中学校まるごと1校を受け入れ、困難な生活をしている中学生の皆さんにできるだけ震災前に近い学校生活を提供します
東北地方太平洋沖地震の影響で学校に登校できなくなった生徒を支援するため、中学校まるごと1校を受け入れ、困難な生活をしている中学生の皆さんにできるだけ震災前に近い学校生活を提供します。
期間 | 平成23年4月からおおむね1年間(短期間も可) |
対象者 | 1学年1学級規模の中学校生徒(最大60名程度)同学校の教職員の同行を原則とします。(10名程度) |
詳細リンク
熊本県人吉市ホームページ 集団疎開支援絆プロジェクト
関連ニュース
熊本県人吉市は東日本大震災の被害を受けた岩手、宮城、福島の3県から中学校1校の集団疎開を、1年程度受け入れる方針を決めた。生徒規模60人までの学校を迎える。市は「教師や生徒の家族の受け入れも相談に応じたい」としており、住居や食事の費用約5千万円を全額負担する。
市の担当者は「教師や教科書の問題があるので、学校を丸ごと受け入れようと考えた。珍しい試み」としている。
市によると、2年前に閉校した市内の旧人吉看護専門学校の校舎と寄宿舎を活用。7階建ての寄宿舎にはワンルームタイプの部屋が60室あり、シャワーやガス、エアコンも備え付けてある。
同校は現在、独立行政法人「年金・健康保険福祉施設整理機構」が所有しているが、市は集団疎開に使いたいとの意向を国に伝え、既に内諾を取り付けたという。
【東日本大震災】熊本・人吉市 被災県の中学1校集団疎開受け入れ方針 - MSN産経ニュース http://t.co/ILhfgZZ (2011.4.1 11:53)