弐之宮 晶(にのみや あきら)

  • 性別:両性
  • 所持武器:素手
  • 攻撃力:1 防御力:15 体力:8 精神力:3 FS「罪の意識」3

特殊能力『THE JUDGE』 発動率:73% 成功率:100%

【効果】体力6ダメージ:70
【タイプ】瞬間型
【スタイル】アクティブ
【対象】隣接1マス内一人:1.2
【時間】一瞬:1

【消費制約】永続行動不能:40
【FS】3

【効果数値】
70×1.2×1×=84
【発動率】
(100-84+40)×(1+3×0.1)=72.8→73%

隣接1マス内の任意一人に体力6ダメージ与える能力です。

【能力原理】

相手の痛覚を直接刺激する能力。
最大出力で放てば常人は死に至る。

しかし、もの凄く集中力を使うので動けなくなってしまう。

キャラクター説明

弐之宮晶は弐之宮財閥の頭首である。
品行方正で誰にも平等で優しく非の打ち所の無い、完璧な人間。
自身の性別や家にも特に悩んでおらず、端から見れば魔人に覚醒するようなタイプの人間ではない。
では何故、彼女は魔人に覚醒したのだろうか。
それは彼女の妹の死によるものである。

晶が小学生の時に生まれてくるはずだった妹は死産した。
当時、小学生だった晶はその死を深く悲しんだ。
もし、これが普通の死産だったのなら晶は魔人として覚醒する事は無かった。
しかし、そうではなかった。

その真実を知ったのは中学二年生の時。晶は弐之宮家にある因習を知ったのだった。
弐之宮家はふたなりこそ選ばれた存在であると言う選民思想を持っており、
ふたなりしか一族と認めない掟が存在したのである。
そのふたなりへの執着は生まれてくる子供がふたなりではなかった場合、間引く程である。
そう、生まれてくるはずだった妹は普通の女性だったのだ。結果、間引かれた。
妹が間引かれていた事をを知った晶は七日七晩泣き続けた末にこう思った。
「あの子を殺した御爺様達にあの子と同じ苦しみを・・・・・・」
その瞬間、弐之宮晶は魔人として覚醒した。

魔人として覚醒した後、晶は己に能力を発動させた。
妹を守ることの出来なかった自分自身への罰としての行動だった。
結果、晶は生きていた。
そして、弐之宮家の他の者にも能力を使ったが誰も耐える事が出来なかった。
この能力が晶の考えた“殺される赤子の痛み”だとするのなら、
弐之宮家の罪に耐えられるのは晶しかいなかったという事になる。
以降、晶は弐之宮家の頭首となるのだった。
当初、中学二年生の晶が頭首となる事で財閥が傾くと思われたが、
晶の超人的な経営手腕によって財閥はより大きくなったのだった。


余談だが、晶は魔人に覚醒してから古きモノに対して強い反発心を持つようになった。
今回の戦いに参加した理由もそういった古参への感情によるものである。


最終更新:2011年06月12日 22:58