本線、神戸市営地下鉄西神•山手線・海岸線、神戸新交通ポートアイランド線(ポートライナー)、JR東海道本線 |
● |
神戸高速鉄道南北線(現:神戸電鉄神戸高速線)
路線総延長 |
400m |
軌間 |
1067mm |
駅数 |
2駅 |
複線区間 |
全線 |
電圧 |
1500V(直流) |
閉塞保安方式 |
神鉄型ATS |
最高速度 |
80km/h |
12話で何度も運転…するはずが、ゲーム中ではなぜか一度だけ。
神戸高速鉄道が第三種鉄道事業者として保有し、第二種鉄道事業者として神戸電鉄が運行している。
神戸電鉄としての路線名は「神戸電鉄神戸高速線」であり、2010年10月からこの名前で営業されている。
すべての列車が有馬線に直通運転しており、同区間内を折り返す列車は存在しないが、あったところで需要は0に等しい。
最初からこんなルートで計画されていたわけではなく、当初は新開地なんか作らずに、湊川公園の東側から神戸駅に高架で乗り入れる計画だったほか
当時の国鉄東海道本線に乗り入れて三ノ宮方面に乗り入れる構想もあったらしい。
結局のところ実現したのは、名古屋市営地下鉄上飯田線のような何かである。
僅か1駅間の短い路線故、ゲーム中では5秒くらい、スペックが低いPCでも10秒程度で通過出来る。
駅一覧
駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
島式 |
新開地 |
KB01 |
神戸高速鉄道東西線(現:阪神神戸高速線・阪急神戸高速線) |
● |
湊川 |
KB02 |
神鉄有馬線、神戸市営地下鉄西神•山手線 |
● |
神戸電鉄有馬線
路線総延長 |
22.5km |
軌間 |
1067mm |
駅数 |
18駅(休止駅含) |
複線区間 |
湊川~有馬口 |
電圧 |
1500V(直流) |
閉塞保安方式 |
神鉄型ATS |
最高速度 |
80km/h |
12話で何度も運転…するはずが、ゲーム中ではなぜか一度だけ。
神戸電鉄の前身にあたる、神戸有馬電気鉄道が敷設した路線で、全区間が都市型ワンマン運転であることと急勾配が特徴。
本来有馬線は湊川駅が起点だが、神戸高速鉄道東西線の項でも述べた通り、すべての列車が新開地まで乗り入れている。
軌間を見て分かるとおり狭軌線路である。よって阪急等の車両は乗り入れできないのだが、このバトルでは乗り込んでいる。
線路が繋がっていまいがお構いなしの電車でDだが、軌道幅が異なるのはこの路線が初めてになる。
有馬線は部分的に50‰の急勾配が連続している為、京津線程ではないにせよ、ある程度のスペックの車輌が必要である。
もちろん阪急の車輛にはそんな装備はないが、神戸電鉄は阪急のグループ会社なので…
ゲームではほぼすべてのコーナーがドリフトorブレーキ必須のテクニカルコース。有馬線のバトル区間内は複線なので、バンバン複線ドリフトを使っていこう。
駅一覧(赤字はバトルで使用しない駅)
駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
島式 |
湊川 |
KB02 |
神戸高速鉄道南北線(現:神鉄神戸高速線)、神戸市営地下鉄西神・山手線 |
● |
長田 |
KB03 |
|
|
丸山 |
KB04 |
|
|
鵯越 |
KB05 |
|
|
菊水山 (現・廃駅) |
|
|
|
鈴蘭台 |
KB06 |
神鉄粟生線 |
|
北鈴蘭台 |
KB07 |
|
|
山の街 |
KB08 |
|
|
箕谷 |
KB09 |
|
|
谷上 |
KB10 |
北神急行(現:神戸市営地下鉄)北神線 |
|
花山 |
KB11 |
|
|
大池 |
KB12 |
|
|
神鉄六甲 |
KB13 |
|
|
唐櫃台 |
KB14 |
|
|
有馬口 |
KB15 |
神鉄三田線 |
|
新有馬 (現・廃駅) |
|
|
|
有馬温泉 |
KB16 |
|
● |
神戸電鉄三田線
路線総延長 |
12.0km |
軌間 |
1067mm |
駅数 |
10駅 |
複線区間 |
岡場~田尾寺 横山~三田 |
電圧 |
1500V(直流) |
閉塞保安方式 |
神鉄型ATS |
最高速度 |
80km/h |
12話で何度も運転…するはずが、ゲーム中ではなぜか一度だけ。
歴史的な話は有馬線と同時期に同じ会社が敷設したので、ほぼ変わらない。
有馬口~三田間が三田線になるが、有馬線と割と一体的に運用されており、ひとまとめに「有馬・三田線」と呼ばれることも。
有馬口を境に単線となっている。全線複線化の工事認可は取得しているものの、沿線開発をした結果地価が跳ね上がり用地買収が難しいこと
そして神鉄自身の財布に余裕がないことが理由で、一向に進んでいない。
かつては道場南口~三田間のホームの長さが1両分足りず、一部の列車を除いて道場南口で系統分断されていたものの
公園都市線(ゲーム未登場)の開業と共に横山~三田間を複線化、間の神鉄道場も橋上駅にしたので、4両編成が全区間を走るようになった。
路線名と駅名は「みた」ではなく「さんだ」。関東の人は注意しよう。
ゲームでは、前半の有馬線同様キツいカーブの多いテクニカルコースだが、単線区間はドリフトのできない低速セクションになるので、走る際には相手にケツからドカンとぶつけられないように。また、RS/SSをやった後はうっかり片輪ドリフトをしようとしないように。
渡り線や踏切が足りなかったりするが仕様である。
駅一覧
駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
島式 |
配線 |
有馬口 |
KB15 |
神鉄有馬線 |
|
Ⅴ |
五社 |
KB21 |
|
|
I |
岡場 |
KB22 |
|
|
◇◇ |
田尾寺 |
KB23 |
|
● |
Ⅴ |
二郎 |
KB24 |
|
|
I |
道場南口 |
KB25 |
|
|
◇ |
神鉄道場 |
KB26 |
|
|
I |
横山 |
KB27 |
神鉄公園都市線 |
● |
Λ |
三田本町 |
KB28 |
|
● |
I▢I |
三田 |
KB29 |
JR福知山線 |
● |
I▢I |
京急久里浜線
路線総延長 |
久里浜線:13.4km |
軌間 |
1435mm |
駅数 |
9駅 |
複線区間 |
堀ノ内~京急久里浜 京急長沢~三浦海岸 |
電圧 |
1500V(直流) |
閉塞保安方式 |
C-ATS |
最高速度 |
110km/h |
14、15で運転。
当時の大東急こと東京急行電鉄の湘南線の一部として横須賀堀内(現:堀ノ内)から久里浜の仮駅まで開業させたのが始まり。現在の形になったのは1975年のことになる。
路線名だけで見れば支線だが、京急本線の快特・特急の殆どは京急久里浜や三崎口を発着するので、実質こちらの方が本線のような扱いになっている。
全列車が各駅に停車する…が、2015年12月7日から三浦海岸始発で、本線の横須賀中央まで止まらない「モーニング・ウィング号」が
平日朝の上り方面2本のみだが運行を開始している。久里浜線内に通過駅を持つ営業列車ができるのは16年5ヶ月ぶり。
ほとんどの列車が快特か特急で、普通は平日のラッシュ時間帯しかない。中には久里浜線内のみで完結する各駅停車の特急なんていうものも。
ゲーム中では登場しない久里浜以南は単線区間もあり、速度はかなり控えめ。それでも一応最高速度は110km/h。いずれにせよD仕業では関係ないが。
当初は三崎口から先への延伸計画が存在し、三浦半島の南端にある三崎港の付近まで路線を伸ばす予定であった。
用地確保が困難なことから油壷までの延伸計画に短縮されたのち、こちらも建設が困難な状況になったことから現在は完全に凍結されている。
さらに途中で分岐して京急逗子線の新逗子までを結び三浦半島を一周する計画も存在したとか…。
駅一覧(赤文字はバトルで使用しない駅)
駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
島式 |
三崎口 |
KK72 |
|
|
三浦海岸 |
KK71 |
|
|
津久井浜 |
KK70 |
|
|
京急長沢 |
KK69 |
|
● |
YRP野比 |
KK68 |
|
|
京急久里浜 |
KK67 |
JR横須賀線 |
● |
久里浜工場信号所 |
- |
|
|
北久里浜 |
KK66 |
|
|
新大津 |
KK65 |
|
|
堀ノ内 |
KK61 |
京急本線 |
● |
京急本線
路線総延長 |
56.7km |
軌間 |
1435mm |
駅数 |
50駅 |
複線区間 |
全線 |
電圧 |
1500V(直流) |
閉塞保安方式 |
C-ATS |
最高速度 |
横浜~品川:120km/h 品川~浦賀:110km/h |
14,15で運転。
元々大師電気鉄道と湘南電気鉄道が開業させた別々の路線で、1941年に一つの会社になった。大師電気鉄道側は軌道線が由来で、住宅地のすぐ裏に敷設されていたりする。
横浜以北は首都圏屈指の高速コースだが、それ以外はコーナーやトンネルが連続し、最高速度も110km/hに落ちる。ただしゲーム中では高速区間も結構コーナーがきつめ。
本線のみという訳ではないが、逝っとけダイヤや浦賀サイドターンなど、有事の際の特徴的な運用で知られているが、住宅地裏手を120km/hで爆走するなど
普段からいろいろぶっ飛んでいる。ついたあだ名は「路地裏の超特急」「ハマの赤いあんちくしょう」。
本当は品川から浦賀までが本線だが、ほとんどの快特・特急は久里浜線に行くため、実質的には堀ノ内以南は浦賀線と言ってもいいかもしれない。
品川~泉岳寺間は支線という扱いになっており、起点はあくまで品川。
京急蒲田付近は漫画版が出た2004年頃はまだ高架化工事の開始直後(漫画内では蒲田付近の描写無し)だったが、ゲームでは工事が進んだ状態(進捗状況から2008~2009年頃と思われる)で再現されており、雑色~大森町間では建設中の高架線の下を走行する。
地主氏いわくあえて迫力のある工事中に変更したとのこと。
余談だが、京急の乗務員は各駅停車のことを清次のように「各停」とは言わずに「普通車」と呼ぶ。
駅一覧(赤文字はバトルで使用しない駅)
駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
島式(備考) |
浦賀 |
KK64 |
|
● |
馬堀海岸 |
KK63 |
|
|
京急大津 |
KK62 |
|
|
堀ノ内 |
KK61 |
久里浜線 |
● |
県立大学 |
KK60 |
|
● |
横須賀中央 |
KK59 |
|
|
汐入 |
KK58 |
|
|
逸見 |
KK57 |
|
|
安針塚 |
KK56 |
|
|
京急田浦 |
KK55 |
|
|
追浜 |
KK54 |
|
|
金沢八景 |
KK50 |
京急逗子線、横浜新都市交通(現:横浜シーサイドライン)金沢シーサイドライン |
|
金沢文庫 |
KK49 |
|
|
能見台 |
KK48 |
|
|
京急富岡 |
KK47 |
|
|
杉田 |
KK46 |
根岸線、横浜新都市交通(現:横浜シーサイドライン)金沢シーサイドライン |
|
屏風浦 |
KK45 |
|
|
上大岡 |
KK44 |
横浜市営地下鉄ブルーライン |
|
弘明寺 |
KK43 |
|
|
井土ヶ谷 |
KK42 |
|
|
南太田 |
KK41 |
|
|
黄金町 |
KK40 |
|
|
日の出町 |
KK39 |
|
|
戸部 |
KK38 |
|
● |
平沼(廃駅) |
- |
|
|
横浜 |
KK37 |
JR東海道線・横須賀線・湘南新宿ライン・京浜東北線・根岸線・横浜線 東急東横線、相鉄本線 横浜市営地下鉄ブルーライン、横浜高速鉄道みなとみらい線 |
● |
神奈川 |
KK36 |
|
|
仲木戸(現:京急東神奈川) |
KK35 |
JR京浜東北線・横浜線 |
|
神奈川新町 |
KK34 |
|
|
子安 |
KK33 |
|
|
京急新子安 |
KK32 |
JR京浜東北線 |
|
生麦 |
KK31 |
|
● |
花月園前 (現:花月総持寺) |
KK30 |
|
|
京急鶴見 |
KK29 |
JR京浜東北線・JR鶴見線 |
|
鶴見市場 |
KK28 |
|
|
八丁畷 |
KK27 |
JR南武支線 |
|
京急川崎 |
KK20 |
京急大師線、JR東海道線・京浜東北線・南武線 |
通過直後に留置線有 (ドリフト不可) |
六郷土手 |
KK19 |
|
|
雑色 |
KK18 |
|
|
京急蒲田 |
KK11 |
京急空港線 |
|
梅屋敷 |
KK10 |
|
|
大森町 |
KK09 |
|
|
平和島 |
KK08 |
|
|
大森海岸 |
KK07 |
|
|
立会川 |
KK06 |
|
|
鮫洲 |
KK05 |
|
● |
青物横丁 |
KK04 |
|
|
新馬場 |
KK03 |
|
|
北品川 |
KK02 |
|
|
品川 |
KK01 |
東海道新幹線、JR東海道線・横須賀線・山手線・京浜東北線 |
|
泉岳寺 |
A-07 |
都営地下鉄浅草線 |
|
近鉄奈良線
路線総延長 |
26.7km |
軌間 |
1435mm |
駅数 |
19駅 |
複線区間 |
全線 |
電圧 |
1500V(直流) |
閉塞保安方式 |
近鉄型ATS |
最高速度 |
105km/h |
16、17で運転。
1914年に大阪電気軌道の最初の路線として開業。生駒山系を迂回している片町線・関西本線に対抗すべく、大阪と奈良をほぼ最短距離で駆け抜けるルートで建設された。
かつてはほとんど併用軌道と言える長さおよそ800mの「踏切」が存在したことで有名。
清次が言う通り、山越え路線だがタイトと言うほどのコーナーが無い路線。その代わり30‰台の急勾配が連続する瓢箪山を超える為、車窓の変化に富む。
原作では東花園~河内花園間の水平変位でJR2000系が吹っ飛んでバトルが終了するが、実際には当たり前だが普通に線路が敷設されている。
ゲーム中では八戸ノ里から高架になっているが、現在はゲームより高架化工事がさらに進行し、東花園から高架になっている。
土讃線スペシャルをはじめとしたイベントを消化する関係で、結構線形が歪められている。近鉄奈良~新大宮間と新生駒トンネル、今里~鶴橋間が極端に長かったりするのはそのせい。
一体的に運用されており、布施を起終点とする列車も存在しないので間違われやすいが、布施~大阪上本町間は大阪線の複々線を間借りしており、また大阪上本町~大阪難波間は後述する難波線である。ミナミ直結を活かして、かつてバブルの残り香があったころまでは京都発大阪難波(当時は近鉄難波)行きという特急があったとかなかったとか。
駅一覧
駅名 |
副駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
島式 |
近鉄奈良 |
|
A28 |
|
|
新大宮 |
|
A27 |
|
|
大和西大寺 |
|
A26 |
近鉄京都線・橿原線 |
|
菖蒲池 |
|
A21 |
|
|
学園前 |
帝塚山学園前 |
A20 |
|
|
富雄 |
|
A19 |
|
● |
東生駒 |
帝塚山大学前 |
A18 |
|
● |
生駒 |
|
A17 |
近鉄東大阪線・生駒線・生駒鋼索線 |
● |
石切 |
|
A16 |
|
|
額田 |
|
A15 |
|
|
牧岡 |
|
A14 |
|
|
瓢箪山 |
|
A13 |
|
|
東花園 |
近鉄花園ラグビー場前(現:花園ラグビー場前) |
A12 |
|
|
河内花園 |
|
A11 |
|
|
若江岩田 |
|
A10 |
|
|
八戸ノ里 |
|
A09 |
|
|
川内小阪 |
大阪商業大学前 大阪樟蔭女子大学前 |
A08 |
|
|
河内永和 |
|
A07 |
|
|
布施 |
|
A06 |
近鉄大阪線 |
● |
近鉄難波線
路線総延長 |
2.0km |
軌間 |
1435mm |
駅数 |
3駅 |
複線区間 |
全線 |
電圧 |
1500V(直流) |
閉塞保安方式 |
ATS-SP |
最高速度 |
80km/h |
16、17で運転。
何度も難波へ延伸しようとしては阻まれてきた近鉄だが、大阪万博開幕日に難波線が開業したことで、念願の難波乗り入れを果たす。
全線が大阪市営地下鉄千日前線と並行する地下路線で、結構地下深くに建設されている。それどころか地下鉄よりも下。
大阪線というよりは、大阪線に乗り入れる奈良線の延伸のような扱いを受けている。そのため伊勢志摩、名古屋方面の特急を除くすべての列車が奈良線との直通運転を行っている。
特急は近鉄日本橋を通過し、それ以外は全て近鉄日本橋に停車する。ある意味覚えやすい停車駅パターンである。
難波線内のみで完結する列車は存在しない。それを示すかのように、駅にも「奈良線ホーム」とか書いてあったりする。利便性のためとはいえ、公式で違うこと書くのはどうなの…
京阪本線では両端が地下だから普通にバトルできないとか沙雪が言っていたが、ここではそんなことお構いなし。近鉄上本町からのトンネルドンがどこに流れるかは不明。
余談だが、下り列車は大阪難波を始発とするが、難波線の起点は大阪上本町となるため、難波線内では「起点に向かって下る」という逆転現象が起きる。
2009年からは阪神なんば線が開業し、近鉄と阪神との相互直通運転が開始されている。ここから阪神~山陽電鉄~神戸高速線と通ることで、中里のアーバンライナーも正式に阪急へ乗り入れられるようになった。
駅一覧
駅名 |
副駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
近鉄上本町 (現:大阪上本町) |
近鉄百貨店前 |
A03 |
近鉄大阪線、大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)谷町線・千日前線 |
近鉄日本橋 |
|
A02 |
大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)堺筋線・千日前線 |
近鉄難波 (現:大阪難波) |
|
A01 HS41 |
大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)御堂筋線・四つ橋線・千日前線、南海本線・高野線、JR関西本線、阪神なんば線(当時未開業) |
阪急千里線
路線総延長 |
13.6km |
軌間 |
1435mm |
駅数 |
11駅 |
複線区間 |
全線 |
電圧 |
1500V(直流) |
閉塞保安方式 |
阪急型パターンATS |
最高速度 |
80km/h |
18、19で運転。
1921年に当時の北大阪電気鉄道が、東海道本線の旧線跡を利用して十三~豊津~千里山を段階的に開業させたことが始まり。
2年後に新京阪鉄道へ譲渡されると、淡路~天神橋間が開業し、この区間が実質的な千里線のメインルートとして扱われる。
戦後、宝塚線の混雑を解消するためこの路線を延伸することになり、ルート変更や免許破棄など紆余曲折を経て、千里山から南千里、北千里と段階的に延伸していった。
1969年に天神橋が大阪市営地下鉄堺筋線との直通運転のため地下化、天神橋筋六丁目に改称されたことで、現在とほぼ同じ形になる。
千里丘陵に広がる千里ニュータウンの通勤・通学路線であり、千里から乗り換えなしで北大阪、南大阪のどちらへも行けるのが大きな特徴。
大阪万博開催時には万国博西口駅を設置し、エキスポ準急など各線から万博来場者向けの臨時列車が運転されるなど、万博アクセス路線としての役割も担っていた。
豊津~関大前を中心に、北大阪電気鉄道が建設した区間は急なカーブも多い一方で、新京阪が建設した区間は高架がほとんどで線形もよく
踏切が全くない代わりに阪急唯一の山岳トンネルが存在する。この区間ではよく新車や検査明けの車両が勾配起動などの試運転をすることも多い。
淡路駅では京都線と平面交差している。そのため京都線の列車を待つために北千里、天神橋筋六丁目のどちらの方向からでも信号待ちを余儀なくされる。
それどころか、北千里方面から天六、天下茶屋方面に運転される列車は、駅手前でも駅停車中もひたすら待たされる。
2018年度末を目安に全線開通を目指すJRおおさか東線とは淡路駅で乗り換えを行うため、将来的には立体交差にする予定…
だったが、阪急側は当初の2020年より完成が7年遅れることになり、完成予定は2027年になっている。まだ伸びそう。
淡路以南、堺筋線方面に平日朝夕と土休日の日中に準急が、行楽シーズンに直通特急が運転される以外は全線を通して普通列車のみの運転。
7両編成は堺筋線方面には入線しないため、淡路~北千里間のみで見ることができるほか、クロスシート車の9300系や6300系は入線しない。
これまた千里線内で完結する列車はほとんどないが、自動放送や地下トンネル、発車メロディの有無などから、直通先の堺筋線と同一視する傾向はあまり見られないように思う。
…が、ゲーム中では池谷が千里線をガン無視して同一視してしまっている。しっかりしろ、阪急の乗務員。
駅一覧(赤字はバトルで使用しない駅)
駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
島式(備考) |
北千里 |
HK-95 |
|
|
山田 |
HK-94 |
(旧:大阪高速鉄道)大阪モノレール線 |
|
南千里 |
HK-93 |
|
|
千里山 |
HK-92 |
|
|
関大前 |
HK-91 |
|
|
豊津 |
HK-90 |
|
|
吹田 |
HK-89 |
JR東海道本線(ただし遠い) |
|
下新庄 |
HK-88 |
|
|
淡路 |
HK-63 |
阪急京都本線 |
|
柴島 |
HK-87 |
|
通過後に地下線 (ドリフト不可) |
天神筋橋六丁目 |
K11 |
大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)谷町線・堺筋線 |
地下線 |
大阪市営地下鉄堺筋線(現:Osaka Metro堺筋線)
路線総延長 |
8.5km |
軌間 |
1435mm |
駅数 |
10駅 |
複線区間 |
全線 |
電圧 |
1500V(直流) |
閉塞保安方式 |
WS-ATC |
最高速度 |
70km/h |
18、19で運転。
1969年に天神橋筋六丁目~動物園前間が開業、1993年に天下茶屋まで延伸されて全通した。
ちょくちょく線内折り返しの列車もあるが、多くの列車が阪急千里線に直通する。
当初は南海と乗り入れるか阪急と乗り入れるか決まっていなかったが、大阪万博が開催されるため阪急との乗り入れに決定。
ゲーム中とは(当然だが)異なった方法で双方ともに乗り入れさせることを計画したこともあったらしい。
大阪市営地下鉄で唯一、リニアモーターカーでも第三軌条でもない路線であり、また全駅で乗り換えが可能になっている。
この他、多くの駅で乗り換え路線よりも上を通り、ホームが地下1階に多いのも特徴。この堺筋線の存在のおかげで、阪急の車輌は大阪市中心部を南北に横断する唯一の存在になっている。
車庫は堺筋線にはなく、代わりに阪急京都本線の相川~正雀間を間借りして東吹田検車場を設置している。
そのため、仮に阪急がストライキで止まっても堺筋線が動いている限り、阪急の運転士は堺筋線車両の出入庫運用をこなさなければならない。
延伸工事で中途半端に南海天王寺支線の跡地を使ったことが一因で赤字が続いていたが、2008年についに黒字になった。
御堂筋線、谷町線に続いて三線目で、のちに中央線、四つ橋線が続く。実際の利用者はあまり間違えないだろうが、天神橋筋六丁目以北は阪急の路線である。
駅一覧
駅名 |
副駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
天神筋橋六丁目 |
|
K11 |
大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)谷町線、阪急千里線 |
扇町 |
|
K12 |
JR大阪環状線(天満) |
南森町 |
|
K13 |
大阪市営地下鉄谷町線、JR東西線(大阪天満宮) |
北浜 |
|
K14 |
京阪本線・中之島線(なにわ橋) |
堺筋本町 |
船場(東) |
K15 |
大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)中央線 |
長掘橋 |
|
K16 |
大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)長堀鶴見緑地線 |
日本橋 |
|
K17 |
大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)千日前線、近鉄難波線・奈良線(近鉄日本橋) |
恵美須町 |
日本筋橋 |
K18 |
阪堺電気軌道阪堺線 |
動物園前 |
新世界 |
K19 |
大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)御堂筋線、JR大阪環状線・関西本線(新今宮) 南海本線・高野線(新今宮)、阪堺電気軌道阪堺線(南霞町) |
天下茶屋 |
|
K20 |
南海本線・高野線 |
南海本線
路線総延長 |
64.2km |
軌間 |
1067mm |
駅数 |
42駅 |
複々線区間 |
難波~住ノ江 |
複線区間 |
住ノ江~和歌山市 |
電圧 |
1500V(直流) |
閉塞保安方式 |
ATS-PN |
最高速度 |
110km/h |
18、19で運転。
歴史はなんと阪急より古く、難波~堺間は阪堺鉄道(阪堺電気軌道ではない)が、堺~和歌山市間は南海鉄道(南海電気鉄道ではない)が1880年代に開業している。
このうち阪堺鉄道は鉱山鉄道の車両やレールを払い下げられており、軌間838mmという他では聞いたことのないようなものであった。
阪和線とは阪和電気鉄道時代から競合しているが、かつてはともに南海に所属していた時期があった。現在も後述の関西空港線の存在を考えると、JRと南海はそこまで仲が悪いわけではなさそうである。
空港へ向かう「ラピート」と、和歌山市に向かう「サザン」の二本の有料特急を擁している。このうち、サザンは自由席車両として一般車が増結される。
またラピートはゲーム中で登場するほか、いろいろコラボをやっていることで有名。全体的に直線が多く、特別ネックになるようなコーナーも無いので線形は良い。しかし最高速度は110km/h。
ゲーム中では南海本線走行中が一番セリフが少なく、暇になってしまう区間である。思い切って、イベントの発生する泉佐野まで各駅停車で運行するというのも面白い。とはいえ暇だからと言ってドリフトしっ放しだと、松ノ浜の離線で引っかかるので要注意。
ちなみに原作で登場後、羽衣~高石間、松ノ浜~泉大津間はそれぞれ高架になっている。後者はゲーム中で工事中の仮線を走行する(工事中の高架線も再現)。
当然だが、実際の天下茶屋に南海本線と堺筋線の連絡線は存在しない(そもそも軌間が違う)。実際のあの場所には、普通に南海の線路が敷いてある。
駅一覧(赤字はバトルで使用しない駅)
駅名 |
副駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
島式(備考) |
難波 |
|
NK01 |
大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)御堂筋線・千日前線・四つ橋線、近鉄難波線、JR関西本線、阪神なんば線(当時未開業) |
|
今宮戎 |
|
NK02 |
|
|
新今宮 |
|
NK03 |
JR大阪環状線・関西本線、大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)御堂筋線・堺筋線、阪堺電気軌道阪堺線 |
|
萩ノ茶屋 |
|
NK04 |
|
|
天下茶屋 |
|
NK05 |
大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)堺筋線 |
発車直後右車線に転線しないとアウト |
岸里玉出 |
|
NK06 |
南海高野線・汐見橋線 |
複々線、内線のみドリフト可 |
粉浜 |
|
NK07 |
|
同上 |
住吉大社 |
|
NK08 |
阪堺電気軌道上町線、阪堺線 |
同上 |
住ノ江 |
|
NK09 |
|
● |
七道 |
|
NK10 |
|
● |
堺 |
|
NK11 |
|
● |
湊 |
|
NK12 |
|
● |
石津川 |
|
NK13 |
|
|
諏訪ノ森 |
|
NK14 |
|
|
浜寺公園 |
|
NK15 |
阪堺電気軌道阪堺線 |
|
羽衣 |
|
NK16 |
南海高師浜線、JR阪和線羽衣支線(東羽衣駅) |
|
高石 |
|
NK17 |
|
|
北助松 |
|
NK18 |
|
|
松ノ浜 |
|
NK19 |
|
● |
泉大津 |
|
NK20 |
|
● |
忠岡 |
|
NK21 |
|
|
春木 |
|
NK22 |
|
|
和泉大宮 |
|
NK23 |
|
|
岸和田 |
|
NK24 |
|
|
蛸地蔵 |
|
NK25 |
|
|
貝塚 |
|
NK26 |
水間鉄道水間線 |
|
二色浜 |
|
NK27 |
|
|
鶴原 |
|
NK28 |
|
|
井原里 |
|
NK29 |
|
|
泉佐野 |
|
NK30 |
南海空港線 |
● 右車線で進入するとアウト |
羽倉崎 |
|
NK33 |
|
|
吉見ノ里 |
|
NK34 |
|
|
岡田浦 |
|
NK35 |
|
|
樽井 |
|
NK36 |
|
|
尾崎 |
|
NK37 |
|
|
鳥取ノ荘 |
|
NK38 |
|
|
箱作 |
|
NK39 |
|
|
淡輪 |
|
NK40 |
|
|
みさき公園 |
|
NK41 |
南海多奈川線 |
|
孝子 |
|
NK42 |
|
|
和歌山大学前(当時未開業) |
ふじと台 |
NK43 |
|
|
紀ノ川 |
|
NK44 |
南海加太線 |
|
和歌山市 |
|
NK45 |
南海和歌山港線、JR紀勢本線 |
|
南海空港線
路線総延長 |
8.8km |
軌間 |
1067mm |
駅数 |
3駅 |
複線区間 |
全線 |
電圧 |
1500V(直流) |
閉塞保安方式 |
ATS-PN |
最高速度 |
110km/h (空港線連絡橋上120km/h) |
南海本線の泉佐野から分岐して、関西国際空港へのアクセスを担う路線。ラピートは全列車が乗り入れ、駅番号は本線の泉佐野から引き続いている。
りんくうタウン~関西空港間はJR関西空港線と線路を共用している。なので阪和線の遅れがダイレクトに繋がる路線でもある。
また共用区間の多くを占める関西国際空港連絡橋で強風が観測されたり関空橋にタンカーが衝突したりすると、運転を見合わせることがある。
JR関西空港線には「シャトル」という線内完結の普通列車が存在するが、この南海空港線にも線内完結の普通列車が存在する。時間帯は主に早朝や深夜で、平日は夕方にも運転される。
当初、ラピートはりんくうタウンを通過していたものの、2003年から同駅に停車を開始。これにより、定期の営業列車は空港線の全駅に停車することになる。
りんくうタウンは南海の線路がJRの線路を挟み込み、関西空港では西側に南海、東側にJRがそれぞれ別れ、別々のホームに入線する構造になっている。特にりんくうタウンから乗る場合は間違えないように。
ドラマティックモードではよほどのことがない限り関西国際空港連絡橋でラピートとすれ違い、自車が方向転換する。関西空港まで運転したい場合はフリーモードで行うこと。
駅一覧(赤字はバトルで使用しない駅)
駅名 |
駅番号 |
乗換路線 |
泉佐野 |
NK30 |
南海本線 |
りんくうタウン |
NK31 |
JR関西空港線 |
関西空港駅 |
NK32 |
|
基本的に駅名や副駅名は駅名板に準じています。
最終更新:2023年02月17日 00:27