~STORY~


第8次ハルマゲドンは生徒会の勝利により幕を閉じた。
それから数カ月、希望崎学園では1年の夢岸徹が
先の戦いで戦死した生徒会長、乙無 靴音の後を継ぎ
生徒会長代理として学園の秩序を維持していた。
希望崎学園は夢岸の奮闘により穏やかな日常を取り戻した。
学園の生徒達はいつまでもこの平和が続くことを願ったが、
中には学園をまとめ上げる夢岸を疎ましく思う者達もいた。
何年も留年を繰り返し、学園を影から支配する上級生達、通称『古参』──

時は2014年6月──

「どうやら生意気な一年坊主がいるらしいな。」
「俺達を差し置いて学園で好き勝手に振る舞うとはいい度胸だぜ。」
「期待のルーキーだか何だか知らんが、ずいぶんと偉そうじゃないか。」
「誰がこの学園の真の支配者か、ハッキリと教えてやる必要がありそうだな!」

夢岸と古参のいがみ合いはやがて夢岸を支持する下級生と古参を支持する上級生達の対立を引き起こし、
さらには両者の仲立ちをしていた一人の女子生徒、山乃端一人が暗殺されたことにより学園を二分する抗争へと発展した。

両軍がまさに激突しようとしたその時、そこに現れた新校長江田島!!
「話は聞かせてもらった。この勝負、この江田島平八郎忠勝が預かろう」
「希望崎に伝わる伝統の決闘法、覇竜魔牙曇(ハルマゲドン)によって見事決着を付けてみせいッッッ!!」

学園史上類を見ない、上級生と下級生の血で血を洗う仁義なき戦いが今、始まる!!──
最終更新:2011年05月24日 01:07