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「馬鹿と天才は紙一重」(2011/04/23 (土) 00:37:18) の最新版変更点
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数十分してから、ノワールは塔の近くまで来てみた、結構な距離があったのだがノワールにしてはちょうどいい
準備体操ぐらいにはなったというところだった
塔の周りには誰もいる気配はなかった、だが…隠れている可能性がある、慎重に進むことにした
「…ん?なんであるかこれは…」
黒いバックが無造作に捨ててあったのを見た、どうやらこれはノワールと同じように支給されている物が入っているカバンのようだった
あたりには血のにおいが漂っている、まだ新鮮な血のにおいがしているのを感じノワールは誰かいることに気付いた
そして何気なく草むらを見てみると…そこには、無残に殺された高科奈桜の死体が転がっていた
腕や足はなく目も拳銃で撃ち抜かれた後があった、周りには血の後がこびりついているのを見た
「これは酷いであるな…成仏しろである」
適当に高科奈桜の死体を見た後、何か残っていないかを探してみた…するとふと死体のポケットの中から写真があったのを見た
写真には奈桜らしい人物だけでなく他にも黒髪の少女と金髪の少女が仲良くならんで写真を撮られていた
「写真であるか、吾輩には関係ないことであるが……」
「お願い…します………」
ふと奈桜から立ち去ろうとした時だった、ノワールは何か声が聞こえたので一度立ち止まり回りを見てみた
だが誰もいる気配はなかった、空耳だろうかと思いすぐに立ち去ろうとしたが…
「待って……くだ…さい……」
やはり声がする、誰かいるのだろうか…?
「誰であるか!?吾輩を呼ぶのは!」
ノワールは少し怒りを込めて周りを見ていた、すると…ふと奈桜の死体のほうに目を向けると
魂らしきものが残っていた、それを善人の魂と呼べる存在だった
残っている善人の魂から声が聞こえてきたのだ…
「あの…お願いします…」
「なんであるか?少しは話しを聞いてやるである」
「よかったです!まさか…殺されるだなんて思っていなかったんですよ!」
「で、さっさとなんか言いやがれである」
「あ…じゃあ言いますね、私の死体についている写真を取ってあの子に渡してくれませんか?」
「これと…これであるか?」
ノワールは奈桜の死体から写真を取り魂に見せてみた
「ええ、それです!あの子は黒髪で私と同じ制服を着ていますからわかりますよ!」
「同じ制服であるか?」
「お願い…します…あの子は…悪くないんです、あの子に殺されたんですけど…悪いのは私ですから…お願いです…あの子に………」
「お…おい!待つである!吾輩に命令するとは……」
魂はそう言い終わった後に消えてしまった、多分成仏したのであろう…ため息を吐いた後ノワールはしょうがなくその人物を探すことにしたが
ふと思い出したのだった、その人物の名前がわからなかったことに気がついた…。
「しょうがないであるな、まあ吾輩に期待をかけているのであろう!きっといいことがあるである!」
意気揚々に出発しノワールはだんだんと塔の近くに近寄って行った……。
塔の近くまでたどり着いた時だった、ノワールは塔を見上げてすぐに背伸びをした
多分戦いが始まるかもしれない…そう思ったその時だった
渇いた拳銃の音が響いた、誰かに拳銃で撃たれたが幸いかすり傷で済んだ
「………(そ…そんな…間一髪だけど…避けた…)」
「ほう…吾輩にそんなことをするのであるか…いい度胸をしているであるな!」
ノワールは機嫌が悪くなり拳銃を持っている人物、さらを睨みつけた
さらは恐怖に包まれたような表情でノワールを見た、怖い…バトルロワイアルだなんて
これはやはり夢なんかじゃなかった
「震えた状態で銃など構えても…吾輩を殺すことなどできんである」
「…っ…!」
怖がりながらも拳銃をノワールに向けて発射した、だがノワールの姿がいきなり消えた
さらはどこに奴はいるのかをだが…のど元に刃物らしきものを押しつけられているのがすぐに分かった
ノワールは体を武器に変形できる能力を持っている、武器の種類は爪、そして自分の体の一部分を武器に返れることもできる
指の部分を爪のように鋭くなったのをさらののど元に当てている
「一歩でも動くと貴様ののどをかっ捌くである、それが嫌ならば…」
「…………」
「がたがたに震えているであるな、まあいい…ひとつ、許してやろうである…その代わりに…貴様は今から吾輩の奴隷である!」
「え……?」
「今ここでネズミのように死ぬか…それか奴隷として生き伸びるか、どっちがいいであるか…?イエスかはいで答えるである」
「……(今…拒否をしたら…殺される…だけど、人を信じることだなんて…)」
さらは少し考えていると、のどの近くに針で刺された痛みに感じた、少しでも手を近づけるとのどを貫通してしまうだろう…
「どうするであるか?」
「っ……わかった……」
「それでいいのである!吾輩はノワール:シャマシュ!覚えておけ!」
「…………」
新しい仲間というか近いいいかたをすれば奴隷と言えばいいだろうか…ノワールはさらを捕まえて盾みたいに使おうと意気揚々になった
というか彼自身、奈桜に言われた言葉をすぐに忘れていたのは言うまでもなかった…
そして二人は塔の中へと入って行った…。
【場所・時間帯】
G5・朝・塔の近く
【名前・出展者】ノワール・シャマシュ 魔王武器職人専門学校
【状態】肩にかすり傷
【装備】無し
【所持品】
ビン(中に善人の魂が入っている) 写真
【思考】
バトロワのことをデスサイズになるための試練だとか色々勘違いしている
とりあえず目的を妨げる奴は容赦しない
さらを利用する気満々である
奈桜に言われたことをすっかり忘れている
【場所・時間帯】
G5、朝、塔の近く
【名前・出展者】
芳月さら@パワプロクンポケット10、バットエンドの状態の彼女です
【状態】
心が病んでいる(人間不信が続いてるため近寄るとかなり疑心暗鬼になります)
そしてこのバトロワを夢だと思っている
現在ノワールに命を預かられている
【装備】
拳銃
【所持品】
剣(奈桜から取った物、一応鞘の中に入れている)
【思考】
1.人を信じることはできない
2.もうどうでもいい
3.奈桜を殺したことをどうと思っていない(夢での出来事だと思っているため)
4.とりあえず塔へ向かおう、話しはそれからだ
5.ノワールに捕虜というか奴隷にされた、どうしよう…
前の話
|037|[[「目的」 シスコン]]|
|037|[[「目的」 三人組]]|
次の話
|039|[[【財宝ハンター、出会う】]]|
数十分してから、ノワールは塔の近くまで来てみた、結構な距離があったのだがノワールにしてはちょうどいい
準備体操ぐらいにはなったというところだった
塔の周りには誰もいる気配はなかった、だが…隠れている可能性がある、慎重に進むことにした
「…ん?なんであるかこれは…」
黒いバックが無造作に捨ててあったのを見た、どうやらこれはノワールと同じように支給されている物が入っているカバンのようだった
あたりには血のにおいが漂っている、まだ新鮮な血のにおいがしているのを感じノワールは誰かいることに気付いた
そして何気なく草むらを見てみると…そこには、無残に殺された高科奈桜の死体が転がっていた
腕や足はなく目も拳銃で撃ち抜かれた後があった、周りには血の後がこびりついているのを見た
「これは酷いであるな…成仏しろである」
適当に高科奈桜の死体を見た後、何か残っていないかを探してみた…するとふと死体のポケットの中から写真があったのを見た
写真には奈桜らしい人物だけでなく他にも黒髪の少女と金髪の少女が仲良くならんで写真を撮られていた
「写真であるか、吾輩には関係ないことであるが……」
「お願い…します………」
ふと奈桜から立ち去ろうとした時だった、ノワールは何か声が聞こえたので一度立ち止まり回りを見てみた
だが誰もいる気配はなかった、空耳だろうかと思いすぐに立ち去ろうとしたが…
「待って……くだ…さい……」
やはり声がする、誰かいるのだろうか…?
「誰であるか!?吾輩を呼ぶのは!」
ノワールは少し怒りを込めて周りを見ていた、すると…ふと奈桜の死体のほうに目を向けると
魂らしきものが残っていた、それを善人の魂と呼べる存在だった
残っている善人の魂から声が聞こえてきたのだ…
「あの…お願いします…」
「なんであるか?少しは話しを聞いてやるである」
「よかったです!まさか…殺されるだなんて思っていなかったんですよ!」
「で、さっさとなんか言いやがれである」
「あ…じゃあ言いますね、私の死体についている写真を取ってあの子に渡してくれませんか?」
「これと…これであるか?」
ノワールは奈桜の死体から写真を取り魂に見せてみた
「ええ、それです!あの子は黒髪で私と同じ制服を着ていますからわかりますよ!」
「同じ制服であるか?」
「お願い…します…あの子は…悪くないんです、あの子に殺されたんですけど…悪いのは私ですから…お願いです…あの子に………」
「お…おい!待つである!吾輩に命令するとは……」
魂はそう言い終わった後に消えてしまった、多分成仏したのであろう…ため息を吐いた後ノワールはしょうがなくその人物を探すことにしたが
ふと思い出したのだった、その人物の名前がわからなかったことに気がついた…。
「しょうがないであるな、まあ吾輩に期待をかけているのであろう!きっといいことがあるである!」
意気揚々に出発しノワールはだんだんと塔の近くに近寄って行った……。
塔の近くまでたどり着いた時だった、ノワールは塔を見上げてすぐに背伸びをした
多分戦いが始まるかもしれない…そう思ったその時だった
渇いた拳銃の音が響いた、誰かに拳銃で撃たれたが幸いかすり傷で済んだ
「………(そ…そんな…間一髪だけど…避けた…)」
「ほう…吾輩にそんなことをするのであるか…いい度胸をしているであるな!」
ノワールは機嫌が悪くなり拳銃を持っている人物、さらを睨みつけた
さらは恐怖に包まれたような表情でノワールを見た、怖い…バトルロワイアルだなんて
これはやはり夢なんかじゃなかった
「震えた状態で銃など構えても…吾輩を殺すことなどできんである」
「…っ…!」
怖がりながらも拳銃をノワールに向けて発射した、だがノワールの姿がいきなり消えた
さらはどこに奴はいるのかをだが…のど元に刃物らしきものを押しつけられているのがすぐに分かった
ノワールは体を武器に変形できる能力を持っている、武器の種類は爪、そして自分の体の一部分を武器に返れることもできる
指の部分を爪のように鋭くなったのをさらののど元に当てている
「一歩でも動くと貴様ののどをかっ捌くである、それが嫌ならば…」
「…………」
「がたがたに震えているであるな、まあいい…ひとつ、許してやろうである…その代わりに…貴様は今から吾輩の奴隷である!」
「え……?」
「今ここでネズミのように死ぬか…それか奴隷として生き伸びるか、どっちがいいであるか…?イエスかはいで答えるである」
「……(今…拒否をしたら…殺される…だけど、人を信じることだなんて…)」
さらは少し考えていると、のどの近くに針で刺された痛みに感じた、少しでも手を近づけるとのどを貫通してしまうだろう…
「どうするであるか?」
「っ……わかった……」
「それでいいのである!吾輩はノワール:シャマシュ!覚えておけ!」
「…………」
新しい仲間というか近いいいかたをすれば奴隷と言えばいいだろうか…ノワールはさらを捕まえて盾みたいに使おうと意気揚々になった
というか彼自身、奈桜に言われた言葉をすぐに忘れていたのは言うまでもなかった…
そして二人は塔の中へと入って行った…。
【場所・時間帯】
G5・朝・塔の近く
【名前・出展者】ノワール・シャマシュ 魔王武器職人専門学校
【状態】肩にかすり傷
【装備】無し
【所持品】
ビン(中に善人の魂が入っている) 写真
【思考】
バトロワのことをデスサイズになるための試練だとか色々勘違いしている
とりあえず目的を妨げる奴は容赦しない
さらを利用する気満々である
奈桜に言われたことをすっかり忘れている
【場所・時間帯】
G5、朝、塔の近く
【名前・出展者】
芳月さら@パワプロクンポケット10、バットエンドの状態の彼女です
【状態】
心が病んでいる(人間不信が続いてるため近寄るとかなり疑心暗鬼になります)
そしてこのバトロワを夢だと思っている
現在ノワールに命を預かられている
【装備】
拳銃
【所持品】
剣(奈桜から取った物、一応鞘の中に入れている)
【思考】
1.人を信じることはできない
2.もうどうでもいい
3.奈桜を殺したことをどうと思っていない(夢での出来事だと思っているため)
4.とりあえず塔へ向かおう、話しはそれからだ
5.ノワールに捕虜というか奴隷にされた、どうしよう…
前の話
|037|[[「目的」 シスコン]]|
|037|[[「目的」 三人組]]|
次の話
|039|[[【財宝ハンター、出会う】]]|