諸語須川てけり

  • 性別:女性
  • 所持武器:髪の毛(触手)
  • 攻撃力:9 防御力:1 体力:13 精神力:2 FS「反逆」5

特殊能力『オールドワンズの衰退』 発動率:55% 成功率:100%

【効果】体力8ダメージ:90

【タイプ】瞬間型
【スタイル】アクティブ
【対象】周囲1マス敵全員:2.1
【時間】一瞬:1

【消費制約】自分死亡:50
【非消費制約1】新参狩りキャラクターにのみ有効:0.6
※GK註:判定基準としては、能力原理かキャラクター説明に「新参を狙い撃つ」
「新参に攻撃する」のような新参を意識した表現が含まれていれば全てアウト(対象)、
全く関係ない内容になっているキャラクターはセーフ(対象にならない)となる。
【FS】5

効果数値:113.4
計算式:(100-113.4+50)x1.5=54.9→55%

【能力原理】

てけりは新しいことに挑戦する人を迫害してくる輩に強い敵愾心を持つ。
髪の毛(触手)を鋭く伸ばし、そのような敵の心臓を貫き殺す。
「老害は滅殺♪」

キャラクター説明

諸語須川てけりは母親の顔を知らない。父は地質学者であり、母親の情報を聞いても
父は一切話してくれない。唯一の情報は父が酔っぱらった時にいつも話す信憑性の低いほら話しかなかった。
地質の研究者である父は、古い地層の調査にて氷の中に閉じ込められた美女と出会っ
たという。美女は透き通る肌をした、不定形のアメーバのような生物だったとも言っ
ていた。そして二人は恋に落ち、生まれた愛の結晶がてけりだと言うのだ。
てけりは何度も同じ話をきいていたが、まるっきり
その話を信じていなかった。

てけりは父が好きだった。普段、生真面目で寡黙だが酒が入ると途端におしゃべりに
なる父が好きだった。いつも自分を本当に大切にしてくれている父が大好きだった。

そんな父がある日、爆破テロの被害に遭って死んだ。
父は地底から半永久的にエネルギーを取り出すプロジェクトのメンバーだった。
その理論は昔から証明されていたが、ずっとエネルギー施設の建設が不可能と考えられていた。
しかし、近年、魔人と異能を用いればエネルギー施設の建設が可能ということ
がわかり、予算が組まれた。そのプロジェクトが動き出したばかりの時に爆破テロが起こった。
高い知能を持つてけりは独自に捜査をし、犯人をつきとめた。
テロは魔人撲滅派の犯行だった。このプロジェクトで莫大な資金が魔人側に流れることを阻止したい
魔人撲滅派が、このエネルギー施設で既得権益を失う者らと手を組み、着工前の現場を爆破したのだった。
現場で調査をしていた父は、運悪くそのテロに巻き込まれて、一緒に仕事をしていた魔人達もろとも死んだ。
だれもが笑って暮らせるようになるはずの計画はこうして永久的な凍結を余儀なくされた。

てけりは許せなかった。
自分の利を守るためだけに魔人を認めようとせず迫害する奴らが。
人々の生活が豊かになる仕事をしていると誇らしげに語る父を殺害した、
政財界の支配階級の連中が。
てけりは、どうしても許せなかった。
そして、てけりは、「自らの命と引き換えに老害を皆殺しにする」能力の魔人に覚醒した。

てけりが自らに課した使命は「復讐すること」。
まず手始めとして、名を変えて教師をやっているというテロの実行犯を殺すため、私立希望崎学園にてけりは入学した。
そして入学早々に一年VS三年の抗争に巻き込まれるのであった。

――てけりが自身の出生の秘密を知るのは、また別のお話である。


最終更新:2011年06月13日 00:31